コブクロ20周年のあれこれについて書いてみた(雑記)


あおちゃんのこの記事めっちゃ好き~~~いいなぁ~~~って思ったので私も真似して書く。
あおちゃん勝手に載せて、真似してごめんよ。迷惑だったらリンクはずすのでおしえてね。

bloomsky.hatenablog.com

 

 

 

宮崎のことを書こうと思ってもどうにもまとまらなかったのでここ最近のことをまとめてブログにしたためようと思います。嬉しかったことがたくさんあったから、箇条書きで書こう。30周年の時に読み返してこんなこともあったな、って思えたらいいな。今と未来は繋がっているからね。

 

9月8日。コブクロ結成日。

郵便受けに入っていたのはハガキでもお手紙でもなく…CDでした。「ささやかではありますが」なんて言ってらしたけれど、太っ腹すぎて…!ささやかどころかとんでもなく素敵なプレゼントでびっくりしたよね。宮崎のライブで「僕たちがCDを送りたいってお願いしたら会長がよし、送ろう」って送ってくれたんですって話をしてくださったのだけれど ふたりがやってみよう やりたい って言ったことを形にしてくださる会長や、かんとく始め周りのスタッフの皆様にも感謝の気持ちでいっぱいだよね。その気持ちが何より嬉しい。THANKS CDだってさー!!こちらこそありがとうなのに。

THANKSの頭文字を取ってきてそれぞれ曲が選ばれていたの。そんな粋なこと考えてくれるなんて誰が想像できたかな。しかも、歌い出しのMCも入っていたり、その日の空気や臨場感が伝わってきたりするライブ音源なの。どこまでもわたしたちのことを大切に思っていてくれるのとおんなじくらい「喜んでくれるかな?」「びっくりしてくれるかな?」「たのしんでくれるかな?」ってわたしたちの顔を思い浮かべてくれたんだろうなあって感じるの。んもーーーさ、好きしかないよ。

個人的には自分が入った公演の音源が聴けることも嬉しかったし朝顔の!!口笛!!かわいすぎませんか…。「うたうた!」が可愛いしまるごと入れてくれるの好きなところ。光も嬉しかったもんなあ、懐かしい。OTOツアー、全公演パッケージしてほしい気持ちになるくらい最高に素晴らしいツアーだったのでこうして形になるのはやっぱり嬉しいなぁ〜。いつもありがとう、を届けたいのはこちらのほうなのにいつもありがとうって言ってくれるふたりのめいっぱいの愛が嬉しすぎる。宝物だね。


8日の夜は結成日をお祝いする生配信番組が決まっていて、黒田さんがしきりに「絶対見て」って宣伝してらしたので「昔の映像いろんな人に見られてしまうよ〜黒田さん。いいの〜?」とかってのんびり待ち構えていたけれど本当に見てよかった見なかったら後悔していたレベル。生配信が始まって(実際は事前録画だったのだけれど)ストリートの映像がたくさんでてきたのに突然画面が切り替わって「今から、ストリートにでます!」って言った時のみんなのざわめき。8時ぴったりに画面が切り替わったんだよね。「え、これってもしかして」ってみんなが思いだしたのはSaturday8PMで。今までの映像全部伏線なんですか…と心拍数が上がったし、20周年の9月8日に、20年前やっていたことをそのまま、本当にそのまんま再現しようとしたその粋さと覚悟にひれ伏した。くらくらしたよね、まじかそうくるか…って。


みんな「宮崎が9月8日だと思ったよね」って言っていたけれど、そうか、この土曜日の午後8時の天王寺のストリートを再現できるのはこの日なんだよなぁって思うとすべてが腑に落ちて。彼らの「変わりづつけるために変わらずにいる」心の奥にある軸みたいなのが見えて更に心が震えたよね。

いつだって路上は僕たちのステージだった。そう話すふたりは原点に立ち返るようにもう一度息を吸い込むために空の下で歌う。20年前とおんなじ場所で、おんなじ時間に。ふたりの立場も環境も変わったのだろうけれど、あの天王寺で歌うふたりの姿はなんにも変わっていなくて。あぁ、ふたりに出会えてよかったなぁって改めて思った。あと、これは余談なのだけれどストリートに出るとたちまちスマートにその場の騒然とした状況をガラっと変えたり、丁寧に細やかに対応しつつわかりやすい言葉でハキハキ伝えたりしてその場を仕切っていく黒田さんが男前すぎて…。小渕さんがチューニングしているときに曲説したり、「この状態ならなんぼでも歌えるから」「すわってほしいなー」ってちょっとくだけたやわらかい言い方したりするのめっちゃ好きだった…

あの頃とおんなじ、マイクを使わず生声で。歌声がエネルギーのかたまりって感じで。空に溶けていくふたりの歌声がたまらなく素敵だった。歌い終わったあとの高揚感でいっぱいの表情とか、胸がいっぱいになって涙声な小渕さんのお話とか、ドキュメンタリーかのようにすべてを届けてくださってなんだか胸がいっぱいだったなぁ。ふたりにしかわからないつらかったこととか苦しかったこととか、きっとそういうのが山のようにあって。それでも「歌うこと」を選んでステージ立ち続けてくださるその覚悟も意志も想いも生半可なものじゃないってすっごく伝わってきたからこそグッと来た。歌いだすとざわざわしていた人たちが全員黙るの。歌で黙らせるの、格好よすぎません?????すきなひとが格好よすぎませんか???全ての関係者の皆様にお礼をお伝えしなければと思っています…。マイクを通さない生の声だからこそ伝わるものがあるって言ってたんだよね、すごいなぁって思った。

 

この生配信は、黒田さんの「気遣いの鬼」の部分がチラチラ見えてひとりで卒倒しておりました。これを見たひとは確実に全員恋に落ちると思うのでノーカットでなんとか映像化していただきたいところ。

 語彙力の欠如(笑)

 

CDTVの密着映像

めっちゃくちゃよかったよね!!!!!!!!!!!!!!!!これ!!!!!OTOツアーを密着してくださったことも、編集の仕方も最高!!!!!!!(びっくりマークの多さからいろいろと察してほしい)オタクが大好きな密着ドキュメンタリーです。しかもこれ地上波。ほんとうにCDTV様ありがとうございます。


最近コブクロのドキュメンタリーが意図的に減っているなぁと思っていて、これはそういうこと(=見せない)なんだろうなぁと思っていた分、がっつり裏側を見せてくださったのが嬉しかった。ふたりが日替わり曲について話し合うシーン、正反対で相反するふたりだっていうのはいろんなところから伝わってくるのだけれどこうやって正反対の意見を出し合ってとことんふたりで納得するところまで話し合う、譲らない、ちょっとドキっとするくらいの空気感の中での話し合いの温度がありありと伝わってくるリアルさ。何回みてもわたしはどきどきするしひりひりする。それを見せてくれたことが私はすごく嬉しかった。試行錯誤しながら、微調整していくこの空気。お互いがお互いを探り合いながらとことんふたりしか、ふたりだけしかわからない「正解」を導き出す感じが伝わってきて、それを覗き見させてもらえる贅沢さを感じました。

 

相反するふたりだからこそ、こんなに面白いのかぁ。とかだからこそ、ふたりはそれを面白がって楽しんでいるのかぁ。とかそういうのをひしひしと感じたし、あの日替わりコーナーにこれだけの覚悟と強い気持ちをこめてステージに立ってくださっていたのか…と思うとOTOツアーがよりわたしにとって大切なツアーになった気がして。もっともっとふたりが届けようとしてくれる「まんなか」の部分をしっかり受け止めたいなぁって改めて思いました。「これがWELCOME TO THE STREETなんですよ、小渕さん」って笑うのずるくない?ふたりにしかわからない、でもちゃんと伝わるの。終わってからゆっくり思いかえすと本当に、本物の「ストリート」だったんだよ。凄いなぁ、全部のピースが繋がる感覚。

OTOツアーの映像もたっぷり流してくださったし、お互いにインタビューする感じも良かったなぁ~!ナレーションも最高。黒田さん、キリギリスな部分だけじゃなくていろんな部分を流してもらえてよかったね。(笑)こういうドキュメンタリーで答える時のふたりの話し方がめちゃくちゃ好き。

 

ふたりの真摯に音楽に向き合う姿、ツアーを作りこんでいく工程、その過程のなかにある様々な工夫や葛藤や衝突、それを乗り越えてどんどん進化させていく空気。おちゃめな部分も、真面目な部分も、ふたりの信頼関係も、ぜんぶ見えてきて更に好きになったそんな30分間。「そういうことかー…」って言って笑うこぶちさんの表情がめっちゃくちゃきらきらしていて眩しくて好き!


コブクロとは?って聞かれたとき黒田さんが「小渕がすごく真面目にブロックを積む係、それを僕が倒す係」って表現するのが的を射ている~~~~って唸ったし、そのあとの「作っては崩し作っては崩し、形のない日々です」って笑う表情が柔らかくて眩しくて愛おしかったなぁ~~~。

 

君になれ

いや、これは……贅沢すぎやしませんか。高野苺先生の漫画、初めて読んだのだけれどまず絵が綺麗だしストーリーの展開もどんどん引き込まれていくのね、好きだった~!あと「君になれ」に対するリスペクトというか…めちゃくちゃその世界観をまるごと漫画に詰め込むぞっていう覚悟が伝わってくるくらい丁寧に描かれていてこぶちさんの世界が高野先生の手によってまた広がっていくのがたまらなく素敵だなぁって思った。キャラクターの名前がコブクロの楽曲なのも、高野先生の粋な計らいだよねぇ…。漫画本編はもちろん素晴らしかったのだけれど、あとがきもとってもとっても素敵で、高野先生のこといっぺんに大好きになった。(笑)
2話も楽しみ。

君になれについてきたONE TIMES ONEツアーライブ音源の「君になれ」がもうそれはそれはそれはそれはすごくて最高で素晴らしいのでぜひ聴いてほしい。手に入れていない人は全員買うべき。これは革命です。(言い切るよ)

2018年に入ってから思うのですが、コブクロ公式サイド様がわたしたちが「見たい」とか「聴きたい」と思っていることをど直球に選び取って投げてくださることが多くて「需要と供給の一致~~~~」ってずっと頭が上がりません!OTOツアーのライブ音源は今のわたしたちがなにより聴きたいやつです!!!!!!!!!!!

OTOツアーはアコギ1本、小渕さんと黒田さんだけで演奏されたツアーだったのでイントロの部分もアコギ1本のみで演奏するのでルーパーっていう機械を作ってリフをループさせてそれを何重にも重ねていってつくっていくのです。そ!れ!が!たまらなく格好良くて…。わたしの語彙ではあのすごさを表現できないのが歯がゆいのだけれど、ボディを叩く音、ギターのリフを重ねていくたびに厚くなっていくギターの音、黒田さんがその音に合わせてフェイクをする声、足をとんとんとおろす靴の音、手拍子の音…全部聴こえるの。アコギ1本だけで本当に演奏しているの?っていうくらいに厚みがある音たちのなかにいろんなリズムのリフが含まれていて、そして何よりとんでもなく音が良くて…。そのイントロの部分だけで足が震えてしまうんですよね。ブレイクするところがあるのだけれど、その瞬間に時が止まるみたいで。ふたりの「ライブ」そのものがぎゅって凝縮されたような音源。ふたりの声とギターの音っていうシンプルな構成だからこそ言葉の持つ力をダイレクトに感じるし、エネルギーがひとつのおおきなかたまりになって飛んでくるような衝撃がすごくて。歌詞がぶっ刺さってくる感じ。
…これはとにかく聴いてほしい。

www.amazon.co.jp

まだamazonに売ってるよ。ほらほら買いましょう。

 

最後の「今はまだ〜」からの言葉を羅列していくところでふたりの息遣いがありありと聴こえてくるのだけれど、息を吸い込む音がめちゃくちゃ聴こえるの…!
切迫感というか焦燥感というかこの曲に詰まっているそういうものを感じるパートで大好きです。この息遣いこそがライブ音源の醍醐味では…と思うしふたりが全身全霊歌っているのが伝わってきて胸がいっぱいになるよね。これ、ほんと聴いて。お願い。

20周年盛りだくさんすぎじゃない?まだまだ書きたいことあるよ?(笑)続きはまた今度!