コブクロ弾丸フリーライブ(3)
1回目 http://558855.jugem.jp/?eid=6
2回目 http://558855.jugem.jp/?eid=7
---
光の粒のあと放心状態の母とわたし。
お母さんも「風」に感動したらしく、「涙とまらんかったなぁ」と。やっぱり親子ですね。
でも「あんたがあんなに叫ぶから、一瞬 ”あれ、これはYOUなのか?”って思ったわ。あんたYOU好きやもんな」と。やっぱり親子ですわ、よくお分かりで。(笑)
並んで待っていると、「はーい、こちらへどうぞー」と席番号をいただいて、入場すると。
...3回連続くろださん側(。・ ω<)ゞてへぺろ♡ (笑)
しかもワールドって、9列って表示されているところが1列目だったりするのですが、10列。
「お母さん、どうしよう。めっちゃ近い」
ばっちり2列目の端っこ。うぇぇぇぇぇぇぇ肉眼で全部みえちゃうううううううう。
やっぱりワールドでは、良いことしか起こらないのね。そして黒田さんにコーリングされすぎている私。照れますね。
知っている人は知っている、黒田さんが歩いてきた興奮を伝える人がおらず(一人参戦)何を間違えたかくろださんに興奮を伝えてしまい、笑われ馬鹿にされた事件が起きた座席とほとんど同じだったのです。奇跡起こしまくりですねぇ、すごい。ワールド。
1.One Song From Two Hearts
2.蜜蜂
3.ダイヤモンド
4.どんな空でも
3回目、ほとんど覚えていません。かろうじて覚えているのは黒田さんが「今日何食べるのー?」の話を振ったこと。
「やきとりー」「こうべぎゅうー」「まだきめてなーい」
「神戸牛ありやねぇ。」とふたりで言っているとアリーナから「カレー」の声。二段熟だねぇ、とほっこりしていると
「はぁ?カレー?黄レンジャーか!」
ってあかんでしょうよ、くろだくん...こら!と黒田さん以外の人が全員そう思っていたわけですが、くろださんも途中で気づいて「はぁっ!」と。(笑)
「グリコの関係者の方きてませんようにぃ~」(なむなむポーズ)
なむなむポーズかんわいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!
「ほんまお前そういうところあるよな」とこぶちさんが、一喝。どうやら、東京のプレミアムライブでも190cmあるひと!と何も考えずに聞いたけれど、実は布袋さんが来ていたそう。
「布袋さんはどうしはるねん!手ぇ、あげるかあげへんか迷うやろぉ!」と。(笑)布袋さんのモノマネもしてはったけど、クオリティ無駄に高くてびっくりしました。こぶちさん器用だなぁ~。
「ほんま俺そんなんばっかり...」とくろださん。以前もプロモーターの男女でいい感じのふたりが居て、タクシーで移動中「なぁなぁ、ふたり付き合ったらえぇやん!お似合いやでぇ!え、もしかして付き合ってたりするんちゃうのん!?」としつこく言っていたら、案の定付き合っていた。というお話。
「絶対家帰って、『ひゃひゃひゃー黒田くんすごいなぁ。全部見抜いてたんやなぁ。でもよぉ。お前、俺にそんなにスキスキビームだすなやぁ♡』とかいう会話しとったんやと思うわ!なんやねん!そういうところで名前でるのいちばんいやじゃ!」
…スキスキビーム?え、スキスキビーム?くろだくんがスキスキビームって言いましたよおおおおおおおお。
私はパニックになりすぎて「ラブラブオーラ!?え、スキスキオーラ?なんやっけ!」となっていたのですが、まほちゃんが教えてくれました。ありがとうございます。(笑)
スキスキビームだすなよぉのときは肘でツンツンする仕草もしてはりました。普段、そういう感じなんですかね。俊介さん。あんなツンデレな感じなのに、好きな人にはデレッッデレなんですかね。それは想像すると...鼻血が出そう。(笑)ご馳走様でした。
その他にも「最近痩せましたねぇ」と話をすると大病をされていたなど、そんなことばっかりある、と。気をつけなあかんなぁと反省されておりました。でも、わたしはスキスキビームの一撃が大きすぎて、頭ばこーんといかれていました。MCはこれ以外何も覚えていません。(笑)
蜜蜂の前にこぶちくんが「たとえば、僕がここで聞きたくもないようないやーなひどい言葉を言うとするとそれが、どんどん伝わっていって、その先ではどんな形になっているのか、どんなにひどいことになっているのかと思うんです」と。蜜蜂の「言葉が心と心を結ぶ糸であるように」という歌詞を思い出しました。大切にしたいよね、言葉。
蜜蜂のギターバージョンもこれまた圧巻。最後の「こころとこころぉ~をぉ~」はモスラバージョンでした。
あのアレンジ大好きです。
この日の蜜蜂もめっっちゃくちゃ良かったのだけれど、そのあとのダイヤモンドがこれまたすごかったんです。まさかアコギバージョンを聴ける日が来るとは思っていなかったのだけれど、もう、すごい。壮大。
ギターとふたりの声だけなのに、常にフォルテ!みたいな。常に最高潮!みたいな、そんな壮大さがあって。思わずはっと息を呑む、とか高揚感で心臓がドキドキする、とかそういう感じだったんです。きっと会場のお客さんのほとんどがそうなっていて。今までで一番、ダイヤモンドが自分のための応援歌みたいだ、と感じました。
「がんばれ がんばれ かっこわるくてもいい」
この歌詞が、自分にとってどれだけ救われるものだったか。勇気をくれるものだったか。
いつでも全力で歌ってくれるけれど、この日のダイヤモンドは空気を鳴らすような地響きのような、そんな大きな大きなダイヤモンドでした。すごかったなぁ~、圧巻でした。
そして、最後。「もう一曲やるやんな」と小さな声でくろださんがこぶちさんに聞いて、頷きあって。
それまでにもちらほら「マイクオフでやってー」って声が飛んでいたのだけれど、黒田さんは「このスピーカー置くのにどれだけお金かかってるとおもってんねん!どれだけ朝早くから設置してくれてるとおもってんねん!まだはやいっ!」と一喝していたのですが、いきなり「マイクオフでやろう」と。こういうところ男前ですよね~。私もこぶちくんと同意見です。(きっとこぶちくんもこういうくろださんのこと好きだと思うから!)
そうなると、お客さんは黙っておりません。口々に、曲を叫び合います。(もう、それは山のように。)
「ちょっとぉ!リクエストとるなんて誰も言うてないで!あ、あれやる?♫ちゅうしゃじょうのねこはあくびをしながらぁ~」
「ははっ、そうやなぁ、ええなぁ」
「いやっ、でもアルバム発売記念やのにあかんか。(笑)」
ふざけまくる黒田さん。曲をふたりで相談しながら決めている時にこぶちさんが一言「ちょっと2時間もらっていい?」
「どうせなら生声が響いて、良さが伝わるやつがいいよなぁ」なんて話をしながら。
「今更なんですけどね、生声ってめっちゃしんどいんです。だから、えっと...みんなちょっと前の方おいで。そう、走らんかったらスタッフさん追いかけてこおへんからね。(笑)ちょっと詰めて前の方来て!」
お客さんを前に集め、マイクオフで。
♫ いつしか 晴れるよ どんな空でも 僕らは おんなじ 光をわけあってる
…こぶちさんもわたしにあいにきたんですか。(これ今日何回目のくだり)
初めて行ったライブの1曲目が、どんな空でも のアカペラだったんです。もー、そういうの今日は思い出させる日?!ゆりえ氏の原点回帰ライブ!?もおおおこれ以上好きにならせてどうすんの!とじたばた。一瞬でそのときのことが蘇ってきて、ふたりのほんものの声が身体に染み渡る。
足でリズムを取る 舞台を揺らす靴の音 息遣い お互いの声を聴く距離
いつもは聴こえないものがたくさん聴こえてきて いつもは見えないものがたくさん見えて。
ハモリがいつも以上に美しくて、ぞくぞくしました。声がひっくりかえっても音を外しても、ギターのコードが違っても 顔をくしゃくしゃにしながら全力で歌う姿には 言葉にできないほど心が震えて。歌と音楽でここまで魅せてくれて、惹きつけてくれて、勇気をくれる人たちはいないな、と改めて思った瞬間でした。
「今、歌いたいから歌う」
その言葉の意味を噛み締めて、必死で届けようとしてくれるふたりの声をどうにか真空パックしたくて一音たりとも零したくなくて、ただただふたりの声を聴いていました。すごかった。心配になってしまうくらい全力で歌ってくれて、涙がとまりませんでした。ふたりを好きになってよかったな、と。
鳴り止まない拍手。ふたりの歌いきった顔。くしゃくしゃの笑顔。
そのあと、どれだけ「もうでてこないよ~」とのアナウンスが流れても、鳴り止まないアンコール。
ふたりはでてきてくださりました。
「アンコールどうもありがとう。
30分のステージが3回。1回のステージくらいかな、と思っていたけれど毎回全力でやっているといつものステージを3回やっているのとおんなじくらいパワーを使ってしまって、もう何も残っていません。」とのこぶちさんの話。
あれだけ、声がひっくり返っても全力で歌ってくれたんだもん、ぜんぶわかってる。ごめんなさい、と思わず呟いてしまいました。しんどかっただろうな、とか、でもそれでも歌ってくれたんだもんな、とか色々。
本当は出てこなくてもよかったのに、こうやって出てきてくれてふたりの気持ちを二人自身が伝えてくれるところに、ふたりの人柄が見えて、優しさと誠実さが見えて、これでもかってくらい拍手でお返ししておきました。格好良いなあ。
「完全燃焼」とのことで、黒田さんは「おねがいやから、今回は帰ってくれ」と。(笑)
「みんなのアンコールとっても嬉しかったです。いつか、いつか必ずこのアンコールは返しに来ます!だから待っててね」と約束してくれました。こぶちくんの笑顔が眩しい。
その言葉に、鳴り止まない拍手。そうだよね、みんなコブクロのことだいすきなんだもんね。
「最後やから、あれやっとくか。お前どうせ手ぇびちょびちょやろうけど。まぁ、ええわ。ほれ」
黒田さんが手を差し伸べて、こぶちさんは「もうっ」みたいなすねた顔をして手を取り合って、いつものをやってくれました。しかも、センターだけじゃなくて、右側にも左側にも来てくれたの。本当に、ふたりのあたたかい気持ちに胸がいっぱいになりました。
とってもとってもとーーーっても素敵な時間をぷれぜんとしてくれたコブクロの二人と、スタッフさんに感謝感謝です。
神戸に来てくれてありがとう。