超いきものまつり~海老名にいってきたよ③~

さぁ、③です(笑)

※セットリストを含む演出などのネタバレが盛大に含まれますのでご注意ください。

 

 

海老名の近隣の方々や、行政の協力のもとはじめて海老名運動公園でライブが行われるとのこと。
地元の方々と何かできないかな?と考えたところよっちゃんとほっちの母校である小学校の合唱団とのコラボ。
子どもたちは夏休み返上でYELLを練習してきたとのこと。ぞろぞろ出てくる6.70人の小学生1年生と6年生(めっちゃ可愛い♡)

「ちょっと、質問してみましょうか!」って何人かに、何歳?とか好きな食べ物はなに?って目線を合わせて屈んで質問するよっちゃん!まさにお父さん♡

めっちゃ大きいお兄ちゃんに「1年生?」って聞いて真顔で「6年です」って言われたときのよっちゃんのへっぽこ具合と笑顔に癒されました。天然か。あれは完全に6年です(笑)

あとほっちがめっちゃ質問考えた末「じゃぁ・・・好きな食べ物はなに?」って聞いた男の子の回答が「オレンジ!」だったの可愛すぎたなぁ(笑)「洒落てるねぇ~~~!」って言ってた。平和だなぁ、このグループ。よっちゃん、ほっちインタビュアーの慣れていない感じがまた新鮮で良きでした。

 

「いつもはしっとりとした感じで聴いていただくのですが、みんなと(子どもたちと)歌うことでまた違ったこの歌をお届けできるのではないかと思います。YELL」

全国各地で歌われたであろうYELL。YELLの歌詞にどれほど救われたかなぁと思い出にふける。
こどもたちの純粋でまっすぐな声と聖恵ちゃんのまっすぐな声は混ざり合って、ことばをもっともっと遠くへ届けてくれる。


曲中も子どもたちの方を見て微笑んだり、手を振ったりするよっちゃん。あぁこの人のこういうところが好きなんだよなぁなんて思いながら泣く。←
Bメロのメロディラインがとても好き。Bメロのピアノのメロディも素敵だよねぇ。

で、ここで捌けていく3人とこどもたち。で、過去を振り返る映像が流れたのかな?この映像も出演者もめっちゃ豪華だし、時系列に沿って様々な分岐点に触れながら涙腺を刺激してくる内容。まさに「笑い泣き」。ほろ、っときながらくすくす笑ってしまうようなそんな映像。17年の足跡を少しだけ一緒に辿れた気がして嬉しくなった。

「初めてのワンマンライブの1曲目に選んだのはこの曲」

花は桜、君は美しのイントロ。・・・これ書きながら鳥肌立つくらい気持ちがぶわぁぁぁぁぁぁああって溢れ出てくる。すんごい演出だなぁって思う。
「はじめて」は一度しかなくて、だからその「はじめて」をもういちどここで聴けるしあわせも、後半戦の1曲目に持ってくるそのエモさにも脱帽。
花は桜、君は美しが大好きでどうしても海老名で聴きたくて。嬉しかったなぁ。花は桜のイントロのピアノのメロディが儚くて切なくて、桜が散る時の儚さに似ていて大好きなのです。

聖恵ちゃんの声が力強い桜の木のようで大好きな曲。PVのあの風景とか、自分が自転車を漕ぎながら聴いたこととか、いろんな風景が目に浮かんでグっとくる。
「曲が私に寄り添う」という言葉がぴったりで曲に詰まった思い出と沢山の想いが溢れ出てくる。聴くだけでその時代にタイムスリップした気がしたよ、まさに音楽の栞。
ギターソロも好きな曲3選のうちの好きな1曲だったりします。ギターソロ後のピアノのフレーズも好き。いろんな音が少しずつ入っていって、いっせーので鳴らす感じも。名曲はいつだって、色褪せないね。イントロからアウトロまでまるごとひっくるめて全部好き。


ここでラブとピース!ホーン隊とのかけあいがたまらなく格好いい~~~♡聖恵ちゃんってほんとうにどんなジャンルも飛び越えていきものがかりの歌にしちゃう魔法の声を持ち合わせているなぁ!と改めて見せつけてくる。ホーン隊とわいわいしながら歌ってる聖恵ちゃん可愛かったなぁ~♡個人的に大好きなのでぴょんぴょん飛び跳ねながら楽しく聞きました。
そして、ここで来た!Sweet!Sweet!Music!!!!!これほっち曲だったんだね!!!!ベストで「これ好き!!!!」って一番に思った曲。さすがです、山下様。
ほっちの曲作りの振り幅の広さに感服、ほんとうに凄い。ホーン隊を生かしつつ、打ち込みっぽいサウンドも聴こえてきて・・・後ろで鳴ってるエレキのリフもめっちゃ格好いいのだ~~~~~花道を走り抜けながら歌う聖恵ちゃんの熱量と共に会場の熱量もどんどん上がっていくの!!!!!これめっちゃ楽しかったなぁ~。
じょいふるやら気まぐれに続いてライブ定番曲に育ってほしいなぁ、って思った。純粋に聴いていて楽しい。キャッチーさがたまらんなぁ。BメロのPPPHっていうの?あのジャニーズの曲によくある「たんっ、たたんっ!」を当たり前のように入れ込んでくるほっちの憎さ。・・・これ楽しくない人いるの?(笑)手拍子が揃ったらきもちいいだろうなぁ~~~~~次のツアーでも是非!!!

 

ここからは盛り上がりコーナー!気まぐれロマンティックのイントロがなるだけで沸く会場(さすが!)
極端に言えば、アルバムを1枚も持っていなくても聴き込んでいなくても「歌える」「知ってる」曲があるっていうのがほんとうに凄いことだし強みだし「ポップソング」の凄さだと感じた瞬間でもあって。やっぱり世界を救うのはポップソングなのかもしれないなんて大袈裟かもしれないけれど思ったよ。
知っていればその倍楽しいのはもちろんなのだけれど「知らなくても楽しい」はやっぱり強い。「知らないのに知ってる」も凄い。
だって、みんなでダンスして(しかも全員全力(笑))くちずさみながらジャンプして。あの空間には何の壁もなくて、知ってるも知らないも好きも嫌いも長いも短いも昔もいまも関係なかったんだもん。そういうちからが音楽にはたくさんあるんだなぁ~~~~って気づかされるよね。あの感じ!楽しかったなぁ♡
そしてこの曲を聴くたびに「気まぐれなテンションで振り回すけど この手は必ず離さないでね」っていう歌詞を書いているのをよっちゃんだということを思い知らされてニヤつく。(笑)いっや~~~~乙女の心掴む天才か!!!!!言葉選び巧か!!!!ちなみに気まぐれの時は大雨!もはや雨にテンションが上がるくらい気持ちはハイ!(笑)

 

そしてじょいふる!「ちょっと重くなったタオルを回して!!!」ちょっとどころか激重のタオルを(雨で水を含みすぎてびっちょびちょ)みんなでぐるぐる回す。
もちろん大雨。でもそんなの関係ねえ!ってな感じで盛り上がるフロア、最高です。(笑)
で、ここでまさかのゲスト。さんまさん(笑)「海老名遠いわ~~~~」「なんで雨の日やねん~~~~」お洋服は油性ペンで書いた「いきものがっかり」の文字が入ったTシャツ。
ここのくだりめーーーーーーっちゃ面白くて、ほんっっっとうにお腹が痛くなるくらい笑ったのだけれどあんまり覚えていないので割愛。
「ええねんで」「でも、ほんまはあかんねんで!」のやり取りができたのは感激だったわ~♡♡

あと、「ええねんで」をいきものがかりのみんなが挑戦することになってやってみたのにまっっっったく上手にできなくてさんまさんに頭はたかれまくるよっちゃん(笑)
さんまさんにタジタジになってるの新鮮すぎる。

「こんなに大雨の中でひとりも帰らんとこうやって手叩いたり笑ったりしてくれて、ファンっていうのはほんまにありがたいなぁ」って。グッときた。さんまさんと聖恵ちゃんの「笑ってたいんだ」コールで笑ってたいんだ

「昨日は海老名のホテルに泊まったんだけど、目が覚めた時にね見える景色がいつもは知らない景色なのに。今日は見覚えのある懐かしい景色だったの。」
「ここで歌えることがうれしい」

って涙混じりの声で、あふれる笑顔で言ってくれて嬉しかった。
そして最後は「帰りたくなったよ」 何があってもどうしても帰りたくなったよか茜色の約束で終わって欲しいなぁなんて我侭な願いを持っていたのだけれどやっぱり「帰りたくなったよ」で嬉しかった。地元で歌う帰りたくなったよ、特別だったんじゃないかなぁ。

「だめな自分が悔しいほどわかってしまうから損だ」今の自分のことを歌ってくれているみたいで。でも「おかえり」を言ってくれるひとたちが待ってくれているのなら何度だって頑張れる気がしたよ。「帰りたくなったよ」わたしの気持ちそのものだったよ、ねぇ、聴いて欲しい話がたくさんあるんだよ。昔の話でもいいかなぁ?
青春時代を構築してくれた、様々な楽曲は色褪せないしその物語を紡ぐ人達の事をどうしたって嫌いになんてなれないんだよ。わたしは、3人がやっぱり好きなんだなぁって思った。
帰る場所があるしあわせ。その帰る場所、帰りたくなる場所をたいせつにできるひとになりたいなぁ。優しいおかえりが言える人に。

 

また映像があって、この映像がま~~~~た良くてさぁ。この17年間に色々な人に出会って大切な人も増えた。じぶんたちの「ゆめ」がじぶんたちだけのものではなくなった。
だからこそまた歩き出す。本編で今までの軌跡は一度終幕してこのアンコールの「ぼくらのゆめ」が新たなスタートなのだと予期させる映像。

ぼくらのゆめ がよっちゃんからのメンバーへのお手紙みたいな歌で。わたしはこのよっちゃんに人柄が滲みでた他のいきものがかりの曲とは一味違った色が大好きで。
いつだって何度聞いたって「ひとつなんて選びだせないよ はじまりから今日の日までぜんぶ愛おしい」「素直な言葉を伝えることは苦手だけど いままたあの日みたいに話したい」でどうしても泣いてしまう。3人の繋がりと今までの歩いてきた道のりをどうしても頭の中でプレイバックさせながら聴いてしまう。ずるいよ~~~大好きだよ~~~(笑)

そして「夢題~遠くへ~」もう~~~~泣くしかないよねぇぇぇぇぇ(笑)淡々と曲説をするほっち。「ほんとうにね、ここで歌えるなんてびっくりだよね」「俺はそうやって淡々と話してるお前にびっくりする」的なやりとりがあった気がする。ほっちのイントロの時にほっちに当たるピンスポットが素敵だったなぁ。

 

「今日は大変な思いをしてここまで来てくれて、最後まで帰らずにここにいてくれて。本当にありがとうございました。」

「今までは自分たちの歌がみんなの歌になってほしいなんて格好つけたことを言って、あんまり自分たちの話をしないでおこうと思ってきました。
でも10周年というこの機会にちょっとだけ甘えて、今日はこうやって17年間を振り返ったり自分たちの話をたくさんさせていただきました。
その歴史を遡ったり辿ったりして一緒に振り返ることができたことが嬉しかった。」みたいな話をしてくださったと、思う。


いつだってわたしたちの曲になることがいちばんだ、と彼ら自身の曲に込めた想いやその背景を彼らの口から聞くことは少なかったよね、
でも、10周年の記念ライブは彼らの歴史と軌跡を一緒に振り返って「あんなこともたのしかった」「こんなことがあったな」なんて歌ったり踊ったり聴いたりしながら・・・
楽しかったなぁ。そんな空間に偶然にも居合わせられたことがしあわせだったよ。

でもこれで終わりじゃないし、ここからがはじまりだよね。「またここから新しい一歩を歩き始めます」

SAKURA

小田急線に乗って、厚木駅から歩いてきた。彼らの生きてきた街の空気を吸って、景色を見てから聴いたSAKURAはまた違った色が見えたなぁ。3人の新たな始まり。
ここからまた「はじまる」んだなぁ。嬉しかった。


そして、メンバー紹介。花道まで出てきてくださって、遠くの方までずっとずっと手を振り続けて下さる3人。
見えてるよ、見えてるよ、と後ろの方まで手を振ってくださる姿。嬉しかったなぁ。
BGMは「ぼくらのゆめ」画面には歌詞もながれてる。・・・泣いちゃうよ~~~~~~(;_;)(笑)

「また僕らで歌おう」

おうちで聞いたときは「僕ら」はいきものがかり3人のことだとばっかり思っていたけれどそうじゃないんだね。私たちのこともその僕らにいれてくれている。最後の最後のクロージングに敢えて歌詞を画面に出しながら一緒に歌えるようにしてくれて、わたしたちに「ありがとう!」と手をたくさん振ってくれて、一番近いところで笑ってくれる。
彼らの想いが見えるよ。「また僕らで歌おう」っていう歌詞が見えた瞬間、ぽろぽろ涙が止まらなくなってしまった。嬉しすぎて。
最高の「いってらっしゃい」だよ~~~~~~。

そして最後に聖恵ちゃんの直筆の「ありがとう」ありがとうではじまりありがとうでおわるそんなライブ。3人らしさが見えるあったかい素敵なライブでした♡

 


「ここで歌う意味」は必ずある。「どこでもいい」なんてそんなこと言えないよ。「ここじゃなきゃ」見えない景色があった、聴けない歌があった。「ここでしか」感じられない熱量があった。だから、わたしはライブに行くんだなあ。
3人の特別にすこしでも触れられたことがしあわせ以外の何でもなかったよ。

また新しいいきものがかりの歌に出会えることも、どんどん進化していくいきものがかりに出会えることも楽しみで仕方なくてワクワクする!「また僕らで歌おう」
海老名まで行ってよかった~~~~楽しかったです♡そういっぱいの愛であたしの思いを受け止めて~~~~という気分です(どういうこっちゃ)

 

(カメラに向かってギターソロ引き終わったあと手を振るよっちゃんがめっっっっっっちゃくちゃ格好良かったのでDVDにはそのシーンをよろしくお願いしますね偉い人!!!!!!!)

 

こぼればなし。

よっちゃんと聖恵ちゃんがずぶ濡れになりながら花道に出ていく中ほっちはなかなか出ていけずに曲が終わることが多々あって。

「山下がこっちまで出てこれなかったのはハープがあるからだからね。笑

わざと出てこないわけじゃないからね!めっちゃ出てきたそうな顔しながら弾いてたけど」

「そうなんだよ~~~ハープあるから間に合わねぇ、って!そこまで(ちょっと前)は出れたけどさ~~出たかった~~~」って。愛おしいよ。よっちゃんのさりげないフォローの仕方とほっちの素直な表情にほっこり。笑

 

 

あーーーー長くなっちゃった。笑  かけてすっきり♡