WELCOME TO THE STREET 2018 ONE TIMES ONE / 20180526 静岡エコパアリーナ

去年ツアーの感想をマメにのこす!と誓ったのにいろいろありすぎて今になってしまいました。

今年もコブクロのツアーが始まりました!(ぱんぱかぱーん)今年はしかも、2人で回るツアー。ふたりだけ!のツアー!

ひさしぶりに初日から参加してきましたので、備忘録のような感想を残します。下記、セットリスト・演出に触れるネタバレがありますのでお気をつけて。毎度思うことだけれど、ぜひまっさらな状態で観に行ってほしいです!!!!!!

 

 

 

 

 

 

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初日は静岡エコパアリーナ。個人的にはあの太陽が、この世界を照らし続けるようにツアー以来の静岡。あの日もエコパが初日だったんだよなぁ、すっごく雨が降っていたよなぁ、朝の6時から牛丼たべたよなぁ、とか。こぶちくんトイレットペーパーの芯みたいなのでてづくりの双眼鏡作ってきていたよなぁとかいろんなことが頭の中巡ってきて、この8年間のことをふと思い出したりしていました。感傷に浸りがちなオタク。

そして会場の中へ。4方向に伸びる花道にはスクリーンがかかっていてそこには道頓堀(いわゆるひっかけ橋。コブクロがストリートをしていた場所)の映像が映っていて、もう既に泣きそうになる。(笑)

だってかに道楽のあの場所も、スタバがあるあの角も、いつも何かの映像が流れている大画面もそのスクリーンには映っていて、雑踏の音もSEのように流れるのです。な、なんて粋なんだ。まさにWELCOME TO THE STREET 。ふたりがストリートにやってくるのを待っているような、そんな感覚を疑似体験しているようでした。いやぁ~、すごいなぁ。

そしてアナウンス。影アナの声は小渕さん。ポイ捨て厳禁なんてアナウンスがありクスクスと。うわぁほんとうにストリートなんだとわくわくさせられ、「いまいち乗り切れない。恥ずかしい人は…この際だからはっちゃけちゃいましょう♡」というお約束事がとてもかわいかった…小渕さんの言葉選びっぽくてすき。「手拍子・大きな歓声・コブクロがやってほしいと思ったことをたくさんやってくれること大歓迎」って、嬉しいなぁとも思いました。とにもかくにも、この開演前のアナウンスがとても素敵なので絶対にみんなに聴いてほしいですね、ハイ!

 

そして雑踏の音が聴こえたあとひっかけ橋に実際にある大画面が大きく映し出されてそこにMVが流れる。そのあと…まさかの、ストリート時代の映像が!!!!!!え!!!!!!ほんとうに!!!!!とざわめく会場。

桜はもちろんなのだけれど、虹の真下・ByeBye~・太陽とかも流れるの!うっわぁ、ほんもののストリート…と震える。このSEも素敵だったなぁ、ふとタイムスリップするような感覚。そして、やっぱりふたりはこのころから抜群にうたがうまいなぁと思った。

そしてふたりが登場。ギターの力強いストローク、何百回も聴いたリフが聴こえてきて、今年もふたりのツアーが始まったんだ、とどきどきした。

YELL~エール~から始まったのだけれど、アコギ1本で聴くふたりのYELLはいつも以上に言葉ひとつひとつが心に突き刺さるような、そんな感覚があって。1番が終わっても、2番が終わってもそわそわしてしまってなかなか落ち着くことができなかったんだよね。(笑)

そして大サビのあと、すこしゆっくりになって。会場に灯りをつけるのを促すライトがついて。一斉に白色に染まる会場。あんまりにもそのきらめきが美しくて、はっと息をのんだ。トーチライトに音の光を灯すような、あの一瞬。とてつもなく美しくてうっとりしたなぁ。灯りが点いてから息を合わせてうたう二人のハーモニーも美しくてうっかり泣きそうになった。

そしてOneSongFromTwoHearts 聴きたかった~~~~~聴きたかったよ…黒田さんの低音のめちゃめちゃかっこいい「カモンッ」にやられながらもふたりのハーモニーの美しさにうっとり。何回聴いても「君の声だけがどんな雨もよけてくれたんだ」でグッとくるなぁ ふたりのかけあいの部分が好きです。そんなこんなで次はMilionFilmsで、何百回も聴いた大好きなイントロを聴いて「ヒィ」と叫んでしまいました。(笑)

スクリーンには夕焼け空と電線が映っていて、あぁ、ここもストリートなんだなぁと。外の空気・空の色・温度が伝わってくるような演出に唸って、昔もこうやって歌っていたのだろうなぁと想像できた。ギター一本のミリオンは甘さもやさしさも何倍にもなったような気がして素敵だった。小渕さんのアコギの音が好きだ~~~~~って何度も思った。あたたかいラブソングが会場の空気をやさしく温めていて、なんだかその心地よさにほろっときてしまった。

 

あ。あの、ここまで読んでお分かりだと思うのですが記憶力皆無なので詳しいアレンジのこととか覚えておりません。レポというよりはメモだと思っていただければ…(笑)今後おいおいね…そのあたりはね…(※初日は空っぽ状態だったのであしからず)

「こんばんは~~~~コブクロで~~~す!ストリートへようこそ!」(みたいなことを言っていて)「まだまだ始まったばっかりだけれど、盛り上がっていくぞ~~~~このツアーのテーマ曲!ストリートのテーマ!」と続いていきます。こぶちさんはインカムをつけて縦横無尽に走り回る!まさかの!インカム!!!!!すこしでも、近づきたいと思ってくれたのかもしれない…とその気持ちが嬉しすぎてにやにやしていると、まさかのアリーナにはトロッコが!!!!!!

 

ジャニーズか!!!!!!!アイドルかよーーーーーー!!!!!!

 

あんまりにも私得すぎて笑ってしまいました。虹色に煌めくアリトロが動きスタンドに向かっててをふるおふたりは紛れもなくアイドルでした。かわいい。すき、そういうところ。すこしでも近くに。だってストリートなんだもんとでも言ってくれるような演出に大好きなおふたりが見えて嬉しかった。トーチライトを振りながらアリトロに向かって歌う。いやー、これは面白いツアーになるなぁ、と改めて思いました。20周年を前に新しいことに挑戦していくふたりが、わたしのだいすきなふたりだ~~~~!

そしてその挑戦を目の当たりにしたときに「さいっこうだな~~~コブクロ~~~また新しいこと考えてる~~~すき~~~」ってなれる自分でいたいなぁと思いました。いつだって一緒に楽しみたいよね。

このあたりでMCがあったのかな?いつもはバンメンのおふたりがいるけれど、ふたりだけだからなんだか微妙な空気が流れていて新鮮だった。

[😎「みんなもさ、今日はどんな感じやろ?どんなツアーやろ?って手探りでしょ?……おれたちも♡」って言ってらしたのだけれど、明らかに語尾にハートがついていてとても可愛らしかった、たまに出してくる可愛い部分だだもれ……#OTOツアー静岡初日]

 ってなかんじで、手探り感とちょっとぐだってしてるのが初日っぽくていいよねー!

[😎「あれは説明せんの?」「あ、このへんで座ろうかな?」「はよ、次進まんかい!」「ここでどこから来ましたかやろ!間を作るな!」とかって語気はつよめなんだけれど(多分照れ隠し) そのさり気ないフォローが絶妙すぎて爆モテのやつだった]

大体こんな感じ(ニュアンス)間がこわいんじゃ~みたいな千鳥のノブさんみたいになってる瞬間もあったよね?うる覚えだけれど。

[😎「もしなにかトラブルがあったり変なことになったときは"くろちゃーん"とかなんとか言ってな!いちばんこわいのは無言の時間やから!」ってファンの子に言ったのも愛おしかったし、😎「…そろそろ座り疲れたでしょ?😗」って言うのもずるい…ってなったのでくろださんは今年も爆モテです]

 そしてここでルーパーの説明があって。
ルーパーっていうのは、音を録音できる装置で…って実際に説明がてら小渕さんが実践してくださった!
音を鳴らす→録音→ボタン押す→録音したリフがループして再生し続けるっていう機械だから、音を重ねていくことが可能で、小渕さんのギター1本の生のギターの音とその重ね合わせた音で様々なフレーズが表現できるというわけで。ギターのボディを叩く、パーカッションのような音も、ピアノの旋律のようなリフも、もちろんじゃかじゃか爪弾く弦の音も聞こえてきて。とっても楽しかったー。

しかもその説明の時にやったのが東京の冬のあのイントロだったんだけれど会場の熱気がすごかった。(笑)そしてわたしもめっちゃ沸いた。
その空気を察して「こんなところで!お前の本気出さんでええねん!なに本気出してんねん!みんなこの曲、このあと演奏するかな?って思ってまうやろ」ってナチュラルなこぶ褒めのコーナーも飛び出しつつ次の君になれへ。(笑)

君になれ はバンドでがしがしやっていたけれどアコギでやったらどんなふうになるかな…と思いながらアレンジしたとおっしゃっていたのだけれど、あの曲に纏う独特な…焦燥感、切迫感、疾走感っていうのか…ギリギリを攻めていくあのキリキリとした空気がアコギのカッティングやルーパーを駆使して聴こえてくる様々な音がより鮮明に描いていく。
このイントロの部分がたまらなく好みで「ずっと聞いていたい」と思ったし小渕さんは何者なのだ…と頭を抱えた。天才だということはとうの昔から知っていたはずなのに…アコギとふたりの声だけ、だからこそ。より近くでより鮮明に言葉の持つ意味や力がダイレクトに伝わってくる感覚もあった。「今はまだ そのままでいい」と歌ってくれるその声にどれだけ救われたひとがいるだろう。

いつの日か小渕さんが言っていた「黒田の声は言葉の本当の意味や、その言葉に込められた想いを伝える力がある」って言ってらっしゃったことを思い出して、あぁわかるなぁと思った。ふたりの声が重なってひとつになる瞬間が何度もあって、ぞくぞくとしたし心に突き刺さる言葉がやっぱりあった。

すごいなぁ、どんどん進化していくんだ。洗練されて、研ぎ澄まされて、その言葉に込められた想いが一瞬にして爆発するようなそんなパワーが満ち溢れていて。これが追いかけていく醍醐味なのかもしれない、なんて思ってしまったのでした。

 

そして今日の気分のコーナーに突入。しかもどゆるい。

「はーい、はじまりましたー」みたいなテンションで始まるセトリガチャのコーナー。(笑)

どっちからにするー?って言いながらじゃんけんしてたんだけれど、さいしょはグー、またまたグーのやつやっててただただふたりでわちゃわちゃしているだけだったのかわいかったなぁ。先攻は黒田さん。黒田さんは「んー、俺はなんでもいいなー。みんな何聴きたい?」スタンスだったみたいでお客さんにいろいろ聴いてくださっていました。

お姉さんは「そばにいれるなら」を選曲したのだけれど、「異存ないー?いまのうちやでー?いい?」って確認したうえで「よし、歌おう」と。

こんな感じで決まっていくのだー、とくらくらした、本物のストリートみたいだ。お客さんと会話して、その雰囲気を察知して。なにがいいかなぁとアイコンタクトして決まる。その空気がなんともいつものツアーとは違っていて、いつもあたたかいのだけれどそれ以上にあたたかくてまるでお家に招待してもらったみたいなそのアットホーム感がたまらなく素敵だったなぁ。

軽く打ち合わせしまーす、ちょっとまっててねー。と言い残した後は、ふたりで歌詞カードをみながら頭を突き合わせて歌割りなどを確認するのだけれどステージの上でちんまりと固まってあーだーこーだやってる姿がとにかくかわいい。あの映像をずっと見ていたいレベルに微笑ましかったです。かわいいしか出てこない。

もうその可愛さが衝撃的過ぎてほとんど何も覚えていないのだけれど そばにいれるなら 素晴らしかったなぁ…。柔らかさも切なさも全部纏った声。「あぁ もう誰にも見せないでおくれ」っていうよわさが滲み出るこのフレーズを歌う時の声がめちゃめちゃ好きなんだけれど…もう、くるしくてくるしくてせつなくて心がぎゅうってなる感じだった。もうたまらなく素敵だったんだよなぁ いやぁ、なんでわたしは何も覚えていないのだろうと自問自答しています、はぁ…とにかくよかったということだけは覚えているのだけれど。(笑)

 

「じゃぁ、次は俺が歌いたい曲歌っていい?」と選んでくださったのは HUMMING LIFE
嬉しすぎて「え゛っっっっっっ」ってめちゃくちゃ大きい声で言ってしまったくらいびっくり。ふたりの本気度が見える。何でもアリだ、ここはストリートだ。

曲説もしてくださるのだけれど、それがまたやさしい言葉選びだったんだよなぁ。「今でも大好きな曲」って言ってらしたのが嬉しかったなぁ~。書いていて思ったけれど、日替わりのところ衝撃的過ぎて曲説ぜんぜん覚えられないの。あぁ~、悔やまれる。だれか教えてください。(笑)
CDで何度も何度も聴いた大好きな曲が目の前で演奏されていることが信じられなくて、ずっとお祈りポーズですよこちとら。あたたかくて、ほのぼのしていて。それでいて愛情がいっぱい詰め込まれていて包み込まれていくような、そんなやわらかさで空気がほどけていくのが体感できて歌ってすごいなぁ~音楽ってすごいなぁ~なんてことを思っていました。
ここまで愛情で抱きしめられる曲を知らないよ~~~っていうくらいに歌詞を噛みしめて聴いて、好きの気持ちでいっぱいになりました。いやぁ~、すごいや。陽だまりみたいだよねぇ、小渕さんの声。

 

「ずっとね、さっきからフラジャイルマインドーって叫んでるお兄さんいてるねん。」「よし、そんなに言うなら歌おう」

え゛、なんていいました。

「おおーーー、それいく?オッケー!」

え゛え゛え゛ーーーーーーーーーー!(混乱)ファンフェスで歌ったから絶対に歌わないだろうとたかをくくっていた私はもうこの時点で息ができませんでした。聞いてない、聞いてないよ。なんでも歌うよと言っていたけれど、聞いてない。フラマイ歌うなんて、誰が思った?

先入観が邪魔をして「フラマイはバンドサウンドで引き立ちそうだし選ばなそう」だとか「黒田さんしんどいだろうしこんな序盤で歌うわけないよなぁ」とか半ば冗談でしょ?くらいの気持ちで捉えていた私を誰か殴ってほしい。(笑)

この男気、すごいなぁ。そして叫んでくれたお兄さんありがとう。黒田さんってこういうところあるよねぇ…ずるい。だから好きなんだよな。

ギター1本あれば何でも歌える。コブクロになる。それを体現するようかの歌声だった。ふたりの歌声が重なってひとつになる瞬間が何回もあった。ギター1本のはずなのに、いろんな楽器の音が聞こえてきて、厚みがあって、あぁすごいなぁって泣いた。

ずっとずっと聴きたかった。いつの日か聴けたらいいなぁって恋焦がれていた。そんな歌が目の前で鳴っている何物にも代えがたい幸福感と信じられなくて夢でも見ているのではないかと思ってしまう感。

イントロの力強いリフをアコギで弾ききる小渕さんほんとうに格好良かったなぁ…。男くさくて力強くて。途中でユニゾンになるところ大好き。ふたりのユニゾン大好きー!って叫びたくなる。あと、間奏のシャウトね!めちゃめちゃ吠えてはって、心が震えた。目の前で鳴っている、聴こえてくる音に何回だって手を掴まれて、動けなくなる。何度も自分を奮い立たせてくれた歌を、今聴けた嬉しさね。あぁー、ずっとずっと好きだなぁ、きっとこのふたりのことが。と思った瞬間でもありました。いやぁ、ほんとうにうれしかった。もう、滝のような涙を流してしまって隣で妹がどん引き。(笑)いい思い出です。

「はぁ…疲れた…」
おい!!!!!なんでリハでやってない曲選ぶねん!!!!」

どうやら、千本ノックの中にはフラマイは入っていなかったそうで。

ファンフェスで歌ったやろ、ってさっき小渕が言ったけどそんなん知らん!わすれた!」

最高。お客さんの気持ちをめいっぱい受け取ってくれたふたりのやさしくてだいすきなところが見えた瞬間でもありました。あぁ~~~~~絶大な信頼を寄せています。初日にしてファイナルなのかな???と思わされるほどのプレミアム感。

 

そして、聴きなれたイントロ。会場が固唾をのんで見守る空気になる。そうです、Ringです。

黒田さんスタンドマイク。(はい、ゆこ氏死亡。)

全体的に色気を纏う小渕さんの乾いた歌声が大好きで。どうにもならない気持ちが、この乾いた歌声なんだぁ…と思うたび苦しくなる。ギター1本だからこそその苦しさが切々としていて。アコギのカッティングが響くたびに苦しさが増す…。「ふりほどいた君の手 握り返して外れた小さなリング」っていうフレーズだけで切なさで死にかけるのに、サビのハーモニーが絶妙で。歌詞のどうにもならないどうしようもなさと終わりが訪れた、あの絶望感が相まって心臓が止まりそうでした。なんなんだろうなぁ、不思議な空気を纏っているよね。他の曲の切なさとは違う、ちょっとシリアスな苦しさ。「形なきものを失った後には形あるものに君が蘇る」ってすごいなぁ めちゃくちゃわかる。君が落としたリングの鈍い光かぁ。目の前が真っ暗になる感覚、世界が鈍い色で満たされるあの感覚。だから最後は粉々に忘れてしまおうと投げつけるんだ…うう…

「どうして君を忘れて 歩き出せようか」のかぁ~の歌い方がずっとずっと好きなんだけれど、もうこの日のもたまらなかった…。いままでの思い出とか後悔とかどうしようもないやるせなさとか、そういうのが詰まっているような、声で。

ギター1本で表現するからそれが余計に切迫感を助長するというか、めちゃくちゃ生々しいの。「涙を~」の倍音も素晴らしかったし、そのあとのハープ、ギターのカッティングは圧巻。手拍子なんてしている場合じゃなかった。このギリギリ感。抉られるよねぇ、格好よかったなぁ。

感情が振り切れた時の研ぎ澄まされたギターの音色がめちゃめちゃ好きなんだけれど、Ringに宿る小渕さんの音ってそんな感じだよねぇ。この曲を歌うふたりはなんだかいつもと違う色を纏っていて、色気爆発、みたいな。もちろん、歌い終わりは鳴り止まない拍手。いやぁ、すさまじかったな…。スタンドマイクは色気が滲み出すぎていて直視できませんでした…

 

で、ここでMCが挟まり。曲説

があったと思うんだけれど、もうなにも覚えていなくて…ごめんなさい。(笑)確か10曲リクエストの話があったんだと思う。

「10曲ほどリクエストをいただいて、集計したら面白いグラフができた」と。その中でも特にみんなが「聴きたい」と言ってくれた、いわゆる上位の曲をこれから歌います。初めて来てくれた方も、もしかしたら今から歌う曲は知ってくださっているかもしれません。って言ってらしたのかなぁ。

 

はやっぱりこのギター1本のスタイルが一番わたしにはなじみがあって、一番好き。ギター1本で歌うふたりの「風」がわたしとコブクロとの出会いだったから、やっぱりこういう節目に聴けるのは感動はひとしおで、嬉しかった。ふんわりと優しい風が流れるみたいなふたりの声は、固くなった心を溶かしてくれるような、あたたかさが溢れていて、ほっとする。

春の曲だなぁ、って改めて思った。春に聴けて嬉しかったなぁ。最後のユニゾンがやっぱりだいっっっっっっすき。

そして ここにしか咲かない花 スクリーンには星空が映し出されて、ステージには海が。空の色はもう夜に変わっていて、時間の流れを感じるし、この演出素敵だなぁと思った。ここにしか咲かない花 めちゃめちゃ素敵でね、いろんな音が聴こえてきた。イントロのリフを弾くギターの音がいっちばんすきだった。

スクリーンに大きな木、ひらひらと落ちる。美しかったなぁ、とっても。お父さんがずっと聴きたいって言っていたから、聴けてよかったなぁ。と思った!桜のなんともいえないあの空気って、なんて表現するのが正解なのかな。
おふたりも、桜を歌うときはいろんなものがこみあげてくるって言っていたけれど、なんだかそれが今ならすこしわかる気がする。いろんな感情が詰め込まれていて、ふたりが、ふたりだけでステージに立っている、あぁストリートみたいだ、って嬉しくなってめちゃめちゃ泣いてしまったし、「太陽と月のようで」ってまさしく、小渕さんと黒田さんのことやん…ってなって涙が止まらなかったんです…どうしてだろ、泣いてた状態。(笑)

いやあ~~~~~~感情が迷子になってしまいます。尊すぎて。ふたりと年表を一緒に見返して、その瞬間にタイムスリップしながら振り返って。こんなこともあったね、あんなこともあったね、って話しているようなそんな感覚に陥ったし、やっぱりふたりの原点はギター1本とふたりの声なんだ、って改めて証明されたそんな感じ。

言葉をどれほど大切に歌っているか、がありありとつたわってくるんだよねぇ。鳴っている音が少ないからこそ、その言葉に込められた想いも、どれほど大切に大切に、歌っているかも伝わってくる。より鮮明に
、より近くに、感じる。「伝われ」って込められた想いの深さと、めいっぱいの愛情を受け取って、もっともっと好きになる…。うぅううううう大好きだよーってこのあたりで一回パンク。

ここで前半戦は終了。長くなってきたのでふたつに分けます。相変わらず長い。