WORLDISTA雑記 -大好きなNEWSのコンサートの話-

「ねえ、シゲちゃんのことめちゃくちゃすきなんだけどどうしたらいいかな!??!」

 

こちらは2019年のNEWSのツアー、「WORLDISTA」大阪城ホールのコンサートが終わったあとの私の発言です。

 

「シゲちゃん」とは呼べないので加藤さんと呼んでいたはずなのに、なぜかずっと「ねえ!!シゲちゃんがすきだよ!!!どうしたらいい!!すごくすきなのよ!!!シゲちゃんが!!!」と一緒にコンサートを観にいっていた親友に言い続けていた……と思う。すき!すき!と言い続け、本当に迷惑だったと思うけれど正直あんまりその時の記憶が無い。

しかし心底加藤シゲアキさんのことが好きだ!と思ったのは事実だしシゲちゃん!シゲちゃん!と普段から慣れ親しんだ呼び名ではないのにそれを連呼するくらいには様子がおかしくはなっていた。

そしてシゲちゃん!シゲちゃん!が終わったあとは「あ゛ーーーわたしNEWSがすきだ………!ますださんもこやまさんもてごしくんもみんなすきだー…」と続き、やっぱり様子はおかしいままだった。

 

 

 

 

こんな魔法をかけられる予定はなかった。

 


でも こうなることは偶然なんかじゃなくて必然で、運命だったのかもしれない。

 

 

 

煌めく照明の中で、ピンク色の灯りに照らされてやわらかく笑う4人を見つめながら、そんなことをぼんやり思った。

 

 

 

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この記事は2019年のNEWSのツアー、「WORLDISTA」の公演を観おわったあとに色々と書き綴り下書きに残していた文章に加筆したものです。そもそも記事は途中までしか書かれていなかったし、どんな風に話を結びたかったのかコンサートの何を伝えたかったのか…は約1年経った後に読み返した自分にもよく分からないけれど 2020年の「STORY」の幕が上がらない今、何となく書き残しておかなきゃいけないんじゃないかと思って続きを書いているところです。いわゆる"お気持ち"ブログだし WORLDITAを紐解くなどといった素敵なブログでもないのでゆるく読んでいただけると嬉しい、です。

 

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大阪城ホールは立ち見の人がすごく多くて。1000人ほどが立ち見で見ていたらしい(!)

5日の最終公演。ご縁があり城ホールの中に入ることが出来た。チケットは「立ち見」立ち見は人生3回目、もう3回目だからプロと同じようなもんよ〜などと息巻いていたけれど、整理番号は入場人数の真ん中位だったためもう既に殆どの場所は埋まっていて。ビジョンを見ることを諦め(ビジョンだけじゃなくて、2階建ての2階のステージはなんにも見えない)解放席の横、本当の真横(いわゆる見切れ)から見ることにした。

こんな経験、二度とないかもしれない。

ステージが何も見えないなんて経験したことないと始まる前からワクワクが止まらなくて変なテンションだったし、真隣に立っていた係員のお兄さんは引いていたと思う。ごめん。

 


ステージが見えないということはもちろんビジョンも見えないのでステージが見えない時は会場の後ろにある小さいビジョン(スクリーン?)を双眼鏡で覗くスタイル。はじめてビジョンを双眼鏡で覗いた…シュールな2人組。アイギアを上げて人差し指を口元に当てるところはもちろん見えなかったのでそのお姿を想像してワーッて言った。きっと今日も加藤さんは宇宙で1番かっこよかったと思うよ……………。(この辺りでお察しだと思いますがレポとかではないですよ、これは、なんでしょうか…備忘録です…………)

 

DEAD END でようやくお顔が見えたのだけれど、なんと!立ち見は!あの船が!目の前!目線!まさかすぎる展開!しかも!増田さんが!こっちを見て手を振っている〜〜〜〜奇跡〜〜〜〜増田さんありがと〜〜〜〜〜!普段は下から見上げる形だから気が付かなかったけれど、彼らは遠くの遠く遠くまで見てくれているのだなあと思って嬉しくて仕方なかった。

 

U R not alone  加藤さんが上手側にスタンバイしにこられた時、あまりにも美しくて、ただステージの上に立っているだけなのに、その美しさに固まった私。何も言えないままただただ加藤さんの姿を目に焼き付けたくて、その場に立ちつくしたまま、気が付けば加藤さんを見つめていた。

 


「拝啓 あの日の僕へ 今はココに立っています 誰かに笑われた夢を 今もココで 見続けてます」

 

ココのときにステージを指さす仕草がとても好きで、大好きで。ステージに立つことを、アイドルでいてくれることを、選び続けて「ココ」に立っていてくれていることが やっぱりとびきり嬉しくてうっかり泣きそうになった。…歌詞に私情を投影しすぎ感は否めないが、「選び続けてきてくれた」んだもんね。続けることを、歌うことを、アイドルでいることを。……………やっぱりさ、嬉しいよね。ああ〜…この場にいられることも、コンサートに来れたことも、かれらの歌声を聞く事ができることも、一緒に歌えることも。楽しくて嬉しくて幸せ。そんなことを考えながら、想いながら聴くU R not alone この日は歌詞に自分を重ねるのではなくて、4人を自然と重ねていた。

 

加藤さんは、自分のパート以外はほとんど制作開放席の方を見てくれていたと思う。ほとんど。わたしたちに歌声を煽る時も、ほかのメンバーのパートの時も。ずっとスタンドの方を見て頷いて、口ずさんでいたような気がする。その姿を見たときにああ、嬉しいなと思った。みえているのだなぁ、私たちからみえるように、加藤さんからもみえるのだ。そして、みようとしてくれているのだ。捉えようとしてくれているのだ。近くたって遠くたって関係ないと言ってくれるように、見上げてくれる顔があまりにも好きだった。

その加藤さんからみえる景色の一部になれているしあわせを噛み締めながら拳を突き上げた。


URを歌う前に、イヤモニを外してらっしゃったような気がして(もしかしたら私が作り出した都合のいい何かかもしれない) 私たちの歓声やC&Rの歌声を聴いてくれようとしているのだとその姿を見て10年前、初めてNEWSのコンサートに行った日のことを思い出した。

 

オーラス、ダブルアンコールの後。みんなが口々に言う「ありがとう」の声を イヤモニを外してひとつずつ聴いてくださったときの愛おしそうにそのことばたちを噛み締めるように受け止めてくださったやわらかい微笑みで溢れた横顔がとっても素敵で。私はきっとこの横顔を、この表情を、ずっと忘れないだろうし、こうやってわたしたちの声を刻みつけようとしてくださるあたたかさが好きだ、きっとこの人のことがずっと好きだ、と思った。だから、たまらなく嬉しかった。あの頃からなんにも変わらず大切にしてくれるのだなあと。

 

理由なんて本当はないのかもしれない、たまたまかもしれない、偶然かもしれない、なんに考えていないのかもしれない。でも私は加藤さんのことがどうしても好きだから、そんなふうにして思い出を重ね合わせてしまって、これでもかというくらいにどうにも嬉しくなってしまう。ごめんね、勝手に。でもね、嬉しかったんだよ。

 

UR を歌う加藤さんがすきだ。すべてを振り絞るようにすべてを出し切るように、歌詞が持つ力強さをめいっぱいの力で投げるように、拳を握り締めて、髪を振り乱して、エネルギーのかたまりを放出するように全身全霊歌う姿がすきなんだよなぁ。あと、増田さんと向かい合って歌うところ大好き。エネルギーを交換し合うみたいで、投げ合うみたいで好きなの。伝わる?

 


…まあそんなこんなで、見えない時は踊り狂い(小山さんソロはペンライトを投げ捨ててずっと踊り狂いました。小山さん、かっこよすぎません?足何メートルあるの。長すぎ。衣装似合いすぎ。大好きです。)

見える時は双眼鏡おばさんに変身し、まるで家なのかな?と思うくらいにリラックスしながら、WORLDISTAの世界を味わった。

立ち見は席がない分踊っても横の人とぶつからないし、後ろに人がいないから後ろの人を気にすることなく踊ったりペンライトを振ったりできてその辺はとてもストレスフリーでした。ただ、席はないけどね。つらいね。腰が痛い。

 

WORLDISTAは有難いことに、様々な席に入らせていただいたこともあって色んな角度からステージをみることができた。正面から観た時は、ステージの鮮やかな色彩。場面ごとにかわるがわるめまぐるしく回っていく展開に合ったセットや演出が大画面のビジョンにうつる。一気にWORLDISTAのいわゆる"仮想空間"の世界に惹き込まれた。圧巻だった。

また、アリーナのセンターステージ付近で観た時は、天井から降ってくる紙吹雪があまりにも美しいなとみとれたし、全員で目配せをして声出しをして気合を入れてから踊る楽曲が数曲あって、彼らのエネルギーを近くで感じることが出来た。

スタンドから見える美しい光の海、トロッコに乗って会場を回ってくれる優しい笑顔。天井に近い席にもと上の方まで上がってきてくれる。

 

どの席からも、どの角度からも、違う楽しみ方ができる。味わうことが出来るコンサートだと改めて思った。NEWSは距離を感じさせないコンサートをいつも作ってくれる。だからどの席だとしても違う楽しみ方ができていつだって楽しい。次はどんなコンサートをみせてくれるのだろう??きっと、わたしたちの想像や予想なんて軽々越えていい意味で裏切ってくれるのだろう。そして、どんな場所で見ていたとしても彼らとの距離を感じないくらい近い距離で歌ってくれるのだろう。アイドルとして最高にしあわせな空間を作ってくれるのだろう。

 

小山さん、増田さん、手越さん、そして加藤さん。WORLDISTAが終演したあと電車の中で「STORY」のことを知った時友達と飛び上がって喜びました。いつだってわたしたちの「未来」をとびきりしあわせにしてくれる魔法をかけてくれるNEWSの4人が、今、そしてこれからもずっとしあわせでいてくれることをわたしも願っています。

会える日は少し先になるようだけれど、NEVERLAND EPCOTIA WORLDISTAそして

STORY。4部作の完結編を観ぬまま死ぬなんて絶対に悔やんでも悔やみきれないから、絶対に、何がなんでも元気で、健康で、会いに行きます!!!!!ねえみんな元気?私は元気です!!!!!!

 

あ〜何が書きたかったんだろう。まあいっか。STORYを楽しみにしているオタクでした。おしまい。とりあえずコロナめ…覚えてろ……