奇跡ツアー @大阪城ホール1日目

 


今日は、私のツアーファイナル。
名古屋から始まった旅も、大阪で終点です。
とりあえず、昨日の城ホールを終えて書き残しておきたいことがあったのでそれを記事にします。
※ネタバレあります、お気を付けください。

 

 

 

 


---

昨日はスタンド後方の席で、周りが見渡せる席でした。
奇跡の照明のあまりの美しさに手拍子をするのを忘れてしまうくらい、立ちすくんでしまいました。あんなに綺麗だったっけ?
くるくる色がどんどん変わって、アリーナの座席を回るのがほんっっっとに、溜息が出るほど綺麗で、涙が止まらなくて。

1ヶ月空いたこともあって、自分の中でまた感じ方が変わっていたことに驚いて「あー、これがこぶちくんが言っていたあなたの場所から見える景色が違うってやつか」って実感したんです。見え方が違う、っていうのは景色のこともそうだけれど、そうか、歌の「見え方」(感じ方)もそのときどきによって違うことをちゃーんとわかってくれているんだなぁって嬉しくなったり、「どの場所からも楽しめるライブ」を届けようとしてくれていることを実感して、本当にこの人たちは頼もしいな、と。

DVDにはなるけれど、その日の自分が居た場所からの景色はもう一生おんなじふうには見えないわけでしょう?
DVDになれば、いろんな場面が切り抜かれて、勿論ふたりの後ろ姿なんてほとんど映らない。
あーーーーそうか、今日だけなんだ。この定点カメラのように同じ場所から二人の姿を見られるのは、って思うと今までもっとなんでちゃんと見てこなかったの!!!こら!!!なんでちゃんと書き留めてこなかったの!!!こら!!!って(笑)
だから、昨日はいつも以上に画質をあげるつもりで心と目の録画ボタンを赤色に点滅させてきました。

コブクロ」が生まれ育った場所
いろんなところに、ふたりの歌が根付いてる。
お客さんの「やっぱりコブクロは最高やな、待ってたで」と言わんばかりの手拍子、拍手、聞くところは聞くけれど盛り上がるところは盛り上がる。あー、これがホームか。と(笑)
愛すべき、大阪って何回も言っていた・・・。

最近「アウェイでのふたりが見たい」とかなんとか言っていた私ですが、やーーーっぱりホームで歌うふたりはキラキラしていて嬉しそうで、そうやここで歌いたかったんやと言わんばかりの目の輝き、パワー、歌声でした・・・。あぁ、本当にすごかったなぁ。熱量がすごかった。
ふたりの熱量とお客さんの熱量が、ふっと混ざり逢う瞬間があって、なんだか空の下二人の声を聞いていたときの気持ちを思い出しました。

 

あとね、遠くで・・・も星が綺麗な夜でしたも歌い出しはくろださんでしょ。そこをね、んもー、ほんっっっっっっとに優しい顔で歌うの。ほんっっっっっとに大事そうに歌うの。
あぁ、私この人のこういうところが好きなんだなぁって思いました。(今更)

書きたいこと山ほどあるんだけれど、あとはふたりの声の重なりが凄かった!下ハモがよく聴こえてくるマイクバランスだったこともあって、いつも以上にハーモニーが美しくて、震えた。「んわぁぁぁぁぁぁ」みたいな。体中の血液が逆流してきそうな勢い(危ない)hanaは本当に今まで聞いた中で一番好きなhanaだったなぁ~。歌い出しのくろださんの優しい顔。もう~~~~泣くわ。あのフレーズそんな優しい顔で歌われたら泣くわ。Bメロの下ハモもよーーーく聴こえたし、あと何の歌やったかな。黒田さんがこぶちさんの1オクターブ上でユニゾン?かなんか歌ってるの。初めてちゃんと聴こえた。(笑)あれ、好きやなー。

サマレも、ひっっっっさしぶりにいつものメロディーで歌ってくれたし、いつも以上に声甘いし倒れるよね。轍の最後のストロークのカッティングもリズムが違ってたりめちゃくちゃ勢いあったし、要所要所でこぶちくんがギターでお客さんを煽るのがバンドマンみたいでほんっっとに痺れた。格好よすぎるよ~~~~。


桜の最後ギターの音なしで終わった時、一拍おいて鳴り止まない拍手が波のように後ろから起こって会場中に響いたとき月並みなことしか言えないけれど感動したの。みんな「めっちゃよかったいまの!!!!!」って伝えようとしている拍手で、誰も辞めなかったしやめたくなかった。ちゃんと届いたよ、って伝えたくてずっと拍手をしていたの、DOORの後もおんなじ。心に響く、とかそういうレベルじゃなくて全身でふたりの歌を受け止めたときその熱量のすごさで(DOORは1秒たりとも目を離せなかったし、わたしは身動きすら取れなくて口をぽかんと開けたまま放心状態だった。それくらい凄かった)後ろに吹き飛ばされそうになったから割れんばかりの拍手が起こったのだなぁと思うと、もう本当にたまらなくて。これがライブの醍醐味だな、って思ったしわたしがライブに行く意味はここにあるな、って思った!

そのあとこぶちさんが「届きましたか?」って周りを見渡して嬉しそうに言うの。くろださんも、鳴り止まない拍手にうんうん、って頷くの。これがコブクロだーって!
歌うことを一度はやめようとしていたけれど、またステージに立つ決意を固めてくれたことが本当に嬉しかったんだけれど、歌い終わったあとあの鳴り止まない拍手とくろださんの頷きとこぶちさんの笑顔で、もう大丈夫だって勝手に確信しました。

「桜という歌ができた。この曲はまだ名もない花のことを歌っている。何年か経つと少しずつコブクロのことを知ってくれている人たちが増えてきて、その木がどんどん大きくなってくる。でも、枝の先はいつだって細くて、その枝の先にある未来はいつも細いからその道を信じて進んでいいのかわからなくなる。でも、根っこの部分にはいつもみんながいてくれるから、その枝の先にある奇跡を信じてまた歩き出すことができます。」

根っこの部分にいてくれるのはみんなです この言葉がどれほど嬉しかったか。
いちばんにできた曲を聴いて欲しいのはみんなです この言葉がどれほど嬉しかったか。

わたしはこぶちくんの言葉が好きだし、こぶちくんのかく歌が好き。こぶちくんの優しさが好きだし、目が好き。だからこのMCはほんっっっっとに忘れられない特別なMCになったよ~~~~みーんなの方見てニコニコで言ってくれるんだもん。うれしかったなぁ。


「1ヶ月空くと、何のツアーやってたかわからんくなるね。」と笑いながら話していたこぶちくんだったけれど、もう、そりゃぁ昨日の熱量はすごくて。(いつもすごいけど!)
ふたりがこの1ヶ月「ライブしたいなぁ」って思っていてくれたことがひしひしと伝わってくる場面が何回もあって、だから二人が好きなんだなぁって思いました。「この3時間は、ぼくたちもみんなも思いっきり楽しんで 楽しい時間を共有してる」って言ってくれた。毎回言ってくれるけど、城ホールで聞くこの言葉はやっぱりわたしにとっては特別。


わたしのはじめては城ホールだったから、やっぱり思い入れも深くてあの当時とほとんど変わらない席で見たからいろんなことを思い出した。
あぁ、あの日も桜のアカペラで息をするのも忘れるくらい引き込まれたなぁ、とか水面の蝶で動けなくなるほど衝撃を受けたなぁ、とか、あの時も後ろまでとどけとどけって歌ってくれたなぁとか、そんなことを思い出しながら1曲1曲聴いていました。

ふたりが近くに来てくれるから、二人の姿を追うことに必死になっていた自分がどこかにいたから、ちゃんと歌を聴けていなかったんじゃないかなって反省していたのだけれど昨日のライブは今までの旅の中でいちばんからだじゅうのアンテナを張り巡らせて歌を聴くことができました。

ありがとう、素敵な歌を歌ってくれて。在り来りな言葉しか出てこないけれど、でもこれが全て。
さぁ、今日はわたしのツアーファイナル。悔いを残さないように、全力で楽しんできます。