2015年上半期編、今私が最も聴いている3曲。

ほら、よくあるじゃないですか。大阪で食べたいランチ10選。みたいなまとめ。

シルバーウィークも終わりに差し掛かる23日の午後に書くくだらない私が何年か後のわたしのために書くブログ。2015年上半期編、今私が最も聴いている3曲。

 

1.幼気な少女 /  SAKANAMON

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カランコロンのフェスに行くことになって、サカナモンが出るならといろいろ聴きあさっているうちに出会った、この映像。「衝撃」だった。うわ、やられたと思った。イントロのギターのリフを聴いただけだったのに目が離せなくなった。

それはまるで私が初めて妄想DRIVERを聴いた時の衝撃に似ていて。ただのギターロックじゃない、只者じゃない変態感(褒めてる)をまた感じたのである。もう、ぐだぐだ言わないしつべこべ言わずに聴いて欲しい。格好良いから。でもすっごくすっごく緻密に作りこまれてるから。格好良いから(2回言うよ、大事だからね)

「善し悪し決める浮世の基軸は 乱暴で内蔵煮えくり返る」ってまさに、なの。これがサビでもなくBメロでもなく、Aメロなの。ちょー痺れるわ。ひねくれている時の私のふつふつしたいらいらした気持ちをぶっ飛ばしてくれるのは、元生くんの歌詞で。まぁ、なんにもできないつまんねぇ自分だけどたまにはこういうのもいいか、誰にも染まりたくないわやっぱり!!とかちょっと叫びたくなっちゃう。

元生くんがエネルギー爆発させるような熱量で歌っている曲がやっぱり好きで、喉で歌っているというか・・・男らしさが溢れてるというか・・・なんて表現したらいいんだろう。このガツンと響いてくる歌い方がたまらなく好き。なのに「さよならする日も近いね~」のところだけちょっと優しめに歌うの。うっわぁ、ってドキドキするよね(語彙力が足りない)Bメロで控えめに鳴るギターのフレーズ格好良いよ~~。唐突にリズムが変わるのもいいよねぇ。踊らずにはいられないもの。上がったり下がったりするフレーズが山ほどあってわたしはツボなのです。本当に、わたしのツボを上げ始めると1000文字を超えてしまうので割愛。しゅみはあわず~のところとか、すっげー好き。

「手を差し伸べてくれるのは 特殊な感性持つ貴方方だけ 十分幸せですがなにか」で飛び跳ねたくなる程嬉しくなって、やっぱり応援したいなと思ってしまったからこの人たちはずるいのである。ますます面白い音楽つくってんなーーーと痺れた1曲。やいやいやい!ってみんなで煽るのも楽しかったし、幼気な少女!のところで一番エネルギーが集まって放出する盛り上げ方は流石でした・・・。アリカナシカっていうミニアルバムに入ってるよ。(蟻のジャケットが気持ち悪くて買うのやめたあの頃の自分を殴りたい。昨日買ってきたよ、ようやく)

 

2.夏の虫インザファイヤー / SABOTEN PAN 

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いや、なんなんって思ったでしょ?なに、夏の虫インザファイヤーって何?って思ったでしょ(笑)大好きなSANBOTENとPANのコラボ曲第2弾。2バンドの仲間たちみんなで歌ってるスペシャルバージョンです~!聴いてたら思わず笑顔になっちゃう、なんにも考えずに聴ける楽しい曲!「積み重ねた無駄は無駄じゃない」とか「必要以上にひとりで戦うな」とか散りばめられた歌詞にほろっと泣きそうになったら、2番のあとに語りが入ってくるの。(笑)最高かー!!!あー、みんなライブが。サボパンが。バンドが、大好きなのが伝わってくるの。

マスコロで出演者みんなが出てきてこれ合唱したのが本当に楽しかった~!!!!!みんなが笑ってて、みんなで肩組んで「じょうねつ~」って叫ぶ、それだけ。でもあの空間は間違いなくハッピーが溢れていたし。サボパンの作り出す空間はいつだってぽかぽかあったかい!この曲にもそれが溢れてる!ちょっと元気がない日に、このひとたちほんまに本気でふざけてんなぁ~って笑いたい日にどうぞ。最後のフレーズがインタレスターからの引用っていうのにニンマリする。

 

 


雫に恋して / indigo la End

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タワレコの試聴機で、緑の少女のイントロを聴いて衝撃を受けたあの頃の自分を褒め称えたいと思った。絵音さんのことは前々から天才だと思っていたけれど、この曲を聴いてやっぱり天才だし才能にあふれていて音楽のことをとても愛している人だと思った。

2ヶ月前くらいにインディゴのライブのセトリを見たときに「夏夜のマジック」と「雫に恋して」が新曲として披露されていて「なんていう、うっとりさせるタイトルなの」って興奮したことを覚えています。小説の一節みたいな、曲のタイトルから想像していた何倍も切なくてひとりで泣いた。


美しい、でもなく、儚い、でもなく「せつない」がやっぱり似合う。やっぱりあのギターの音色がせつないを引き出してくるんだと思う。あえて前面に出てくるベースラインが雨音みたいに聞こえてきたり泣いているみたいなギターのフレーズと力強いドラムの音と合わさる絵音さんの声がやっぱりせつない。たまに出てくる話しかけるみたいにやさしいことばづかいのことばがやけにリアルで、余計にこころにしみこんでくる。「随分長いことそうしてたっけなぁ」とかね。

しまいめには「よそ行きの服を濡らして夜が明ける」っていう歌詞が出てきて聴いたとき、倒れるかと思った。歌詞を上げ始めると、これも、あれもってなるから割愛するけれど、本当にだれかのことを愛おしいって思っている気持ちが溢れてしょうがないときってただただ涙が溢れるんだなあってこの曲聴いて思ったよ。

「雨が悩んで私を避けてくわ 雫はポツリと落ちてもわかるように」 ・・・ずるいわ、絵音さん。PVでは終始にやつかせてただきました。(笑)

 

なげぇわ。(笑)とりあえず思ったこと書いておきたかったのでかいてみました。いやぁ~~良い音楽はやっぱりまだまだそこらじゅうに響き渡っているのだなぁ。