「『sumika』~10th Anniversary THE MOVIE~」 

「『sumika』~10th Anniversary THE MOVIE~」 

映画館で観ることが出来てよかった。

 

ライブ会場で「ひさしぶり!」と再会を喜びあえるあの瞬間のように、遠い場所にいる友人も、まだ会ったことがない同志も、みんな、それぞれが全国各地の映画館で14:00になるのを心待ちにしているのを想像するだけで胸が高鳴ったから。

大切な友人たちとsumikaの映画が上映されるということに改めてわくわくしながら色んな話をして定刻を待った。
大きなスクリーンに映る映像や、スピーカーから流れてくる耳馴染みの良い、何万回も聴いた愛おしい声に想いを馳せられてよかったと心の底から思う。

 

タオルを両手に握りしめながら聞いた彼の声は、あったかい素敵な声だったし、キュッと目尻を下げて笑う顔を、相変わらずすきだなあと思った。いい意味でどこまでも変わらない空気感と温度感を纏う4人の姿をぎゅっと抱き締めながら、スクリーンを眺めて。
きっとこうやって変わらない想いを抱きながら、わたしはわたしの人生を歩んでいくのだと思った。それと同時にsumikaがわたしの人生を彩ってくれるのだとつよく確信した。

だってさ〜〜〜〜!!!もうさ〜〜!
こんなに嬉しいことってなかなかないよね。


「帰ってきたい」「帰りたい」場所があるということも、「会いに行きたい」ひとがいるということも。聴きたい声が、聴きたい歌が、音が、あるということがうれしい。
ほんわりと灯るオレンジ色の灯りを目指して正しくまっすぐ歩いていけば辿り着ける場所が、開けっ放しにしてある扉から顔を出せば「おかえり」「ただいま」と言い合える場所が、わたしにはあるんだなあ。

ひとつひとつのsumikaと一緒に共有してきた時間、ライブ、音楽、その他もろもろ。そういうのひっくるめたぜんぶのたいせつな「記憶」が寄り添ってくれる限り、きっと前をむいて歩んでいけるのだと思う。

 

「これからも想像し得ないようなポジティブもネガティブも沢山あるでしょう。だけど一緒にいたら大丈夫だと僕は信じています」「忙しくても握った手は離さないように、日々を共に生きていきましょう」

(片岡健太さんInstagram

嬉し涙を啜りながら、このnoteを書いていたら健太さんのインスタが更新されていて、読み進めていったら、これですよ。何度も何度も読み返した。美しくて、やさしくて、なにより力強い。もうこんなんプロポーズですやん……ほんとうに……ほんとうにさあ!一撃必殺。やられました。完敗です。もはや勝てたことなどないのですが。

こころのど真ん中に投げてくれるその真摯さや優しさに甘えてしまうばかりでくやしくなることもあるけれど、だからこそわたしは感情を陳腐でも、拙くても、言葉が圧倒的に足りなくても、必死に嘘偽りなくまっすぐ綴った言葉でだいすきを伝えたいと思うんだよなあ。ていねいに寄り添ってくれるその愛には、おんなじようにていねいに、だいじに、おもいきりわたしの想いを乗せたいと思うから。

sumikaに出会えてよかった!」

いつも出会ってくれてありがとうと言ってくださるたびに、それはこちらの台詞でもあるんだよと思う。sumikaに出会えてほんとうによかったよ、sumikaと出会えた人生はわたしの誇りだよ。これからの未来だって、おんなじようにね。


ハッピーエンドのその向こう側を一緒にみたい。
「喜びや悲しみや苦しみも全部持って 憧れも、羨みも隠さずに持っていって」と歌ってくれるあなたたちと一緒に。離せといわれても離せないよねえ、出会っちゃったからさあ。もう、こんなにだいすきになって、わたしの人生の一部になっちゃったからさあ。
大きすぎる愛に触れるたびに、その熱さに、ぬくもりにくらくらしてしまう。愛されすぎている気がしてしまう、でもうぬぼれなんかじゃないんだよなあ、不思議な話。両思いですね、ほんと困っちゃう。(黙らないよ)

 

すきだよ、だいすきだよ、ってそればっかりで嫌になっちゃうね。でも、何度だって伝えたい。たくさんたくさんありがとう。わたしはsumikaが、だいすきです!
映画を観終わってから、ずっとそれだけを考えています。どうやったらこの気持ちを返せるのかなあとか、ああ、いまやっぱり、どう考えても世界でいちばんしあわせだなあとか、そんなことばかりを。

 

エンドロールまで一瞬たりとも気を抜かずに観ることが目標だったのに、どうにも涙が止まらなくて画面を観られなかったところが多かったので映像化をこっそり……いや、熱烈に希望することにして。
以下、覚え書きのような、メモのような、叫びをぶら下げておきます。おぼろげな記憶の糸を手繰り寄せながら書いているのでまちがっているところがあるかもしれないし、セリフは全部ニュアンスです。



ネタバレもあるのでお気をつけくださいませ。

 

sのところを持ってしまった残念さが私らしい

sumikaって、誠実なひとたちのあつまりすぎない……??あと4人ともいい男だよなあ……sumikaっていいバンドだよなあ、としみじみ。なんかさあ、もうそれしか言えないターンがあって。というかそれしかなくて。2時間15分ずっと、いいなあ、そこがすきだなあ、すきだよなあ、すてきだなあ、はあ、すきだなあ、と思っていた。語彙力がないのがバレる。

 

・「10年という月日の流れの中にさまざまな苦難や困難に遭遇するたびに、もがき、ぶつかりながらも歩みをとめずにここまでたどり着いた」みたいなドラマティックともいえるsumikaの歴史という側面と、地続きにある「何気ない日常」というか、「ふだんのsumika」があらゆるシーンから滲むのが良かった。合間に合わさるライブ映像もね。全部ひっくるめて、sumikaの軌跡だもんね。オフショットやメイキング動画のようなものから零れる人柄とか、関係性とか、仲の良さや信頼関係の強さとかそういう諸々が見えるたびに、あたたかい雰囲気のチームだなあとまたsumikaチームのこと、4人のことをすきになった。

 

・「sumikaはそこにいる人じゃなくてそこに宿る意志」っていう言葉はじゅんちゃんの言葉だったんだなあとその文字をなぞっていた。

・それぞれが、自分のターニングポイントについてや、楽器との出会い、音楽との出会いについてを話すシーンがたっぷりあった。真面目に話すひと、茶目っ気たっぷりにエピソードを混じえるひと、それぞれの「らしさ」が存分に出ているのが良いなあと思って聞いていた。ラグビーに明け暮れていたともさん、かっこいい。
その過程の中で出会った「ひと」の視点で語られる、メンバーの話も、そのエピソードも、すごく素敵でね。やっぱり人生において「どんな人に出会うか/出会わないか」ってメインテーマなんだよなあと思うなどしたよ。

 

いしわたり淳治さんに教わった「1から10まで全部を書くのは作文、歌詞は1から10あるうちの4の部分を書いてその前後、過去や未来を想像できるようにする」「まだ言葉になっていない感情を言葉にするのが歌詞を書くということ」という旨の話は、なるほど、と思ったし、興味深かった。「言葉と心」の歌詞みたいだよね。芯の部分というか骨格の部分が変わらないから安心するし、いいなあと思う。変化するのが当然なのだけれど、変化するために変化しない部分があるという強さよ……。


健太さんの「言葉の力」について、語られていたと思うのだけれど、ほんとそうだよなあと頷きながら聞いていた。何度も救われてきたその言葉が取り繕われたものではなく、嘘偽りなくただわたしにだけ届けばいいと思って紡いでくれているのだということがありありと伝わってくるその言葉。真摯に、あきらめずに、腐らずに、向き合い続けてきた結果の集合体なんだなあと思った。

 

・スタジオライブ、とにかくめっっっっちゃくちゃ音が良い。とにかく音が良い。さすがスタジオ。健太さんの歌声もやわらかく、甘いかんじなのがとても素敵だったしね、あとあと各曲のアレンジも素敵なの……!夏に聴く「ソーダ」はやっぱり格別だなあ。スタジオライブについてはまた別記事が書きたいくらいですわ……!

 

・4人それぞれのルーツを深掘りしたり、それぞれの印象をメンバーそれぞれが言い合ったりするインタビュー映像が主だったのだけれど、前のバンドまで遡ってどんなふうにsumikaとして活動するようになったか、という話から10年を語っていた。各々のイメージを言い合っているのも、それぞれの視点から語られるその話しぶりというか声色?がとってもすてきですきだったな〜!

banbi時代の話や、じゅんちゃんとおがりんがどんなふうに加入したかという話は片岡さんの著書「凡者の合奏」でていねいに語られていたこともあって、sumika10年の歴史や軌跡を、本のページを捲るようにひとつひとつエピソードを交えて、4人が話すたびに頭に浮かぶ情景があったのがとてもよかった。
それと、健太さん視点で語られていたその場面を、ともさん、じゅんちゃん、おがりん視点で語られていたのもまた新鮮で。「えーーー、そんなエピソードが!」と思うところもたくさんあったよ!(わたしがぽんこつすぎて忘れていただけの可能性もある)

 

・おがりんをsumikaに誘うときに健太さんとおがりんがサシ飲みしたときのエピソード、めちゃくちゃかわいかったね……!おがりん視点で語られるお手紙のエピソード、めちゃくちゃかわいい。(当時のお手紙の写真まで!じゅんちゃんのお手紙、噂のプーさん🍯🧸)

お手紙はガムテープぐるぐる巻きの話もしてた!「だれにもみられたくなかったんでしょうね、健太さんはワンチャン見るかもしれないって思ったのか、ガムテープぐるぐる巻きで」

「中身を読んでみたら、語尾が全部"ござる"だったの。"sumikaを一緒にやりたいでござる"って」じゅんちゃんは恥ずかしがり屋なところがあるから、面と向かって真剣なトーンで言うのは恥ずかしかったのかもと話す時のおがりんの顔がとってもすきでした。

あと、ともさんの「大きなステージに立てたら、そのときは乾杯しよう」ってお手紙に書いていたというエピソードは既出ですか?初出し?(どっちにせよかっこよすぎて声が出そうでした、あぶない、映画館で叫ぶところだった。応援上映だったら、たぶん笛を吹くかカスタネットを叩いていたと思う。 )

ZEPPでライブができるようになった頃に荒井さんがだれもいないフロアに俺を呼び出して。なんだろって思ったら"おがりん、遅くなってごめん。一緒に乾杯しよう"ってポッケから缶ビールを出してくれたのは、さすがにグッときましたね……」

ぎゃーーーーーーーーかっこいい!!!

キャプテン!!!!!ともさん!!!!かっこよすぎない??約束を守る男、そして、タイミングといい、なにからなにまで粋だよ、かっこいい……ポッケからビールも、ライブ後のフロアで二人っきりで乾杯もドラマのワンシーンみたいで、こういうのを「エモい」というのでしょうか……?めっちゃ、すきだった、ここのふたりの関係性……

 

・おがりんの第一印象を話す時の健太さんとともさんのトーンも、ちょっと照れくさそうなおがりんもよかったなあ。「逸材」「エリート」って褒め称えられたあとの顔、いとおしすぎる。もう一回見たいので絶対に円盤化して欲しい。(ずっと言ってる)

 

・この辺りからずっと記憶が怪しい。全然時系列に並んでいないけれど、ともさんの周りはずっと賑やかで楽しくて笑顔が溢れているという旨のことをじゅんちゃんが言った時に涙がどばどばあふれだしてもうだめだった。(序盤も序盤ですよ…)じゅんちゃんの太陽のようなあの眩しい笑顔を浴びて、そのかわいさに倒れそうだった。じゅんちゃんとともさんの戯れ、ふたりでぎゃはぎゃは笑ってるのほんとにだいすき!かわいくて!

 

・「じゅんははじめてできたバンドの後輩。だから可愛がりたいって思うのかなあ」って話してる時にながれている動画、めっちゃかわいかった。目尻下がっちゃうなあ。

 

・要所要所出ててくる「明日晴れるさ」のエピソードを丸ごと全部抱きしめたい。機材車で順番にメンバーを送っていく時道順の関係で最後がおがりんになることが多くて、車内でじゅんちゃんとおがりんがいろんな話をしていたということ。そのときに、こんな曲があってとsumikaのメンバーに聞いてもらう前にデモテープを先に聞いてもらったこと。それから、これは健太さんのnikkiにも書かれていたエピソードではあったけれど、じゅんちゃんと健太さんが居酒屋に行って、おたがいにつくった曲をイヤホンで聞かせあったこと。その曲が「明日晴れるさ」と「まいった」だったこと。「最高……!」「いい曲……!」とべろべろに酔っ払ったふたりがいたということ。

なんというか、そういう曲にまつわるエピソードや背景がちらりと見えるたびにわたしの中の大切フォルダがまたひとつ増える気がしてたまらなくなる。曲には自分なりの、わたしだけの、特別な思い入れがたくさん含まれているけれど、それとはまた違った方面の思い入れがふえていく感じがして。たいせつが増えていくのはうれしい。忘れたくないことばっかりだね。忘れたくない。

 

・「べろべろに酔っ払ったふたり、どう考えても可愛いなあ〜」ってにこにこで聞いていたらじゅんちゃんがからっと笑いながら「ふたりでべろっべろに酔っ払って、それからちゅーしました!へへ、おじさんはねえ、酔っ払ったらちゅーしちゃうんですよ〜」って言うもんだから、思わず泣き笑いした。なんなんだよ〜〜〜そのかわいいエピソード〜〜〜〜!何回も読み返したい〜〜〜!
「ちゅーした!おじさん酔っ払ったらちゅーしちゃう」ってケラケラ笑いながら言えるじゅんちゃんって、ほんとうにチャーミングだなあってこちらは泣き笑いですよ……なんか、こういうエピソードがほかにも映画の中にちょこちょこあって、そのたびにほっこりしながらも涙が止まらなくて。あーーー、じゅんちゃーーーーん!!!!!すきだよーーーー!!!!

・書いていて「これ、書き終えるの無理じゃね?」と思っているのだけれど、なんとか記憶を掘り起こして書いています。捏造していたらごめんなさい。先に謝っておくスタイル。書きながら泣いちゃうから、要所要所でふざけていくスタイル。

 

・健太さんの声が出なくなったときのおはなし、何度聴いても胸が詰まる。好きなのに、できない。やりたいのに、できない苦しさってえもいえないと思うし、想像を絶することだからこそ。でもそこで、決まっているライブを3人でやると決めたsumikaの強さや覚悟も凄くて。相互の想いがギチギチに詰まっていてたまらなくなった。健太さんがいつ帰ってきても大丈夫なように、と住処を守る決意をした3人のLINEグループ「三人集まったら文殊の知恵」(LINEグループの名前…いとおしいよ…)の話も、ともさんが健太さんの実家に突撃した話も、めちゃくちゃすてきだったね。

健太さんの様子を見に、こっそり内緒で訪問したのに最終的にともさんと健太さんのお父さんがお酒を酌み交わしてべろべろになって帰るくだりがすきすぎて何回でも聞きたいエピソードだった……「何しに行ったんだろって感じだったんですけどねえ」かわいい。嬉しかっただろうなあ、健太さん。手巻き寿司の話も何度も聞きたいし、「帰ってきた時に音楽はもういいやって思うかもしれないけれど、それでもいいから片岡さんと一緒になんでもいいからまたやりたかった。農業とかねえ?ほら、なんでもあるじゃないですか」ってじゅんちゃんが話していたエピソードも真空パックしてぎゅっと抱きしめていたいくらい好き。

 

音楽とかバンドとかもうそういう垣根を越えてほんとうに「家族」なんだなあ。そういうの抜きにして一緒にいたい、なにかやりたい、と思える人間同士の繋がりって確固たるものだなあと思う。つよいなあ。そんな人に生きているうちに会えることだって、あたりまえじゃない、すごい確率なわけで。偶然じゃなくて必然で運命みたいな、その縁がさ〜〜〜!!?羨ましくなっちゃうな、素敵すぎて。

 

・「入ったばかりのメンバーがメインボーカルをやるっていう孤独」の話もおがりんが「メインボーカルではなくなるときの葛藤」を話していた話もグッときた。
「片岡さんが、最終日の公演10分前にメールをくれて。"俺も一緒にうたうね"って。それまではぜんぜんそんなのなかったのに、最終日に。いちばんここ(ステージ)に居たかっただろうに」とエピソードを話していらして、お互いがお互いのことを想うその気持ちの大きさや、包み方がやさしくてすてきだなあと思った。

いろんな出来事の積み重ねでいまがあるとはいえ、その積み重なった出来事ひとつひとつの重み……おがりんが「昔のライブ前はここにいる全員くらってやるとか、俺が一番歌が上手い、とか、そんな感じでめらめらしていた」という旨の話もされていたよね……!いろんなフェーズを経ていまのおがりんがいるんだなあ。

葛藤や苦しみや痛みもぜんぶぜんぶ飲み込んで乗り越えて、何度倒れても、めげずに立ち上がる人間の強さって凄い。あと、努力を重ねられるその姿や生真面目さ、尊敬しかない。かっこいいね。大きなステージが似合うと思うというその言葉を胸に走り続けてきたというおがりん、ほんとそう思う。似合うよ、とっても。

 

・もうそろそろ6000文字なんだけど、全然語り足りていないの大丈夫そう?とりあえず円盤になったら、同時鑑賞会をして、「ここ好きなの!」「わかる!」って語り合おうね、みんな。いまうろ覚えで書いているから、ちゃんとした言葉をそのまま写経したい気持ちが溢れている。

 

・何度も語られる記憶の話。わたしはそのたびに音楽の栞の話を思い出す。コロナ禍、あの「伝言歌」に何度救われたことか。ほんとうに、記憶がいつでもわたしのことをひょいっと掬いあげてくれるんだなあ。頼もしくて、その逞しさに触れるたび、背筋が伸びる。わたしももっとかっこよくなりたいと思う。好きがつのるねえ〜

 

・スタジオライブのセトリ、ほぼ思い出せないのだけれど(ぽんこつ)「明日晴れるさ」と「ここから見える景色」がうれしくってうれしくって、大泣き。大切にとびきり綺麗なリボンをかけたみたいな、やさしさに満ちているよね。歌詞ひとつひとつ、音ひとつひとつ、に寄り添いていねいに、演奏されるさまが、ほんとうにうつくしくて。その映像だけはやけに鮮明に思い出せる。わたしの中のハイライトだったんだろうなあ。


ここから〜はroof sessionとして活動していたときにも歌っていた曲で、今日はゲストメンバーに力を借りて。演奏しますと言ってらしたのもおんなじように記憶に残っている。しかしこのあたりからなんの記憶もないんだな。泣きすぎて。
雨天決行はずっとわたしの特別。あとさ〜〜、「天井が高いステージが似合う曲」って言われた「明日晴れるさ」をハマスタで歌うの、グッとくるよね……

 

・だめだ、いいたいことがありすぎる。また円盤化したら、話そうね!!!みんな!!!(何回言うねん)
名古屋の「伝言歌」もハマスタのスタオバも、何度観てもグッとくるね。だいすきな、だいすきなsumikaのライブだ。

 

映画を観ながら、色んな場面でこころが震えてこぼれる大粒の涙が頬を伝うたび、やっと泣けたなあと思った。

あの日からじゅんちゃんのことや、自分が思っていることを言葉にしようと、書いては消して書いては消している。どうしても、ぴったりくる言葉が見つからなくて、そのたびにもどかしくってたまらなくて、まるでじぶんが仄暗い海の底に落ちていく気分になっていた。


でもいまはたぶん、これからずっと、この先もそうなんだろうなあと開き直っている。
向き合い続けることはやめない。でもこの感情はわたしだけのものだから、わたしが大切にしてやらなければどうするんだ、と思っているし、このどうにもならない虚しさとか、とてつもないさみしさとか、あとは、ものすごくいとおしいと恋焦がれてしまうきもちとか、そういうあらゆるすべてをひっくるめて、引き連れて生きていくことにした。

それがわたしなりの「ハッピーエンドの迎え方」で、「前の向き方」なんだよ。わすれない、わすれてなんてやらない、わすれてやるもんか。だって、代わりなんていないんだもの、仕方ないでしょう?だいすきでごめんね、きっとこれからも。

 

sumikaと一緒に、どんな手を使ったとしてもハッピーエンドを迎えられるように、わたしはこれまでの記憶だってぜったいぜったいぜったい忘れないんだから。本に挟むように、ひとつひとつの「記憶」と「思い出」に挟んだ大きな栞をひとつ残らず、たいせつにするんだから。

 

たとえどんなことが起きようとも、わたしがsumikaとともに過ごしてきた7年間はしあわせで溢れていたよと胸を張って言える。なにより、「ありがとう、いつも言葉にしてくれて」と思う。そして当たり前かのように、「続ける」という選択をしてくれてありがとう。当たり前なわけないのに、からっと晴れた声で言ってくれてありがとう。「続けていくことがなによりの目標」だと、変わらず言い続けてくれてありがとう。

 

その言葉がわたしにとっての祈りであり希望であり灯りです。伝わってくる熱量も覚悟もぜんぶぜんぶいまだきしめています。

 

音楽は作って終わりではなくて、届けて、届けた先でそれぞれが受け取ってくれたことで広がりを生んでいくと。sumikaはもうじぶんたちだけのものだけではないと届けてくれた言葉を胸に、わたしは、これからもsumikaの音楽を真正面から全力で受け取っていきたいし、声や想いで返したいと思う。相思相愛の、あの空間で。

「ただいま」「おかえり」が響き合うあの場所で。

 

おめでとう!ありがとう!sumikaがだいすきです!何度言っても足りないから、何度だって言うよ、だいすきです!とびきりの愛を込めて。

back number 「in your humor tour 2023」備忘録

back number 「in your humor  tour 2023」に行ってきました!

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オブジェもフラッグもかわいい!

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1か月前に友人が「back numberが京セラドームでライブをするんだよ」と教えてくれ速攻でチケットを申し込んだ。最終一般のようなものの締切が当日で「それは、行くしかないだろう……?」と。この日は、京セラドームの上段。上から数えた方が早い座席からライブを観た。

この世の大多数は「巡り合わせ」でできていると思っていて。……いやあ、いきなりなんなんだ?という話なのだけれど、昔から結構本気でそう思っていて。巡り合わせ、縁、タイミングみたいなものを大事にしているからこそ、このタイミングでライブがあるということを知ったのも、長年好きだったもののなかなかタイミングが合わず、満を持して参加出来たのが今回のワンマンライブだというのも。

全部全部自分にとってこれ以上ない最高の巡り合わせなのだなあと思っているのですよ……!

まあ、セトリを見たら、「昨年のツアー行きたかったな!?」とか「なんでこのツアーに行かない選択をしたんだ!?」とかぐだぐだいいはじめてしまう気もするんですがね。(言っていることに一貫性がないことで有名です)

とにもかくにも、「ユーモア」というアルバムがわたしにとってとても大切なアルバムになったので、それも併せて記録しておきたくてこのブログを書いています。(またしても前置きが長くなってしまったぜ……。最近のライブレポが全部「後半に続く」で終わっていて、永遠に続いていないのでこのブログこそは書き終えたいと思っています。いつも思っては、いますよ)

 

ここからはセットリストに触れることもあると思いますので、閲覧の際はご注意くださいませ〜!

 

 

 

 


私が会場に入ったのは、30分前。客入りBGMは邦楽のバンドのものが多かった。私が入ったときに流れていたのは、ハンブレッダーズ、sumika、マカロニえんぴつ、ストレイテナー

自分たちの好きな曲や、自分たちにまつわる曲や、仲の良いバンドや親交のあるバンドの曲を選んでいるのかなあなどと推察していたのだけれど、やっぱりここでsumikaが流れていたことに勝手にグッときて、開演前に既に泣きそうになっていた。

同時にライブハウスみたいだとも思った。あの雰囲気がライブハウスの客入りBGMみたいで。ドームだろうが、アリーナだろうが、「いつも通り」なのだろうなと、そんなところからも伝わってくる。

そして、ストレイテナーの「Graffiti」の音がどんどん大きくなって暗転。

大きな拍手に包まれている会場に現れた3人とサポートメンバーの3人。計6人が京セラドームの大きなステージに集まってくると、依与吏さんがギターを携えて何度も聴いた大好きなフレーズをギターの音色と共に放った。幕開け感がすごいよ〜!

まるで夕焼け空のようなやさしさが詰まった「アイラブユー」渇いた心にじわじわ染み込んでくるのがあまりに心地良かった。どこにも夕焼けや夕方は描かれていないのだけれど、わたしはいつもこの曲を聴くと夕方のちょっぴりさびしくなるあの感じと、ぽつぽつ家に灯りがついているのを見て早くお家に帰ろうと思うあの感じを思い出す。「どれも些細で頼りない決意で 僕の世界の模様はできている」っていう歌詞がずっと好きで!

踏切の音と駅前のパン屋を並べるところも、街中で君のことを思い出して会いたくなるのも、めちゃくちゃすきだ…きっと家に帰る道のりにあるんだろうなあ。

そんな感じで、ほっこりしていたら5秒後には「大不正解」のイントロが流れてきて思わず拳を突き上げてしまった。感情の浮き足立ち方がすごい。こういう雰囲気のback numberがめっっっっちゃくちゃ好きで、ちょっぴりダークで仄暗い感じがたまらなかった〜!サビの一拍前の空白の瞬間に、客席の方を見ながら右手をあげる依与吏さんが好きすぎて刺ささっちゃうよね……煽り方が好き……そりゃわたしも迷わず右手をあげますわ……好きのボルテージ急上昇。

気がついたときにはもうすでに踊らされているというか、踊るしかないって思わせられるのはすごいし、身体が自然と揺れるからいいなあと思う。あと、冒頭のリフが爆裂にかっこいいですね!?!?耳から離れないあの特徴的な爆発力がすごいリフ。

あとねえ、ドーム公演はどうしても音割れが気になるんだけれど、全然気にならなかったなあ…音作りが好きだ。

そして3曲目で「SISTER」ヤッター!聴きたかったんだ〜!嬉しい〜!と飛び上がったよ!

「降りかかった憂鬱は洗ったって落ちてはくれなくて」っていう比喩がめちゃくちゃ好きでさ……。「地下鉄の窓に映り込む 疲れ切った逆さの君が 君の為にこの歌を歌ってる」って……もうそんなの歌われちゃあ、泣いちゃうよな……このフレーズに何度も救われて、報われたもの。頑張れなんて言わないのに、言われていないのに。もうちょっとだけやってみるかあ、って思えるのが不思議で。「わたしが費やしたすべてが報われるときがくるのかもしれない」って光の先に走り出そうって思えるのが不思議で。すごく、好きな曲です。僕は知っているからって言ってもらえる心強さったらないですしね。照明とかなんにも覚えていないのだけれど、きっと眩い光に包まれていたと思います。

 

あの、レポではなく備忘録というか、私の感想を書き綴っているだけなので……すみません…有益な情報がない……いつものことながら。


そして、このへんでMCがあった気がする。もうちょっとあとだった気もするな。まあ、このへんです。MCももちろんニュアンスです。

 

「自分でチケットをゲットしてここに来た人もいるだろうし、中には連れてこられた人も……ね、そりゃあいるだろうから。まあ、アルバムの曲だけじゃなくてそういう人も知っていそうな曲もやります!だから、なんにも知らなかったなあってなることはないはず!!!!!」ってユーモアを交えつつお話されていて、会場の空気がほわんと緩むのがよかった。

ここじゃなかったのかもしれないけれど、依与吏さんが「京セラドームっていうこんなに大きなところでライブをするわけですが。まあ、場所や大きさや集客数みたいなものは全然関係なくて。キャパが大きいからとか集客が多いからとかそういうのじゃなく、とにかくいつも通り通常運転。懸命にライブをするのみ」みたいなことをおっしゃっていて、その言葉どおりのライブだなあと思ったのよ。

ドームならでは、って感じでめちゃくちゃスクリーンもおっきいし、照明も綺麗!上段から観ていたからこそ、その美しさにうっとりしたんだけれど、ステージに灯るライトを見ながらやっぱりライブハウスみたいなんだよなあとも思って。不思議だよね。

とにかく粛々と誠実に、まっすぐ楽曲を演奏する。そのシンプルさというか……真摯さがすてきだった。

自分たちがやりたいことはなんなんだ?を突き通しているところがいいなと思ったんですよね。

楽しい、だけじゃなくてあらゆる感情を動かせるようなそんなライブにと言ってらしたことも。back numberの楽曲そのものに揺らされる感情は、決して「楽しい」「嬉しい」だけではなく。そういう通常の人間活動では表出しないようにしているものもさらけ出して良いと言われているようで、信頼しかないなと思った。

「こじまぁ〜とくりはらぁ〜もいるよねえ〜?!?」って独特のテンションで和也さんと寿さんのことを紹介するのも良かった。とにかく緩い。居酒屋かな?みたいなテンションのMC。もうこの時点で「すきだろこんなの…」となっている私。ちょろすぎる。

和也さんは「ユーモアというアルバムが出来て、それをやっと直接届けられる日が来て嬉しい。どんな風に届くのか、どんな風に演奏できるのか、楽しみ」と仰っていたし、寿さんは「とにかく素敵な最高な1日にしましょう」と。おふたりとも、ビジョンに映るたびにめっっっっちゃくちゃいい顔をされていて素敵だったな〜!

そしてここで、「秘密のキス」アルバム冒頭の曲ですね。はじめて聴いた時から、わたしのすきなback numberが詰まっている!と楽しみにしていた曲のひとつ。歌詞にそれこそ「ユーモア」がたっぷり。ダブルミーニングや韻もたっぷりで、歌詞を読むたびにわくわくする。

騒々しい/期待できない/アイデンティティで韻を踏んだあと「出来もしない韻踏んだって僕の価値は上がったりしないね」がいちばんすきなところ!きらめき溢れる音が、いいなあと思う。恋がはじまるときのわくわく感がたっぷり詰まっていて、それをドラマの第1話、オープニングって表現する歌詞のセンスも、甘酸っぱさもいいんだよね〜!

そして「クリスマスソング」「ハッピーエンド」と続いていく。クリスマスソングはイントロの時点で、拍手が起こっていて認知度の高さを実感したし、なによりこの曲を聴きたい!と思っていたであろう、このイントロを待ち侘びていた観客のワクワク感が伝わってきてわたしもわくわくしてしまった。ハッピーエンドは、ひとつひとつ歌詞を拾い上げては切なさで胸がいっぱいになった。何度聴いてもこの主人公に自分を重ねて胸がキリキリするし、2番の思い出を並べていくところがめちゃくちゃすき。いろんなことを想像させる、その描写がすごいなあって。「泣かない私に ほっとした顔のあなた 相変わらず暢気ね そこも大好きよ」で涙腺のダムが決壊しました。

このあたりで、寿さんが「in your humour ツアー、1箇所目?の2日目!来てくださってありがとうございまーーーーーす!!!」みたいなことを仰った瞬間に「あれっ!?俺、言っていませんでしたね!?それ…」みたいな顔をする依与吏さん。面白すぎるだろう。それ最初に言うべきだったよねみたいな顔をしていたし、寿さんが気持ちよさそうに叫んでいるのが最高で思わずにやにやしてしまいました……back number……かわいいな?さては。

セトリを組んでいく中で「あれ?この曲もアルバムの曲だっけ?」って思った曲やりまーーーーす!(曲振りまでも、ゆるいとは)からの「エメラルド」

曲振りのゆるさからのかっこよさの振り幅が凄すぎてくらくらした。エメラルド、照明は緑!だったはず!

「降り注ぐスパンコールの雨 よく目を凝らせば僕の愛が吹きこぼれた愛だ 笑えるね」……よ、よ、よ、よ、すぎる……!!!!!!となったところはここです………!歌い方も演奏も、尖っていてでもそれでいてきらきら光っていて綺麗で素敵でした。色気を纏う歌声もいいんだよなあ。表現力が凄まじすぎる。

そして「青い春」が続いて、ボルテージががんがん上がっていく!た、た、たのしい!!!!!!「踊ろうぜ!!!!!」に「はい!!!!!」と思わず返事をしてしまうくらいには踊らされておりました……。キメの音に合わせて光る照明が綺麗で、ドラムの音が好きだったな〜!どれもこれもがキラーチューンすぎて、息付く暇もないのよ。楽しい。

そして、「ヒーロースーツ」では依与吏さんがギターを置きステージ上をハンドマイク1本携えて縦横無尽に動き回る!!スクリーンには覆面のキャラクターが踊り狂っていてシュールだった。サビでみんなが腕を上げて飛び跳ねていて楽しかったなあ!

「ヒーロースーツ」もユーモアの塊みたいな曲だなあっていつも聞くたびに思うのよね。キャッチーさもユーモアもたっぷり!話し言葉が違和感なくメロディーに乗っかって音楽になるのがすごいし、妄想を繰り広げながら進んでいく中で、「す、す、すきだ〜!」ってなる歌詞がめいっぱい詰め込まれているの。だいすきだ……戦隊ヒーローなら赤じゃないなあ…何色かなあ…から始まるの最高すぎません?主人公なんてそんな……っていう目線から歌われる歌に共感しながらも、にやにやしちゃう。武器は何にしようか考えているくだりと最後の「物陰〜」からの高揚感でワクワクした先の「首の伸びたTシャツとデニムで蹴散らすぜ」がだいすきです!!!

「ユーモア」っていうアルバムにこういう楽曲がちりばめられているのがいいよね。あとね、ダダダン♩のところ歌いたくなるの!どどどどうしよう♩ってたまに部屋でひとりで歌ってる。

ステージから遠い席だったのでよく見えなかったのだけれど、依与吏さんが動き回るたびに和也さんが爆笑しているように見えてほっこりした。平和な空間……。

そしてここで、和也さんと寿さんがMCを。どちらもおしゃべり上手で素敵だった!

和也さんが「広いね〜!でもみんなの顔良く見えるよ〜!(どこかのスポンサーの広告の名前を言って)そのへんまで見えてる!」って後ろの方を指さして言うのめちゃくちゃスーパーアイドルのそれだった……かっこいい……モテる人だ絶対……そこからサプライズで、バクステが登場!バクステに黒い幕がかかっていたみたいで、しどろもどろになりながらそのバクステの説明をされていました……

「あの、ほら、後ろのところにね。黒い幕がかかってる、あれ……なんだろって思ってた方もいるんですが」みたいな。もうこのゆるさがどんどん癖になっていく……魔力がありすぎるんよ……夏の魔法とやらですか?こわいよ……

メインステージから後方のバクステまで歩いて向かわれる3人!お客さんの顔を見ながら手を振って、ときにお客さんの反応に対してリアクションを返しながら歩いていかれていたのだけれど、そのときの表情の優しいこと!!!!ひとりひとりの顔をよく見るために、こういう場面を用意されたのかなあと思うくらいだった!素敵だよね。

バクステでは、3人が向かい合って演奏されていて。「リハーサル中を再現している」とのこと。いつもこうやって、演奏してるんだよねと。アコースティック編成でここから2曲、演奏していました。

「ヒロイン」のイントロのギターのリフを弾きはじめたかと思ったらいきなり依与吏さんが「ちょ、ちょっと、もう一回やるわ!!さすがに、間違いすぎ……しゃかしゃかなってたもんね!?」と。「はーい、もう1回行こー」「われら、いつもこんなかんじです」「日常をさらけだしてる」「そんなにさらけださなくていいのに」などとわいわい、アットホームなゆるーい空気が漂っていて和んだ。仕切り直しでもう1回。アコースティックのヒロイン、めちゃくちゃよかったー……!!!!!!楽曲そのものの良さはそのままに、アコースティックのどことなくあたたかい雰囲気がぴったりで。煌めきというよりはぼんやり灯る琥珀色の灯り。歌詞を改めて噛み締めて聴くことができて贅沢だったなあ。

曲終わり、若干の悔しさが残る様子の依与吏さんに寿さんが「俺も途中で2回くらい間違えちゃった……だからいよちゃんだけじゃなーいよっ!」って励ましてらして「か、か、かわいい!?!?すきだ!!!!!」となりました。お互いがお互いを支え合う、みたいな一面が垣間見えていい関係なんだろうなあと。

そしてもう一曲は「手紙」この楽曲はライブで聴いてさらに大好きになったもののひとつ。歳を重ねてこういうシンプルな編成の楽曲にさらに惹かれるようになってきたなあと実感するのだけれど、アコースティックバージョンになるとさらにそのメロディーの美しさに唸ってしまうよねえ。あとは、歌詞!!共感する部分が多いのは、きっとわたしだけじゃないのだろうけれど。back numberの楽曲には「私の歌だ」「私のための歌だ」と思うものが多くて。この歌詞にも、ひとつひとつ、わかるなあを重ねてしまう。「いつか歌にしよう」がいいよね。またこの先、色んな未来が想像できるようで。

優しくほっこりした気持ちで満たされて。もうこの時点で満足値が高すぎるのよ……まだ前半戦なのに。すごい。

そして今度は反対側からメインステージに戻られて、暗転したステージのスクリーンには映像が流れる。

Silent Journey in Tokyoだ!!!!!!!!絶対そう!!!!!!ヤッター!!!!!!(映像から次の曲がなにか想像する時間って、めちゃくちゃ楽しいですよね)

ユーモアを一周したあと「この曲が!めちゃくちゃ好きだ!」と思った大のお気に入りの曲でした。歌い出しの「スマートフォンをどっかに投げ飛ばして 夕暮れ羽田発で飛んだなら 多くを失うその代わりに 何が手に入るだろう」から釘付けよ。一度は想像したことがあることを歌ってくれる人がいるという信頼、心強さ、共鳴のようなものが強く自分の感情を揺らす。「愛ってのはね 呪いみたいなもんだからね」のワンフレーズもそうなんだけれど、ひとつひとつの言葉選びがパワーワードすぎて脱帽。

とくに「パラレルとタラレバの雨の中 しあわせな理由をお経のように唱えるよ」「人生はね 捉え方ひとつだからね ごもっともな結論で反論の余地もない」「未来ってのはね変えられるものだからね ってそんなの理解したうえで苦戦してんだよ」でぶん殴られてにやにやしてしまった。わかりすぎる。す、すきすぎる……!!!!!

サウンドも歌い方も気だるさや焦燥感や諦めみたいなものが全体的に滲んでいて世界観を表現する表現力が凄すぎるなあと、気がついた時にはいつのまにかその世界に沈めこまれていた。「ひどく愛しい」で曲が締めくくられるのも落ちすぎないところが好きなんだよねえ。みんな、ちょっと、聴いてくれ?最高だからさ。超前向きポジティブシンキングな楽曲が受け付けない時だって正直あって。そういうときに突き刺さるのってこういうワンフレーズだったりするじゃないですか。そういう振り幅の広さが凄いなとSISTERとSilent Journey in Tokyoを並べて聴きながら思う。

どっちがいいとかそういう意味ではなくて、人間って多面的だと思うから。そのどの角度にいる時だって、どんな感情にある時だってその凹みにぴったりはまる曲がある気がしてすごいなあって。

あとライブでものすごく化けていた。かっこよすぎるからあと5万回観たいと思った。

そして続くゴールデンアワー」「高嶺の花子さん」いやあ〜、アガるよね!ぶち上がるしかないし、踊り狂うしかないよね!とギアが入ったあとだんだん加速していく感じで楽曲が続いていくのが本当に最高。セットリストの組み方が超好みです。ゴールデンアワーもライブで見てもっと好きになったし、高嶺の花子さんはイントロの時点でうお〜!みたいな声が沸き起こっていて全人類のDNAに組み込まれているんじゃないかって思うほどに盛り上がっていた。イントロだけで。すごい。わたしは2番が好きです。オチまで最高なので。チャーミングで愛おしくなる妄想力ににやけちゃう。

そして、夏祭りのような賑やかさと高揚感をひしひしと味わせたあとに「赤い花火」「黄色」を並べてくるあたりがニクい。セットリストの組み方が超好みです(2回目)どーんってあがってどーんって落とされる感じがたまらないし、「赤い花火」「黄色」どちらも切なさで胸がちぎれそうになるのがすっっっごく切ない恋愛小説の読後感みたいでしんどい。

「赤い花火」の主人公の精一杯のつよがりも細かい描写も刺さる刺さる……横顔を眺めて、もうそのすべてに触れられないんだと思うのも、花火を見るフリをして横顔を眺めてしまうのも。ほら綺麗だよって言っても綺麗だねって相手がこっちを見ることはないんだなって思わせる描写に苦しくなる。ただ、同じものを見つめているのに、その同じ光が自分たちを照らすのに、違うところを見ている感じが伝わってきて感情移入が止まらないの……楽曲を聴くだけで映像が目に浮かんでくるのがすごいよね。それは「黄色」も然り。

わたしはback numberの湿り気のあるラブソングが大好きなんだと思う。自分の経験を重ね合わせてだとかそういうのを通り越して、主人公に思いを馳せて想像を巡らせるだけで息が止まりそうになるけれど、それでも追いかけたくてたまらなくなる。

そしてここで「水平線」

こんなに優しい楽曲がこの世にあるのかと思うほど、柔らかい毛布のようなぬくもりに包まれながら聴いた。美しい言葉がさざ波のように押し寄せてはわたしの身体の中に滑り込んでくるのがあまりに心地よくて。真正面から飛んでくる音楽を全力で受け止めてぎゅうっと抱きしめたくなったし、その瞬間に頭にうかべた情景は太陽の光が反射してきらきら煌めく水面だった。どうしようもない焦燥感とか悔しさとかどうすることも出来ない歯がゆさとか。そういうのをすべて引き連れていってくれるみたいでやさしいのにつよいんだなあと思った。

MCを挟んで「ベルベットの詩」

ライブを観終わったあと「わたしはこの楽曲に出会うためにああいう日をすごしてきたのかもしれない」「この楽曲を聴くために今日はここに来たのだな」と思うような楽曲が何曲もあることが多いのだけれど、「ベルベットの詩」はまさしくそれで。

歌詞やメロディーの持つ元々のエネルギーをさらに増幅させるような熱量の演奏と歌声が凄まじくて。ベルベットの詩の前に依与吏さんが話していらした内容も相まって、心臓を鷲掴みにされたあとひとたまりもなく楽曲に吸い込まれていくような、あの没入感はすごかった。圧倒的な歌の力でぶん殴られる気持ちよさにひどく感動してしまったのよね。すごすぎて。

どうしようもないって諦めて箱の中に閉じ込めたあらゆる感情を引っ張りだして、ひとつずつそこについた血を洗い流してぴかぴかにしてもらったような。泣くのをこらえるな、感情を表に出すことを我慢するなと言われているようなそんな気持ちになって、とにかくわんわん泣いた。とめどなく流れていく涙が止まらなくてびっくりするくらいに、わんわん泣いた。ひさしぶりに泣いたし、泣けた。泣かないと決めたわけじゃなかったけれど、唇をかみ締めて堪えていたすべてが身体の中から飛び出したのは、紛れもなく音楽の、楽曲にほとばしるエネルギーに触れたからだと思う。

そういう音楽に出会えたことが、あまりにも嬉しくて泣けてくる。どっちの涙か、なんの涙かもうわからくらい涙でぐちゃぐちゃになりながら最後まで聴いた。ひとつひとつの言葉が空気に触れて大きく膨らんでは私を囲ってくれたのが、お守りみたいでどれだけ心強かったか。「きっと人生は素晴らしい」この「きっと」に希望を感じるね。

最後のコールアンドレスポンスをするところで、依与吏さんがイヤモニを取ってわたしたちの声を聞いてくれようとしていた姿を見てなんだかわからないけれど、もっと涙が零れ落ちて、できる限りの声で、できる限りの歌を、それこそ「音が外れても 僕は僕だと自分の声で」歌った。

そして「スーパースターになったら」で本編〆。

学生時代の自分が聴いたら号泣していただろうなと思いながらそのときの自分の代わりに飛び跳ねておきました。大きな大きな会場でスーパースターになったらを歌っている、その会場で聴いている。その事実が嬉しくて嬉しくて、うわあ、back numberがドームでライブをしているのだなあと1番上からお客さんが沢山飛び跳ねるのを眺めながらぼんやり思った。綺麗だったなあ。

そして、アンコール前に「わたしのだいすきな添い寝チャンスは……歌わないのかな……」とそわそわしていたのですが、アンコールで出てきてくださって1発目が「添い寝チャンスは突然に」でした!!!!!!ありがとう!!!歌ってくれて!!!!!もうここまで来たら正直、ないかもな……と諦めていたのですが、あってよかった。大好きなので。かわいいよねえ、これこそ、ユーモア、チャーミングの塊みたいな茶目っ気たっぷりの楽曲。かわいくって、だいすき!合間に挟まれる「ねえ、バカなの」が好きすぎてそこだけ聴いちゃうくらいすき!(聴き方が相変わらず狂ってる)楽曲自体が1:30くらいということで、あっという間に終わってしまったんだけれど、依与吏さんが「この曲はこんな感じでいいでしょ!こんなもんでいいんよ、この曲は!」って言ってて爆笑した。いじられてるよ!添い寝チャンスちゃん!

そして、「花束」「怪盗」でライブが締めくくられました。「花束」をアンコールで歌うのは愛だなあと思ったの!紛れもないでっかい愛!昔っから大っ好きな曲だけれど、リリースからずいぶん月日が経って、さらに味が出て素敵が増しているなあと思うしなにより会話文の歌詞って、ほんとうに良いなあ。

あとねえ「怪盗」のきらっきら煌めきうきうき感だいっっすき!ときらっきらの照明を見ながらよりいっそう思った!めっちゃくちゃ綺麗だったなあ〜。ほんとに、宝石みたいだった。宝石〜のときに宝石みたいな音が鳴ってるのだいすき!「怪盗」が主題歌だった恋はDeepにの主人公って人魚でしたみたいなオチあったよね……?2番に「ガラスの靴で月にでも帰るの(シンデレラとかぐや姫)が出てくるのって、そういうのも関係あるのかも!って思うとやられた〜って思うよね。

いや〜〜〜〜大ボリュームのライブでした。公演が終わって2週間経つけれど、未だに余韻ひたひた。

こうやって、改めて書き残していくとセットリストが並んだ時のまとまり方がすごいなと驚いてしまうし、なによりアルバムツアーなのだけれど誰もが聴いたことあるよねえみたいな楽曲もうまく混ぜこみながら、要所要所にいいスパイスが効いていたなあと思った!

ポップさも若干の狂気さも、艶めかしさも妖しさも。かっこよさも可愛さも楽しさも優しさも切なさもぜーーーーんぶ、それはそれはあらゆる感情を閉じ込めて、一気に表現するバラエティに富んだ楽曲たちと、各メンバー各々の表現力が素晴らしくて、「絶対に次もライブに行きたい!」と強く思いましたとさ。

 

だって、シンプルに、ライブが、かっこよかったからさあ……もうそれに尽きるよ。

 

自分たちの音楽を愛して、自分たちの大切なものを大切にしながら、新たな挑戦をしたいつまでも走り続けているback numberがまた大好きになった、ツアーでした。最高だった〜……!

次はどんな表情を、顔を、音楽で魅せてくださるのか楽しみ!きっと来月くらいに、ファンクラブ入ったとか言い出すんだろうなあ、未来が見えすぎてしまう。

以下、どこでお話されていたか分からないけれどすきだったMCや、上記にはいりきらなかった感想を書き残して終わります。

いつものことながら、ニュアンスです。言葉選びが好きだったから、その言葉選びまるごと覚えて帰ってきたかったなあ……。次回はメモ帳持参で!

・アルバム「ユーモア」が聴けば聴くほどめちゃくちゃすきになったのでめっっっっちゃくちゃたのしみにしていったんですが、アルバムからは全部歌ってくれた(はず)のでまずそれがうれしかった!好きな曲がセトリ落ちするのめちゃくちゃ悲しいので… 

添い寝チャンスのことも大切にしてくれて嬉しい。その楽曲たちが、生きる、晴れ姿を見せられるタイミングを考えてセトリを組んでいるのが伝わってきて、そのライブ作りが益々好きになった!

・楽曲ありきで、俺たちはいるというおはなし。曲側がこんなふうにやってほしいって言ってる感じがすると。「ヒーロースーツ」なんかはまさにそれで。ヒーロースーツ側がこんなふうな演出をして欲しいって言ってきている気がして、ああいう演出にチャレンジした。

・逃した魚の時にスリーピースバンドの形をもっと愛せていたら、いまのかたちはないかもしれない。(でもあの時に様々な人に出会って様々な選択をしてきたから、ステージに6人で立っているスタイルを選んで今があるんだよね、というプラスの話のはじまりの言い方が、好きだった〜!)

・「反論もするし!反論とか、しなさそうな……バンドのように見えてるかもしれないんですけど……いやライブに来ているみんなは知ってるか、もう」

・「ドームに立ったのがはじめてなんだから!そりゃあね、様になるわけないわ!やったことないんだから!」「やったことないし、自信もない。できないことはやっぱできない。でも1歩踏み出すことを諦めたくなくて、新しいことに挑戦することに決めました」好きだ。

・「アプリやSNSで遊んでもらって、色んな人に聞いてもらっていっぱい再生してもらって。曲を認知してもらうのもいい。うれしいよ。それはそれでさ。うれしいけど、やっぱり俺たちはあなたの人生に関わっていたい。あなたが生活をして、人生を送っていく中でおれたちの新曲に出会って、触れる瞬間があって「back numberがんばってるな、やっぱすげえな、」って思ってもらえたり、あわよくば気に入ってもらえたりするような、そんな曲を、こだわってひとつずつ丁寧に作っていきたい」す、す、すきだーー!!!!!!!あなたの人生に関わっていたい、はもうほとんどプロポーズ。

・「曲に出てくる主人公の帽子の色は何色で、女の子のスカートの色は何色で、季節はいつで。そういうのが全部鮮明に頭に浮かんでくるような歌詞をこれからもずっと書き続けていたいし、そういう歌を歌っていたいと思います。また会いに来るから、またこうやってさ、待ち合わせして。また会いに来てよね」好きだ。(何回目?)

 back numberの楽曲にチェックのワンピースという楽曲があって。わたしはその歌詞がとっっっっても好きなんですよ。街中で彼女が着ていたチェックのワンピースをみつけるたびに思い出すのかなあ、嫌だなあっていう。(最終的にはいつかまた君に出会えたら、僕なら大丈夫って言えるように、っていう前向きさで終わるところにも救われていたのです)「はなびら」の中に出てくる「至る所に君の思い出が並んでて 随分住みにくい街になったな」もそうなんだけれど、積み重ねてきた思い出のひとつひとつが自分にとって大きすぎて目眩がする、苦しくなっちゃうときってあるんだけれど。描写がリアルで細かくて……ひとつひとつ目に浮かぶし、自分を重ね合わせてはぎゅーって苦しくなって悲しくなるのに、不思議と心が軽くなって救われて、「なんでわかってくれるんだろう」と思っていたので。だから、その部分にフォーカスをあてて話をしてくださったのが嬉しくて。歌詞のひとつひとつを大切にされていることが改めてわかってすきがつのった。わたしも、もっとひとつひとつのフレーズを、言葉を、メロディーを大切に聴きたいと思ったし、咀嚼したいと思ったな〜。あとね、また会いに来るから会いに来てよねがめちゃくちゃすきだったし、待ち合わせしてさあ、ってのがまた……いいなあって。次のツアーが今から楽しみです。(気が早い)

・「頑張れが降り注ぎすぎて、しんどくなってるひとがいるかもしれないなあと最近思っていて。頑張ったね、カッコ良かったね、って何かが終わったあととかさ、肩たたいて言ってくれる人が絶対にいるんだよ。自分は色々反省点とかもあるだろうし、思うこともあるけど、やっぱり頑張ったね、すごいね、よかったよ、って言ってくれるそういう人…そういう期待してくれている人がいるから頑張ろうって思うんだよね。俺は「頑張れ」でやっぱりできてるから。だから俺も、頑張れって気安く言ってしまいがちだけれど、やっぱりがんばれとがんばったね、よくやったね、はセットだと思う。俺も、がんばれのあとにがんばったねが言える人でいたい」

いい曲ができないときはこのままどこかに行ってしまおうかなと思う時もあるし、苦しかった。という話もされていて、こう、内面のできれば見せたくないであろう部分も見せてくれる感じがして。ステージに立つ人、とそれを観る人という垣根を感じさせない語り口が優しいなあと思ったし、好きだなあと思ったんですよね。かっこいいなあとも。

・「なんで声が出てるのかわからん(笑) 朝起きた時、あ、終わったって思ったし、終わったって思いながらゲネプロもした。がなって出してたんだよね、そういうのをノックするっていうんだけど……ノックすると、こう新しい扉が開いて……でもあんだけがなってたら潰れちゃうはずなのに、今日は不思議な感じがした。それは、たぶん、あなたがいるから。あなたが聞きたいと思ってくれたから、こう、おれのなかにその聞きたいっていうのが入って。俺も、あなたに聞いて欲しいと思ったから、声が出たんだと思う」

・曲前に依与吏さんが即興ソングみたいなのを歌われるのも凄かった。その場でギターを弾きながらその節に歌詞を乗せて歌うのだけれど、曲作りをしている時もそんな感じなのかなあと彷彿させる雰囲気だった。マイヘアのフロムナウオンが大好きな人間、好きじゃないわけないでしょう。

 

なんか、まとまらなかったけれど、とっっっっっても素晴らしいライブを観たなあと満足感でいっぱいです。おしまい。長すぎ。(笑)

 

18祭(冬)備忘録

「明日のこと気にすんな〜〜〜〜〜〜〜〜〜」と言われて救われて、そのひとことで現実逃避しながらも「明日も何とか生き延びてみようかな」と元気をもらっていた日々が、たしかにあった。

紛れもないその声の主に数年越しに狂っているというお話をします(どんなオープニングトークなんですか?)

関ジャニ∞の18祭に行ってきました!!!そして、気がついたときには3大ドームを制覇していました!!!!なんで!!!!!!!!!!!?


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2022年夏「18祭」ヤンマースタジアム

2017年ぶりに観たエイトライブだったんだけれど、新旧織り混ぜられた楽曲たちの羅列に飛び跳ねながら、わたしの青春が詰まりすぎたラインナップに倒れかけた。

BJで懐かしさとかそのときの情景とかそういうものが一気にこみあげてきて、隣を見るとおんなじ表情でぼろぼろ泣いている友人がいたからちょっぴり笑い泣きした。いつも一緒にエイトのライブを観てきた友人と観れてよかったなあと思ったし、一緒に過ごしてきた年月のぬくもりを肌で感じてたまらなくなった。ところで、すきなひとと花火を観る夏のはじまり、あまりにも最高じゃないです?

いつだって「たのしい」という魔法でその空間を彩ってくれるのだなあと、最後の最後までその鮮やかすぎるエンターテインメントに酔いしれていた夏。からの冬。ですよ。もう期待しかなかったし、めちゃくちゃわくわくしていました!そりゃあもう。

一言で言うならば「最高すぎる」「たのしかった」なんだけれど、せっかくだから、ああだこうだ、感想を綴らせてもらおうと思います!!!うふふ、長くなるぞー!!(最初に提言しておくスタイル)

 

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わたしの初日は名古屋、クリスマスイブでした!

ネタバレを踏まないように慎重にTwitterを薄目で徘徊していたこともあって、1曲もセトリを踏まず、演出も、衣装もなんにもしらないまっさらな状態で参加できました。ERライトの作業も結構あたふたしながら頑張ったよ。何度もアナウンスがあってありがたかったな〜!アプリ設定中のイラストもとってもかわいくて開演前からわくわくした!

ちなみに名古屋では何回やっても「席がありません」って言われちゃったので手動でつけたり消したりしました笑

 

そのERライトのうつくしさ、すごかったねえスタンドから見たときのライトの煌めきがあまりにうつくしくて、ずっと見ていたかった。白以外の制御ライトの波のゆらめきを感じたのがはじめての体験だったのだけれど、あのオーロラのかがやく海ったら……!

オープニングムービーは「スタジアム発ドーム行き」のエイトレインに乗り込んでくるメンバーがそれぞれひとことずつ言っていくの。各々のキャラクターが生かされたバランスの良さ!まるちゃん、かわいいね?!?となったし、大倉くんの「いきますか」のあまりの格好良さでどよめくドーム……めちゃくちゃよかった。ライブ映像を観ながら「懐かしいなあ」って目を輝かせる場面があって、ここまでの道のりを思い出してはグッときた。そういうあらゆるものを乗っけて、走り出した18年の歴史が詰まった列車の今回の最終地点ドーム。5人の羽織袴姿めちゃくちゃお似合いですてきだった。写真売って欲しいです!!!!!

そうそう、やすくんが「押したらだめなボタン」を押した瞬間、会場が一気に赤色に染まるっていう演出からERライトの制御がはじまるのめちゃくちゃ粋だったなあ…… !

そしてセンターステージに5人が登場するんだけれど、輝きがすごい。まぶしい。

歓喜の舞台

歓喜の舞台からはじまるのね〜〜〜…センターステージに立つ5人。煌めきの中「待ちわびた今日に 繋いできた想い苦悩超えてきた決意」って歌い出しからグッときて、ずっとずっとこの景色をまちわびていた3年間と歌詞を重ね合わせては泣きそうになっていました。ステージから見たペンライトの海やわたしたちの表情はどんなふうだったんだろう。こちらから見た5人の表情はとても誇らしげでかっこよかったです。きらきらきらめく紙吹雪に包まれるアイドルがこの世でいちばん好きなので、この世でいちばんすきをいっちばんはじめに浴びてしまってうれしくて、そのうれしさを噛み締めたよ~。

■へそ曲がり

まるちゃんとやすくんが向き合って歌うの…めちゃくちゃいい…めちゃくちゃいいよお!!!!!(終始このテンションです、ご勘弁ください)

へそ曲がり、だいすきなんだよなあ。いっぱい元気をもらってきた。

エイトの楽曲って、なんでこうも、楽しくて元気いっぱいなのに聴いているとそのあったかさにほろっと泣いちゃうよみたいな感じがするんだろう。がむしゃら行進曲とかあおっぱなとかもそうなんだけれど、大サビ?かなあ。いつもまるちゃんの声を聴くとそのやさしさでぜんぶのモヤモヤがどっかに飛んでいっちゃうきがするし、5人の声の集まりを浴びるとなんだか、悩みとかどうでも良くなる気がする。不思議。

友人がセンステ近くのアリーナのチケットを引いてくれて(強運)よこやまさんがアリーナのファンに向かってすっっっごいかわいい顔でダブルピースをしているのを全身に浴びてしまって、心の中で絶叫してしまったよ。だってあまりにかわいすぎる。そのへん一帯のひとみんな「…かわい~」ってなってたもんなあ。わかる。かわいいもん。

■EJ☆コースター

だいすきなEJ☆コースター!!!!振り付けもだいっっっすき!

ムビステでバクステ側にたどり着いたあとに歌うEJ☆コースターの演出めちゃくちゃすきだった~!正面から観ていないのでなんとも言えないのだけれど、メインステのでかでかスクリーンの背景?(というかフレーム)込みでひとつの完成系になる感じが、どこから見ていても楽しくっていいなあと思ったし、あのでかでかスクリーンの使い方めちゃくちゃすきでしたね……フォントもかわいかった!

「上がり下がりもこみで楽しめ~」のよこやまさんめっちゃすきなの。ちっちゃい「つ」の歌い方がつぼだし、めちゃくちゃかわいい。(口開けばかわいいしか言わんなあ?)

そうそう、東京ドーム公演(1/8)ではまるちゃんがむらかみくんの衣装とじぶんの衣装をまちがえて着てしまっていたみたいでステージ上で衣装のおいはぎ及び交換が行われていてめちゃくちゃ笑った。(むらかみくんの悪い顔を添えて、かわいい)なんでもありすぎる。あのOPの青い衣装かわいかったね~!

■がむしゃら行進曲

めちゃくちゃ踊った。なんならうちわをかなぐり捨てて踊りましたとも。

ひさしぶりのライブでも、全然ライブに行っていなくても身体に染みついている振り付けがあることにじわじわ笑ってしまった。おもしろいね。もう人生の一部になっちゃってんのよなあ、っていうことをこういうときにおもむろに気が付いちゃって、とびきりいとおしくなる。がむしゃら行進曲のまるちゃん、だいすき。「エイターにありがとう」って言ってくれるたび、毎回うれしくて泣きそうになっちゃうなあ。

無責任ヒーロー

■前向きスクリーム

このへんもめちゃくちゃ踊ったなあ。踊ったという感想しかないくらい踊り狂った。たのしい。あんびちゃんたちが出てきて全力で爆裂踊っていたのもめちゃくちゃかわいかった。応援したい。前向きスクリームのときに真弓くんが目の前にいたのだけれど、ほんと~に全力で踊っていたので一緒になってめちゃくちゃ踊った。うれしい共鳴です。無責任ヒーローのときかなあ、よこやまさんが花道に歩いていくうしろにむらかみくんがいて。よこやまさんとむらかみくんでビジョンに映るカメラにふたりでポージングするところ、めっちゃすきで……。最初の公演のときはそんなに一緒に映っていなかったのに、最後の方の公演になっていくにつれて、一緒に映ろうとするようになりました?

大阪1/15でむらかみくんがよこやまさんの肩に頭を置いていたので、爆発した。良すぎて。ヨコヒナありがとう…ラブ…

前向きスクリームで、メインステの端から端までみんなで大移動してくれるのすきだったなあ。めちゃくちゃ祭りだった。ほんとにお祭り大騒ぎで、めでたかった。

 

そしてここでハチフェスの動画が流れるんだけれど、こまか~いボケにちっちゃい声で突っ込んでるのとか、他愛のない会話が面白くってげらげら笑っちゃった。5人の雰囲気っていいよねえ、と再確認する瞬間でもある。夏の18祭と相反するというか呼応するポイントもめちゃくちゃ多くて夏に行った人は「あ!あれは!」ってそのふたつの点が繋がるというか、交差するのにわくわくするし、行っていない人はシンプルに楽しいっていう遊び心も相まってにやにやが止まらない。

そしてジャニーズメドレーですわよ。ほ~んとうに、選曲があまりによすぎる……!さいきんの曲もジャニーズ伝統の曲もあり。珠玉の名曲たちの詰め込み方が贅沢で、なにより飽きさせない演出のすごさ!!!「1曲目なんだろね…なにがくるんだろうね…」の高揚感でいっぱいの会場に流れたイントロがダイヤモンドスマイルですよ……!?!?天才なんだよ、ほんとに……場内歓喜。イントロ0.5秒後くらいに「キャー!!」ってなるのすごくない?やっぱりダイスマは名曲だし、ダイスマを歌い踊るアイドル関ジャニ∞ってすごい。

■ダイヤモンドスマイル

夏は初心LOVEからはじまり、冬はダイスマ。こう、ファンの心をぐっとつかむのがうまいし一発目から虜にされちゃうの、ほんと…やられましたわ…。楽曲の選び方も、また夏との呼応ポイントがたくさんあって、夏からの冬!というつながりをひしひし感じた~!

大きいスクリーンにメンバーが映るときにはきらっきらのエフェクトがかけられていてまさしく「ダイヤモンド」のようなきらめきの装飾がなされるのもかわいかったね!

アイドルパーセンテージ200億のやすくんのポージングとか、きらっきらにきらめいているむらかみくんとか…めちゃくちゃよかった。あと歌詞割がとびきり最高でしたね…だいすきでした。解釈の一致すぎる。マルちゃんのあまーい声で歌われるりゅちぇパートがよすぎて…もうね、しょっぱなから天才の天才の天才の仕業のオンパレートすぎません!?!?ちなみに、「また私なんてってセリフ/君には似合わないよ」のあとにうつる横倉背中あわせ(だったよね…?)とよこやまさんのソロパートがよすぎてほぼ記憶がありません。映像がたのしみ。

■Imitation Rain

こういう聞かせる曲も似合うのか~!と膝を打っておりましたが、5人の空気にストの楽曲が似合うんだなという新たな発見でした。そして思い出すレイニーブルース。元気かな、レイニーちゃん。あんびの楽ちゃんのダンスがしなやかで美しくてすきだった。(…感想短いな、って思いました?いつもダイスマですべての記憶をなくしていたので…ああ無情)

ブラザービート

ブラザービートの多幸感にくらくらしました…康二くんの全力ポーズを担当するおおくらさんは最高すぎ。イーアルサンスー係はまるちゃんだったのですが、まあこれも元気いっぱいでかわいいこと!毎度言い方が違っていたみたいで、4人がそれを聞いて吹き出しちゃうのもライブ感があってよかったですね…いちばん楽しそうなのがステージ上に立つ5人なのが最高!これ以上ないしあわせ!そうそう、ブラザービートがもともとめっちゃくちゃすきで、元気がでるなあと思っていたのだけれどエイトにもぴったりで。隣の見知らぬお姉さんもしみじみ「エイトのブラザービートいいなあ」とつぶやいていらしたので、心の中でいいねボタンを押しまくった。わかる。めちゃくちゃいい。おそまつです♪のよこやまさんかわいかったなあ~

■シンデレラクリスマス

山田のシンデレラクリスマス…もうこの世に未練なし…みたいな気持ちになっちゃった。よすぎて。冬ならではの選曲にきゅんとしたし、山田のシンデレラクリスマスをクリスマスに聴けるしあわせよ……もうしあわせすぎて……やさしさに包まれたなら……って感じでしたね。山田のハーモニーのあたたかさ、何年経っても色褪せなくて。お互いがお互いの目を見て頷き合うところがすきだ~!まるちゃんのあったかい歌声はキャラメルだったし、やすくんのやわらかい歌声はミルクだったので、ふたりの歌声があわされば実質スタバのキャラメルクリームです(?)イヤリング~からのやすくんはとっても魅力的でしたし、どきどきした。かっこよすぎて。わたしは山田の声が重なったときのユニゾンのきらめきとハーモニーの美しさがだいすきだ~!と叫びたくなったよ…ほんと、いいよね。

■Everybody Go→花唄

おハゲのヅラをつけてなんであんなに美しい!?!?!?「Everybody Go」のGoの瞬間に頭に花が咲く演出なんだけれど(ひもで引っ張って動かしてる)(手動のヅラ)花が咲いた後の「花咲いてる~!?」って言う山田と画面にうつるあんびちゃんが可愛すぎて心に花が咲きました…かわいいって正義だ…よこやまさんは曲中ひもをひっぱって花をとじたり、咲かせたりしていてめちゃくちゃ楽しそうでかわいいんだけれど、高音がのびやかに出ると花が咲き続ける~みたいな演出とか、リズムに合わせて花が咲く~とか(文章では伝わらないシュールさ)が面白くて。あと、声がめっちゃ出てた。ロングトーンすごかったね!?オーラスではトラブル発生してうまく花が咲かなくて、半べそ状態のよこやまさんと(くちびるへの字)頑張って花を咲かせようと手で持つ山田の図がいとおしかったです。

■まいったネ今夜

真弓くんが登場してきらっきらのおめめでむらかみくんとおおくらくんを紹介するのだけれど、「2大スターのお出ましだあ!」の言い方がかわいすぎて呼吸困難よね。ディズニーランドのキャストさんみたいだった。それかミュージカル。

アレンジがめっっっっっっちゃすきだし、むらかみくんとおおくらくんがおどるのほんとに……最高でした……衣装もあいまって一気にそこはブロードウェイよ……夏のファンタスティポがだいっっっっすきで山田のくだりから「もしかしてふたりで踊る!?」と期待していたのでがっつりかっこいい曲を踊ってくれるのめちゃくちゃ嬉しかった…!

■ichiban

夏のキミアトラクションの「君がナンバーワン!」「俺がナンバーワン!」のあのくだりからのichiban…選曲が…天才だ…あのくだりをなぞるとしても、同じ曲は歌わないという強さ…そしてichiban踊るんですね!?!?!?!?ちょっとやんちゃな感じの衣装を身にまとって、オリジナルの振りで踊ってくれた~!うわ~~~~~~エイトのichibanだよ…すごい世界…あと、大画面は5分割にしてくださっており、全員の踊りを堪能することができました…それをやってくださったのは誰…おおくらくんですか…?お歳暮をお送りいたします。最高。流れに一瞬の隙も無駄もない。すごい。

■スシ食いねェ!

夏の野外のステージ上でお寿司を食べるアイドルの全力さとまるちゃんの全力エンターテイメント魂にめちゃくちゃ楽しませてもらっていたので、「スシ食いねェだ~!!!」と沸いていたのですが「に、肉屋になってる~~~~~~!」とまたマスクの下でにやにやが止まらない展開!脱帽!二度おなじことはしませんよのその姿勢、すきすぎるだろ…そしてのれんの「肉貴族」の文字に大笑いしてしまった。めちゃくちゃオマージュしてる、鳥貴族のこと。だいすきだ…そういうとこ。ボンボンの大倉くん略してボン倉…懐かしすぎるだろ…

ステージの上で肉食べてる…クッパまででてきた…うわあめちゃくちゃや…どういう状況?!?って思いながらも、口の中に肉を詰め込みまくるまるちゃんの姿がいとおしくてたまらなくて、涙が出るくらい大笑いして…ほんと楽しかったなあ。全力で乗っかるし全力でおもしろがるからすごいのよ。サービス精神が旺盛すぎるし、エンターテイメントとしてクオリティがなつから冬にかけてさらに爆上がりしていくのがすごい。

よこやまさんとやすくんとおおくらくんが誰よりも大笑いしているのも総じて最高なのよね~!歌詞はスシ食いねェ!の替え歌(肉)バージョンだった。「サガリ!サガリ!サガリ!無理無理無理」がツボでした。

よこやまさんが夏から「絶対にやりたかった」のがこれで、歌詞まで考えちゃうのもさ、面白いなあって思った。アイディアマンだ…。まるちゃんに対する信頼感と(まるならやってくれる!みたいなの)まるちゃんのボケや一挙一動にしにそうになりながらげらげら笑う姿がめちゃくちゃすきだし、世界平和すぎる。まるちゃんありがとう。わたしもいつもあなたのエンターテイメント魂と笑顔に救われています。という気持ちになったよ。長。

「100万円」「はあ!?しょーもなっ」……♪でっでっでででん「おあいそ!おあいそ!」の夏のスシ食いねェ!のあのシュールさがだいすきで、リハ映像を見てさらにすきになってしまったのだけれど、冬の「マジやから」「えええええっ!?!!?」みたいなのも最高でしたね…そこからたよりにしてまっせにつなげていくの綺麗な流れ。

■たよりにしてまっせ

2004年くらいにテレビでよく歌っていた記憶があって(やぐらダンス?とかかな)「ほんまにたよりにしてまっせ」ってワンフレーズ歌っただけでその当時のあれやこれやが思いだされて「くう~~~~懐かしい~~~~」って叫びそうだった。そうそう、こんなダンスだったなあ、って思って。あの頃は、関西弁の曲をよく歌っていましたね…なつかしいね。たよりにしてまっせを踊るよこやまさんがすきでした。(また感想が短いなって思いました?肉食いねェで腹筋が死んでいて毎回記憶がほぼありませんでした)

台風ジェネレーション

き、きたぞ名曲…!!!!!!むらかみくんの伝説の台詞パート…激アツ…毎回言い方が違っていてまるで台ジェネの中の主人公になりきっているみたいでよかったよね!?これぞライブ感…いつかわすれちゃったけど、関西弁ごりごりすぎてそれに堪えきれなかったよこやまさんがふつうに曲中にげらげら笑っちゃってたのもありましたが、なんていうか、もう4人がいちばんたのしそうにむらかみくんの台詞を心待ちにしてる感じがめちゃくちゃすきで。シンプルに言ってた日もあったし、毎回爪痕を残していくの本当にすごいと思う。それで、そのあとまるちゃんのパートがくるんだけど、肉食いねェで嚙み切れなかったお肉がまだお口の中に残っている日が何回かあって。笑

名古屋では、「行かないでと~」が歌えず「〇×▽〇~」ってもごもご言いながら口の中ももごもごしながら歌っていて会場大爆笑だった。もちろんほかの4人も。そんなことある?!?ミラクルすぎるんよ…まるちゃんいわく「ミノをいつもより多くいきすぎた」そう。理由がもう意味わからなくて最高。ステージ上で肉を食べるアイドル。

嵐の楽曲を本当にリスペクトを込めて大切に歌い踊るエイトがすきだなあと思う。ともに歩んできた彼らの歌を、こうやって歌いついでいくんだなあって。

■Monster

でここでもんすたーよ!?!?赤いかっこいい衣装で!!!!!さっきの関西弁で喋っていたむらかみくんはどこへやら、ですよ。ギャップがすごい。3分で180度変わる。すごい多面体だ…!炎とかでてましたよね、ここじゃなかったかな?なんか「うわ、すげー----!?!?」って思ってたら終わったし、大野くんがラスボスみたいにでてくるところを歌ってたのむらかみくんでしたよね?ちがったかな…めっっっっっっちゃよかった。がしがし踊っていてめちゃくちゃすきだったー、かっこよかったー!

そして「ええじゃないか」をワンコーラス歌って〆!いやあ、盛りだくさんだった。これでもか、というくらいに詰め込まれていた……

でほっとひといきつく間もなく映像が流れ(ここもずっとかわいいの)次のコーナーへ。いやあ、ほんと、前半戦だけで大ボリュームすぎない!?これでまだ前半戦まだまだ続くんだもん、すごい。

 

そしてここからがファンサタイム!ですね。大きなトロッコで登場するのだけれど、ここのメドレーがガチャでした…各地違っていたのよね?

私の初日はクリスマスイブ。名古屋はクリスマスメドレーでした!!!

名古屋キミへのキャロルI wish雪をください10年後の今日の日も

…いや、贅沢すぎませんか??????

曲名をクリスマスカラーにしちゃうくらいには浮かれたし、飛び跳ねたよね……初日はガチャだなんて知らなかったから、てっきりほかの地域も冬曲だから歌うんだろうなあなんてのんきに思っていたのだけれど東京で全然違う曲が流れて!「えっっっっっっあの曲たち名古屋でしか歌わなかったの!?」「クリスマスだったから!?」って挙動不審になっちゃったもんね。贅沢だ。でもこれもエイトからのプレゼントなんだろうな…。そのスペシャル感もうれしいなあ、GIFTからたくさんうたってくれたのうれしかったし。円盤には入りますように。

もうこれはね、書かなきゃね。キミへのキャロル!!!!!!!!!(泣)
8BEATのセトリがあまりにも私得すぎて落選した自分のことを恨む日々でしたが、もうこのキミへのキャロルで半分くらいは報われたというか……ありがとうございましたというきもちです……。キミへのキャロル、ずっとだいすきで。やっと聴けたの。うれしかったなあ。かわいい曲だよね、ほんと。外周を回る時もサンタ帽かぶって(かわいい)ファンサして(かわいい)もうずっとかわいい。「10年後の今日の日も」はエモすぎて泣いちゃった。いい歌詞。10年後の今日の日もずっとみんなでいたいね。

東京七色パラメータ急☆上☆Show!!イッツマイソウル

七色パラメータは一瞬「この曲なんだっけ…?」ってなったんだけれどスクリーンに曲名を出してくださっていて(しかも何のアルバムやシングルに入っているかも書いてくれているのです!親切!)「あ~~~~~!」ってなった。歌詞が好き。東京ドームに一緒についてきてくれた友人がイッツマイソウルがすき~と言ってくれていたので「歌ってくれてありがとう!!!!」って思ったし、ひさしぶりに聴けてわたしもうれしかった~!イッツマイソウルの「終日もう君に夢中」とか「深夜2時のお迎えコール」とか歌詞がめちゃくちゃすきだ~!歌詞もかわいいよね。

大阪ありがとう。モノグラムナントカナルサ

瀕死

いや、ほんと、「たった一言だけ」ってよこやまさんがめちゃくちゃかわいい声でうたいはじめたとき隣にいたむーちゃんに「や、や、やばいきょくが…これはやばいやつ…」って言っちゃったもんね。だってズッコケ大脱走だよ?2007年…いやあ、死ぬほど聴いたアルバム…こわい…うたえる…うたえるんだよ…(さよならはいつもとエネルギーがずっとすきだ。あと涙雨)ありがとう。の歌詞をいまここで歌う意味。意図。いっぱいいっぱい伝わってきて、胸がぎゅっとした。ありがとうってこっちこそなんだよ。ありがとうっていっぱい叫んでくれるしよこでこちらこそーって叫んでる人いるし(かわいいひとたちだなあ)なんだか愛であふれてたんだよね。いい空気だった。しかも、2曲目、モノグラム

溺死

だってずっと聴きたかったんだもの!!!!!!!!!!!!

ああ、この音の海に溺れたいって心底思った。一瞬イントロがなったあと、波のような歓声で埋め尽くされる京セラドーム。みんなが待ちわびていたことが伝わってきて、それを受け止める5人の表情が、まあなんともうれしそうで。相互の愛だったんだよね。「これが聴きたかったんや」ってちゃんと伝わった感じがして。やっぱりこう、面と向かって対峙して顔を突き合わせてライブで会ってこそ、伝わることもあるんだろうなあって。それは声が出せる出せないっていうことよりも、空気で伝わる感じ。モノグラムは、もうほんとわたしにも伝わってきた。すごい歓喜の波だった。ずっとずっとだいすきで、恋焦がれていた曲。うれしかったなあ。生声。しかも結構長かった。また聴きたいなあ、でもうれしいからそのときのうれしいきもちを当分の間は抱きしめていきますね…(重)ナントカナルサもだいすきなのにモノグラムの衝撃でほぼ記憶がないよ~

 

でメインステージに戻ってきた5人で歌うのが

■キミトミタイセカイ

テレビで聴いていたときは正直「めっっっっっちゃむずかしい曲だな…」という感想と「うたうのがむずかしそうだ…だいじょうぶかな」みたいなきもちがいちばんにきてしまっていたのですが、やっぱり何度も何度も歌いこんで曲が馴染んでどんどん育っていっているということも相まってだとは思うのだけれど、すっっごくすてきだった。曲に流れるひんやりとした空気とあったかさがあわさった不思議な色がひとつひとつの歌詞に寄り添っていて。それを大切にあっためながら歌う感じが伝わってきた。だからこそ、歌詞を受け取りながら、だいじに聴けたし、聴きたいと思った。ていねいに歌う姿がみていてとても心地が良いし、すきだなあと思う。

天井が高い場所だからこそ高音がふわあって空に放たれるみたいな感覚もあって気持ち良かったし、画面がモノクロなのも、「色のない世界」で。曲の世界にぴったりあっていてすきだったな。あと衣装がとってもかわいかったよね!冬仕様のニットやコート!オレンジ系の温かみがある感じ。モノクロと相反する綺麗な色のそのコントラストが美しくて。

 

と、ここでMC。前半戦終了~!もう10000字も書いてしまった。備忘録だからさ。許して。後半に続く。(いつ書きあがるねん)

 

 

KOBUKURO LIVE TOUR 2022 "GLORY DAYS" 備忘録(前半)

 

3月のライブでDaysを聴いた。

歌詞もすべてをきっちり受け取ることができたわけではなかったけれど、聴き終わったあとに遠くに向かって開けていくような、青く澄んだ高い空に溶け込んでいくような感覚に陥って、陽だまりの道をはじめて聴いたときに感じたなあそういえばと思った。

GLORY DAYSという言葉に、小渕さんと黒田さんはどんな願いを込めてくれたんだろう。ツアータイトルが発表されたときからずっと考えていたのだけれど、ライブに参加して唸った。そんな感想をつらつら書いていこうと思います。備忘録。記録。

いつものごとくまとまってないし、思ったことをただ書きなぐっているだけなので…どうかご容赦くださいませ。大阪城ホール公演と広島公演の感想が入り混じっております。

 

ネタバレが含まれます。注意してくださいな~!

 

 

 

 

今回のツアーはエンドステージ、左右に伸びる花道。というシンプルなセット。

木々が風に揺れる音、風がふわふわとなびく音、光が差し込む音、とも思えるようなSE。映像がない分、光と音に感覚を研ぎ澄ますような時間が心地よかった。

そして、照明がついて歌われたのはまさかの新曲!!!!!

入場時に受け取ったフライヤーたちの中には、「ネタバレが苦手な方はライブが終わった後に見てね」と書かれたコブクロからのプレゼントが入っていて。そこには歌詞が!大きなスクリーンを設置しない会場があるとのことで、新曲だけでも歌詞をお知らせしますというその気持ちが嬉しくて。言葉を大切にするふたりならではだなと思った。

 

新曲のタイトルは「Mr.GLORY」

城ホールで聞いたときは、令和の轍だなあと思ったんだよね。そして今回は新しい自分が迎えに来てくれるっていう解釈がこぶちさんっぽくていいなあともっと好きになった。(城ホはスクリーンがあって歌詞が出ていたので追いながら聴けた!やっぱり新曲は言葉がスッと入ってきづらいから視覚での情報ありがたい)

韻の踏み方が軽やかで「ああ、この感じ、私の好きなコブクロの曲だよ〜!」とわくわくしたなあ。お気に入りフレーズはたくさんあるのだけれど「思い通りいかない日々に生まれた 珠玉の名シーン」かなあ。いやあ、36度5分が365日に変わるところかなあ…(天才?)たぶんねえ、これはスルメ曲です。聞けば聞くほどすきなところが増えていく。音源化がたのしみだな〜!

そうそう、照明もどことなくカラフルできらきらしていてかわいいんだよ!そうだ、今回は久しぶりのアリーナツアーなんだなあとひしひし感じて、大きな会場の醍醐味をたっぷり吸い込んだ。

今、咲き誇る花たちよ

初日は今咲きが入ったことがめちゃくちゃ意外だったのよね。でも今回のツアーの全容を知ってからは、「わかる〜!」に変わった。これは余談ですが、うちの家では今咲きは「母をたずねて三千里」と呼ばれているので(なんかイントロのあの笛の音が似てるので)母と「三千里だ!!!!!」と顔を見合わせたのもいい思い出です。なんの話。でも、そういうのもライブの醍醐味だよねえ〜!

「愛すべきこの世界の色を変える様に」「本当の君に戻ってまた立ち上がればいい」Mr.GLORYに通ずるところもあると思うのだけれど、今回は「新時代への幕開け」みたいなそんな空気がただよう歌が多いなと思ったので、今、咲き誇る花たちよの壮大なサウンドなのに歌詞が隣にそっと寄り添ってくれるぬくもりに満ちているのがぴったりなんだろうね。そして、今更なんですが、あらためて歌詞を読むとめちゃくちゃいい!

小渕さんの歌詞の日本語の美しさが全部詰まったみたいな歌。やわらかく伸びやかな歌声がいいなあ〜!

 

ここでMC。「こんばんは~!コブクロです!」ああ、ライブに来たなあと思う瞬間のひとつ。思わず大きな音で拍手をするわたしたち。城ホではこぶちさんが拍手の音を聞いたあとうれしそうな顔をしてその拍手の音をエアハグしてた!ひとつひとつの音を抱きしめる仕草が愛おしかったよ〜!

広島では「会いたかったぜ〜!!!!!!」っておっきな声で言ってくれて「わたしも!!!!!!」って思ったし、たぶんそれが伝わったんだろなあって思う表情でお客さんの方を見てくれているのが嬉しかったな〜

全方向をぐるぐる向きながら、会いたかったね、会いたかったよ、って確認しあうのはもう愛でしかないもの。

ライブになかなか行けなくて、オンラインライブも楽しかったけれどやっぱり生で体感するあのライブが恋しくて。音楽は不要不急だって言われたような気がして。虚しくてもどかしかったあの日々を思い出しながら、そのこぶちさんの瞳を見つめていた。

ああでもそれってわたしたちだけじゃなかったんだなってこぶちさんの表情を見たらそう思った。

「ずっとこの景色が見たかった!またこのステージ立たせてくれてありがとう」って言ってくれたもんだから大きな拍手で包まれる会場。紛れもなく相思相愛なんよね。その拍手の音の大きさとか、みんなのマスク越しの表情を受け取って感極まった小渕さんがうっかり声を詰まらせて「もう…これ以上喋ったら俺、あかんかも…」って言ってらした。グッときたなあ。

Mr.GLORYの曲説もあって、コロナ禍から今に至るところまでの時代を歌っている歌なのだなとそれを聞いて改めて思ったんだけれど「その期間のことを嫌だったな最悪だったなと思うのではなくて、そういうことがあったからこそ気が付けたことや変わったことだってあるはずなんです。こんなことができるようになった、生まれ変わったって思えるといいなと思いました。あの時間があったからこそ、今がある。新しい自分が迎えに来てくれているような、そんな歌を書きました」と。

言い換えの魔術師すぎるのよなあ…本当に。嫌だなと思うことも、捉え方次第でどうとでもなるというか。コブクロの楽曲には、言葉たちにはそういう力が詰まっているといつも思うのだけれど、こうやってはっきりと言葉にして伝えてくださるから、よりその気持ちが強くなった。

「懐かしい曲も、新しい曲も、びっかびかに磨いてみんなに届けたいと思っています。一番後ろのお客さんまで全力で届くように心を込めて演奏しますので、最後までよろしくお願いします!楽しんでいってねー!!!」

ぴっかぴかじゃなくて「びっかびか」って言ってたの、かわいかった。

ここで「流星」に続いていく。星が瞬くみたいなあのピアノの美しい旋律、何回聴いてもうっとりしちゃうね。そして流星!また次のフェーズに入った気がする、すごい。なんか、うまく言えないのだけれど…。シンプルに「いい曲だなあ」ってかみしめて聴いていたよ。楽曲が歌い継がれていくことがなにより嬉しいし、どんどん進化していくのを肌で感じるのもまた喜ばしいことだよね。照明も綺麗だったなあ~

で、お?次は?なにかしら?とわくわくしていたら聴きなれないイントロ。エレキギターが鳴り響くロックサウンド。「オリオンの右肩に輝く」「ぎょー-------ベテルギウスー---」まさかすぎる。そう、ベテルギウス」(アレンジver)

ベテルギウス、大好きなんです……トワイライトツアーだったかなあ、わたしはあのアコースティックの特別なライブに行くことができなくて「またいつか聴きたいなあ」と思っていたので、とってもうれしかった!ここまでの楽曲が「星」だったり「太陽」だったりが歌詞にたくさん出てくる曲ばっかりで面白いなあと思ったのよ。

小渕さんの歌詞には星や太陽や月はよく出てくるし、空だってよく出てくるけれどそういうみんなが知っている普遍的な「象徴」みたいなものを歌っているのに、壮大過ぎないというかね…なんていったらいいんだろう。星や月や太陽にたとえられた自分の生活や日常がそこに描かれていて、いいなあと思うんですよね。余談ですが。

原曲の浮遊感、宇宙感は残しつつがっつりエレキギターが映えるサウンドに様変わりしたベテルギウスは最高すぎる。原曲を何度も聴いているからこそ、違いを感じると面白いなと思うし、新しい魅力が感じられるのがいいなあ。BPMも若干速めなのかな?こうやってイントロで「何が来るのかなあ」ってわくわくさせてくれるのがとっても楽しかった。曲のキメのところで心地よく鳴るドラムの音やら、キメの音で切り替わる照明も綺麗だった~!あとはね、「どんなに離れてても強く感じてる 君からの光ずっと届いてるよ」っていう歌詞がふたりからのラブレターみたいで勝手に照れたよ。

Always (laughing with you.)

まさかの~~~~~~!めちゃくちゃうれしかった~~~~~~!

Star Madeはアルバム発売前というレア公演に参加したので、Always (laughing with you.)の歌詞をあまり聞き取れないままにその公演が終わってしまったのをすごく惜しく思っていたのよね。アルバムで改めて聴いて「…うわああ、これって、もしかしてラブレター?」って頭を強く殴られた感覚に陥ってから何度も何度も聴いた。StarMadeの中で一番聴いていた曲。きっと、次に歌うとしたら周年のライブだろうなあと思っていたら、まさかの。そしてラストでもなく、中盤に。韻の踏み方、比喩表現はもちろんなんだけれど、ふたりのユニゾン、ハーモニーと余すことなくふたりの声の違いを味わい尽くすことができる珠玉の時間じゃなかったですか?(まあこれは全曲に言えること)

商店街/通っていない/想定内で韻踏むのとかさすがすぎるし…みたいなことを会場で改めて噛み締めていて。この曲を初めて聞いたときに黒田さんはどう思ったんだろうってシンプルに思うくらいにどストレートなラブレターなんよなあ…(Always (laughing with you.)については別のエントリをあげますね、歌詞解釈のブログみたいになってきたので…笑)

オレンジがかった優しい色の灯りが順番に音を鳴らしはじめるタイミングでバンドメンバーやコブクロのおふたりを照らす照明がすきだったなあ。音数が少しずつ増えていくのが、ストリートからはじまってたくさんのひとに出会いながら歩いてきたふたりの歴史みたいで。彼らの物語が、まるで絵本の読み聞かせをするようにやわらかい声で降り注いでくるの、とっても「コブクロ」だなって思ったの。

最後に歌ってくれるのはわたしたちのこと。こんなの、もう「愛されてるな」って思わないわけなんてなくて。いつも大切にされているなと思うし、頼りにしてもらっているなと思ってしまうよね。おこがましくも。みんなで手を横に振りながらなんてハートフルな優しい空間なんだろうって涙が止まらなくて。ああ、またこうやって目を合わせて、頷き合って一緒に音楽を楽しめる日々が戻ってきてよかったなって心底思った。

最後の「明日~」がかなりのびやかで。小渕さんが「さっきの明日~すごかったね。20小節くらい伸ばしてたんちゃう?」みたいなことを言ってらして笑ったし黒田さんは「さっきの”明日”は”しあさって”くらいのことを思いながら歌ってるから」って言ってらして笑った。「あさっても入れてあげろよ」ってツッコまれてた。何の話。

「前のツアーでは最後に歌ったAlways (laughing with you.)この曲はコブクロの今までの歩いてきてた歴史がつまった絵本のような歌。どうしてもたくさんのみんなに聞いてほしくて、このツアーでも歌いました。この曲を作ったときに思い浮かべていた情景は、まさにこの景色。聞いてくれてありがとう」みたいなことを話してくださってたのが嬉しかったなあ。

ここでMCかな?どこで何喋ったか忘れちゃったのでまとめて書きます。次!(急にテンポアップ)

恋心

城ホでは黒田さんにネタバレをされて「おー----い!イントロでわあってなりたかったぞー---!」と思いつつ(小渕さんがめっちゃ怒ってくれた笑) 

ひさしぶりの恋心だったよねえ…!なんで恋心が選ばれたのだろうっていうセトリについてのみんなの予想が聴きたい。わたしは恋心だけ「なんでだろ~」っていまだに思っている。いや、ひさしぶりに聞けて嬉しかったんだけど。……はっ、もしかしたら恋心のふたりが恋愛観測のふたりなのかな!?それだとしたらめちゃくちゃテンション上がる…みんなの考察求む。コブクロの優しいラブソングが大好きなので、にこにこしながら聞いた。そろそろ、君色も聞かせてください。どさくさに紛れて言いますが、彼女でもいいですよ。

 

そしてふたりが花道へ。上手側と下手側の花道に分かれて歌うのはなんだか新鮮。そしてふわふわと宙に漂うやわらかい音が聴こえてきて息をのんだ。「恋愛観測」

恋焦がれた恋愛観測…うれしい…ロマンチック代表…すき…まさか11年の時を経て聴ける日がくるとは思わなかったなあ。おしゃべりをするような言葉選びのやわらかさや、くだけかた、悩みながらお互いがお互いをすこし離れたところから見つめなおしてまた近づいていく感じがたまらなく好き。(これも、別のエントリをあげたほうがいい?すきなところをあげはじめるときりがないので……笑)世界一やさしい「ごめんね」と恋焦がれた「昨日までの僕で君を抱きしめに行くから」が聴けたので悔いなしです。ありがとうございました!!!!!!!!!!あとねえ、ベースラインがめちゃくちゃ好きなのよ…。始まり方も、絶品よね。ラムジーさんのパーカッションってほんとに素晴らしいスパイスすぎる。

スタンドから見ると小渕さんと黒田さんがまるで「宇宙の端と端」にいるみたいで、粋な演出だなあと唸った。星空みたいな照明も素敵。

 

恋愛観測に浸っていると、小渕さんがハープを鳴らしていらっしゃるのに気が付いて緊張感が高まる会場。「To calling of love」を彷彿させるハープのメロディーラインにそわそわしはじめて、黒田さんの歌いだしを静かに待つ静寂たるや……きた、きた、くるぞくるぞ、と思っていたときに聞こえてきたのが「どんな悲しみにも」だったの。度肝抜かれたよね、だれも次の曲が「あの太陽が、この世界を照らし続けるように」だなんて思わなかったでしょう?これが、びっかびかに磨かれてまた新しく進化した曲のひとつなんだ、とひれ伏した。あの太陽が~の持つあのエネルギッシュでぎらぎらと光を放つようなまばゆさはそのままなのに、美しさが散りばめられたアレンジがとっても素晴らしかった。

とてつもなく優しい声が放つ言葉たちをひとつずつ受け取って、その言葉たちの持つエネルギーを感じては圧倒される。その繰り返しだったな。小渕さんも毎回言ってらっしゃるけれど、黒田さんの声だからこそ伝わる歌詞に込められた想いやその言葉の持つ本来の願いが伝わってくるようで。とてつもない力で地盤を揺らすような切迫感は全然ないのに、こちらが吹き飛ばされそうになるのは、なにより黒田さんの声の持つと曲に貯めこまれた充満したパワーなんだろうなあと。まるで祈るみたいに歌う歌声が、ずっといまも頭の中にこだましている。

 

コブクロのライブに行くたびに何度もその場に立っていられなくなる、後ろに吹き飛ばされそうになって立ち尽くしてしまう、みたいな衝撃を受けたり好きで身体が埋め尽くされてどうしようもなくなってしまったりすることがあるけれど、今回のここからのゾーン(とまとめさせてもらう)もそうだったなあ。黒田さんが歌でなぎ倒すって言ってらしたけれど、ほんとうにそれなんよ。なぎ倒された。

広島1日目は黒田さんが曲に入り込んでなにかが憑依したみたいに歌っていらして、もうそれはそれはとんでもなかった。声が大きな波のようにこちらに打ち寄せてくるたび心臓の動きは速くなったし、零れ落ちる涙を見つめながら、つられて泣いてしまった。歌を聴いて身震いしたり、気が付いたら頬に涙が伝っていたりするのってすごいなと思うんだよね。もう、自分自身をコントロールできなくなるというかなりふり構わずただそこにある音楽に魅了される瞬間。ライブって、音楽って、生き物だとよく言われるけその言葉を改めて体感した。すごい…圧巻のステージング。

 

ここで聴き慣れないイントロからの「時の足音」まさかすぎたパート2。

時の足音を歌ったのもびっくりしたし、アレンジも大胆でびっくり。どうやらベテルギウスも時の足音もベースの寛雄さんアレンジだったそうで納得した。コブクロのふたりではないほかのひとがアレンジをして、それを演奏して歌う。これもまた新しい風なんだろうなあ。未来へ、新しい世界へ、進んで行くために。変わり続けるために変わらずにいる部分と、どんどん変革して新しい試みをしていく部分のコントラストが鮮やかだなとコブクロのライブを見ていると思う。いつだって、わくわくさせてくれるし、その手段がいつだって違っているからこそ「やられた~」って思う。完敗。

歌詞の中に何度も出てくる「たね」のやさしさに何度も何度も救われてきたなと思って、また年を重ねて聴くとその「たね」に救いなおされた気分になった。今、咲き誇る~にも「種」は出てくるんだよね。今は種まきの期間でいつか花開く未来を待ち望んでいたいよねという願いも込められているのかなあなんて思った。

何度聴いても、小渕さんと黒田さんが変わりばんこで歌う歌詞が繋がって変化していくところが好き。(想いが言葉に~からのフレーズがリリースされた日からずっとすき)

ところでベテルギウスって時の足音のカップリングだったんですね…豪華。

 

そして前半最後に歌われたのは「Days」

コブクロのツアーに行くたびに「私はこの曲を聴きにここまできたんだ」と確信する曲が必ずあるのだけれど、今回はDaysだったんだなあと歌い出しを聴いたときに思った。Daysの力強さと優しさが隣り合わせに存在する感じも、歌詞を指でなぞりながら聴き進めていくと陽だまりのようなやわらかい光が差し込んできて、視界が一気に広がる感じも大好き!不思議な曲だなあと思う。小渕さんが描く時代は、本当にその一瞬を、その瞬間を写真のように切り取ったものが多くて、いつだってそのひとことに、そのワンフレーズに、そのひとつのメロディーにはっとさせられることが多いよなあ。今だからこそできた歌だし、なにより絶対に悲観的にはならないんだよね。Daysを聴いていると曲がりかけた心もしゃんとまっすぐに戻る気がして、サウンドにも前向きさがあふれていて。未来に期待したいなと思っちゃうんだよね。今を抱きしめて、未来に向かって歩いていきたいと思えてしまうの。不思議と。

そして、最後のフレーズたちはマイクオフでアカペラを。

マイクを通さないふたりの声がステージの真ん中から放たれたら一瞬にしてすべてのひとの心をつかんで離さないのが本当にすごい。一秒たりとも逃したくなくて息を止めて聴いてしまったし、ふたりとギターの音。たったみっつのはずなのに、みっつ以上の音がするのはなんでなんだろうなあ。どこまでもどこまでも伸びていきそうなのびやかで、天井を突き破りそうなくらいの熱が籠った声。ふたりの声が重なればどこにでもいける気がしてきてしまう。うまく言えないのだけれど、なんだかいつだって心を沸騰させられちゃうんだよなあ、すごい。歌詞にあるようにやわらかい風が吹いてくるようなやさしい曲なのに、いつだって熱っぽく語りかけてくれる気がしてすき。

わたしのこころにいつだって語り掛けてくれる曲がコブクロの曲なんだなぁって改めて思ったのでした。いや~~~~~~しびれた。めちゃくちゃよかった。Daysのライブ音源が欲しいもの…!この曲のエネルギーを受け取るために、またライブに行きたいってめちゃくちゃ思ったもんね。すごかったよ…。言語化したいな。このすごさを。自分の感じた気持ちやら、思ったことにいちばん近い言葉で話したいのに、いかんせん、すごさの5パーセントも伝えられていない気がしてくやしい。笑

まあ、鉄は熱いうちに打てということで新鮮なうちの感想も書き残しておくことに意味があるということにしたい。

長くなっちゃった、後半に続く。笑

推し貯金をやってみたよ-2020年振り返り編-

 

全ジャンルのオタクのみなさ〜〜ん!!!!こんにちは、みなさん、お金たまってますか????(なんというはじまりかた…!)久しぶりのブログでどきどきしています、ゆこです。

 

今日は『推し貯金』についてのブログ記事です。

わたしは、定期預金を働き始めた頃から行っています。職場の先輩に勧めてもらったことがきっかけだったのだけれど、「強制的に貯金をしてくれる」「申請をしない限りお金を引き出すことができない」という二点がずぼらなわたしにぴったりで年々貯蓄額は増えてきています。しかし、定期預金とはまた違う「推しに使うためのお金を貯めたい」(使うための貯金)という思いがぼんやりあって…どんな風に始めようかなと考えていました。

月謝袋を用意し「毎月推しに支払うという」設定で定額を貯金していくスタイル、毎日何円と決めてスタンプを押していくスタイル…などなど、それぞれが自分に合うスタイルを考え模索しつつ趣向を凝らした推し貯金を発案しては実行していく世のオタクたち。『わたしもやっぱり楽しみながら貯金をしてみたいな〜!』と思ったので2020年、満を辞して推し貯金を始めることにしました!!!!!

2020年の振り返りを行っていなかったので、この機会に振り返ってみようと思います。(そして2021年は6月から再スタートしたい)よろしければお付き合いくださいな〜!

 

わたしの友人たちの推し貯金は、推しの活躍/活動に応じて貯金額を決めているタイプのものが多かった気がします!

たとえばCDが発売された場合は1000円、ブログが更新されたら100円などとその活動に応じてあらかじめ金額を決めておき、出来事が何か起きるたびに貯金箱にお金を入れていくという方法は自分の好きな推しがどんな活動をしてきたのか、1年間を振り返っていくようで楽しくて。しかも「お仕事決まったね!おめでとう!!」「こんな更新をしてくれてありがとう!!」といったようなわくわく感や高揚感、そして幸福感で満たされた貯金ほど最高なものなどないだろう?と思ったのでそのスタイルを採用することにしました!

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自分自身のどちらかといえば大雑把な性格から金額を決めてそれに応じて「確実に」貯金箱に入れていくということができそうにないという現実にぶち当たったため、「とりあえずなにかあったら100円ぶちこむ」というスタイルに変更し今に至ります。

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「すきなひとに何か嬉しいこと/楽しいこと/幸せなこと/があったとき、自分が『しあわせもらったー!』とおもうことがあったときなど"なにかあるたび100円ぶちこむ!」

という目標を掲げています。ぶちこむって…でも、そうよね…ぶちこんでいるのよ。貯金をしていく上で一番大切なことは「続けること」続けていくからお金が貯まる。なかなかにざっくりしているけれど、この『ざっくり、ふわっとした感じ』…細かいルールがあまりない方が、うまくいくかもしれないなと思ったのです!そしてせっかくならばどんな理由で貯金箱にお金を入れたのかということがあとから分かるように、簡単な理由も書くことにしました。(すぐ間違えるから修正テープを使いまくっている…)その横に入れた金額、合計額を書いておき貯金箱の中に入っている金額が今どれくらいなのかを把握できるようにしてあります。ずぼらだからね。

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最初は白黒で書いていたのですが(2020年はAぇ!  groupとの出会いの年なので最初の方はずっとそのお話だった)

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シールでデコレーションしたり、色付けをしたりすることを楽しんでいくようになり、

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だんだん100円ではなく、1000円入れたり、「メンバー×100」という計算をしたり、と、はじめた当初からどんどん自由度が増していっていました。こういう「ちなんだ金額」を入れるのも面白いよね。(計算しづらくなるので、1円単位での貯金は避けていたのだけれど、誕生日とおんなじ金額にすることだってできる)


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小銭を常に携えるようになり、「今日はこんなことがあったな」と日記を書くように、その日のことを好きなだけ、好きな人の好きだったところ、好きな人に起きたこと、嬉しかったこと、楽しかったこと、幸せだったことを書き綴っていました。

あれ、もしやこれは、めっちゃ楽しいな!?!?

もともとノート作りがすきだったこともあり、このノートを組み合わせていくスタイルが自分にはぴったりあったようです。毎月、月末に締め日を作り計算、貯金箱の中身を確認。振り返りと次の月の目標額と目標を決めていました。

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ちなみに下半期は繁忙期ということもあり、なかなかコンスタントに入れることができない代わりに「いつもありがとう!!!BIGLOVE!!!!!!」と叫びながら5000円札をねじ込んでいました。当初のコンセプトはもうすでに崩壊している。笑

 

最終的に1年間で75000円貯まりました!!!!この推し貯金を使い、また好きな人…そう、推しのCDを買ったりチケットを買ったりすることができるしあわせ!!!!!!!楽しくて簡単なのにいつのまにか貯まっている!!!!!最高!!!!

 

ということで、駆け足になりましたがわたしの「推し貯金2020」はこんな感じでした。「こんなにずぼらでもできる推し貯金」はほんとうにおすすめです!!!!2021年も残すところ半年ですが、またいろいろ方法を考えて推し貯金を楽しんでいこうと思っています。みなさんの推し貯金についても、よろしければ教えてくださいね〜ということでおしまいです!

(久しぶりのブログで書き方忘れちゃった♡笑)

 

とびきりの愛をこめて歌うよ 


あなたの誕生日をお祝いするのは、何年目になるのでしょう。


7と11が並ぶとふと頭にあなたの顔が浮かんだり、色を選ぶときには無意識のうちに緑色を選んでいたり、テレビをつけたときにたまたま流れていた釣り番組をうっかり30分見てしまったり…


なんだか、私の生活の一部にあなたはいつも存在していて、ふとした時に顔を出す。それをたまらなく愛おしく嬉しく思うのです。


年々両手では抱えきれないほどの「自分にしかない」とっておきの武器を携えて、自ら新しい道を切り拓いていくあまりに格好良くて凛々しい背中を見るたびに恋に落ちるし、それと相反するような無邪気さやイタズラを仕掛けて目尻を下げて笑うお茶目な笑顔を見るたびに愛おしいなぁと抱きしめたくなる。

好きなことを話している時についつい早口になる熱量や気になったことはとことん突き詰めるマメさや律儀さにいつも驚くし、すべてのものに真摯に向き合う姿や、ひとつひとつのものを大切に咀嚼する姿に憧れて。誰のことも置いてきぼりにしない双方向への配慮や愛を感じるたびに背筋が伸びる。あらゆる物事に好奇心を持ち深く掘り下げていく探究心や、ユーモア。どんどん広がっていく視野の広さに触れるたびおののく。ちょっぴり不器用なところやすこしだけ見せてくれるよわさも、私たちのことを誰よりも大切に思ってくれていることがわかるやわらかい表情も大好き。

そして、私はあなたが紡ぐ真っ暗闇の中に灯る琥珀色のあたたかな言葉にいつも救われているのです。土砂降りの中、差し出してくれる傘のように、冷たくて暗い部屋でかけてくれるあたたかな毛布のように、「あなたの世界が色づくように」ととびきりの願いを込めた言葉を贈ってもらっている気分になるのです。あなたが描く「生きていく」「生きる」という何よりの大きな愛をめいっぱい受け止めて、絶望に手を出さずに、希望を手放さずに私も生きていこうと思えるのです。大げさではなく、本当に。愛されているなぁとつくづく思います。


きっとあなたはいつまでも、様々なことを背負いながら歩き続けるのだと思います。私たちの分もとすべてを背負ってくれる。でも、あんまり無理しないでね。大丈夫、私たちだってあなたと歩いてきた数年間でどんどん強くなったから。一緒に背負えたら、抱きしめられたら、なんておこがましくもそんなことを思っています。

まぁ…そんなこと言わなくったって、あなたはまたどんどん格好良くなっていくのでしょう。強く逞しく「僕らの手を握っていて」と手を引っ張ってくれるのでしょう。もう、勝てる気がしません。完敗です。あなたの描いた夢が叶う瞬間にたくさん居合わせられますように、と思ってしまうわがままも許してね。私は、あなたが目尻を下げて嬉しそうに楽しそうに幸せそうに笑う姿がこれからもたくさん見たいので、そんなことを。

あなたが歩いていくこれからの道にやわらかくて煌めきで胸が満たされるようなあたたかい光が差し込みますように。あなたが描いた夢がたくさん叶いますように。
「宇宙一しあわせにします」と言ってくれたあなたが、宇宙一しあわせでいてほしいといつも願っています。33kgのマグロ、釣りましょう…!

 

加藤シゲアキさん、33歳のお誕生日おめでとうございます。生まれたこと、出逢えたこと、全部にありがとう~~~!大好きなあなたへ。めいっぱいの愛をこめて!君に幸あれ!

大人は楽しいよ 大切が増えていくんだ

 

28歳の年はどんな1年だったかな

 

 

変わろうとして 変えようとして 出来ることだけでもって足掻いたけれど 全然上手くいかなくて 未来に絶望して  でも 周りにいてくれる人達が私が思うよりも何倍も 私のことを大切にしてくれていることを 知って やっぱり もうちょっと頑張らなくちゃ って思って。 なんだか、その繰り返しだったのかもしれないなと 自分が歩いてきた道の後ろをふと振り返ってみたら そんなことを思うのでした。

 

いいこと「49 」 嫌なこと「51」きっとこれからもそんな調子で上手くいく日があれば全然上手くいかない日もあって。自分のことが大好きな日があれば大嫌いな日もあるだろう。でも、それでいい。いつでも絶好調じゃなくたって、いいと思えるのは、わたしがすこし大人になったからなのか、それともわたしの周りにいてくれる人や、好きだなと思う人たちが心に灯してくれた 灯りのおかげなのか。

 

 

29歳になっても変わらず、日々目の前にあることに丁寧に立ち向かいながら、自分の頭で考えて悩んで足掻いてゆっくりでもいいから、必ず越えていきたい。泣いても怒ってもいいから、最後は笑えるように。愛情を持って人に接する人でありたい、正直さを握りしめて相手にとことん最後までぶつかっていける強さと痛みを抱きしめる優しさをもちあわせた人になりたい。凛としていて背筋が伸びている素敵な人になりたいし、できるだけ多くの楽しい話や幸せな話を 紡ぎたい。自分の気持ちをできるだけぴったりあう言葉にして伝えられる人でいたい。

そして、好きなことには変わらず貪欲に、好きなものをとびきり大切に。誰になんと言われようとも自分が大切だと思ったものや好きなものに誇りを持って、出会えた縁を大事にしたいし、それを思い切り抱きしめて手離したりしないで 今まで以上に大切にできる大人に。だれかがどう変わろうと、私は私だよ。大丈夫、大丈夫。

 

そして、ここまで読んでくれたあなた。みんな。こんなに長い間、愛想も尽かさずずっとそばに居てくれてありがとう。あまりの気まぐれさに嫌気がさしたんじゃないかしら。ごめんね、でも、いつもありがとう。一緒に笑って泣いて悩んで怒ってそれでもやっぱりいちばんはたくさん笑って。色んな感情を共有してくれてありがとう。いろんな景色を一緒に見てくれてありがとう。みんなに出逢えたから、わたしはたのしくてしあわせで。感情を揺さぶられながらワクワクの絶えない毎日を送ることができています。みんなに出会わなかった人生なんて、想像も出来ないししたくないけれど、できれば、これからも一緒に。

 

なりたい自分や、自分の頭で描いている未来。歩いていきたいと思った道を自分の足で選んでいける大人になれるように頑張ります。何歳になってもわくわくできるように。

なんとなく、意思表示のためにと思って書いたよ。さて、いっちょやってやりますか!派手にいこうぜ!!!!!!

 

大人は楽しいよ 大切が増えていくんだ

【素晴らしい世界 / SUPER BEAVER