Summer Vacationについて考えてみた

 

ようこそ、歌詞から紐解くsumikaの音楽の世界へ。(ゴリゴリにハードルを自分であげていくスタイル)

こんにちは、ゆこです。

 

まえがき

「Summer Vacationの世界を紐解いてみよう」というなんともざっくりとした主観1000%の記事となっております。楽曲がつくられた経緯や背景などから考えるのではなく歌詞から紐解くsumikaの音楽の世界という趣旨で進めていけたらいいなと。何度も言いますが主観1000%なので「私はこんな風にかんがえたよ~こんな風に思ったよ~」ということだけが書いてあります。

 

きっかけ

マイソウルメイト、そぱちゃん(なんかネーミングセンスがダサくてごめん)に「なにか一緒にやってみない?」と誘ってもらえたのがきっかけです。そぱちゃんとわたしがSummerVacationについてそれぞれ考察したことをべつべつの記事に書きあげます。いわゆる企画ブログだよ~コラボ企画!(ぱちぱち)相談したのはタイトルのみなのでそぱちゃんがどんなふうに記事を構成しているかも知りません。(テーマは一緒だけれど書く人がちがうってやつね)たのしみですね~~~!誘ってくれてめちゃくちゃ嬉しかった。そぱちゃんありがとう~~~~

すてきなそぱちゃんのブログはこちら。

 

handakuten-no-ha.hatenablog.com

 

ほいじゃ~~~やってみますぞ、「かんがえたみた」ブログ。スタート。例のごとく、めっちゃ長い。そして読みづらいかも。ごめんなさい。

 

Summer Vacation / sumika

 登場人物:2人 

「僕」こどもでもなくおとなでもない年齢 / このうたの主人公

「僕が思い浮かべるひと」たぶんおんなじくらいの年齢 

恋愛関係にあるわけではないけれど、そうなりかけているような、そんなふたりが出てくる歌だと思っています。こどもでもおとなでもない年齢、っていくつくらいでしょうね。そもそも、大人って何歳なんだろうね。とにかく、「大人」というワードがでてくるので、そういう書き方をしてみます。たぶん「僕」はこどもとおとなの狭間にいるのだと思うので。

 

この歌は「Summer Vacation」という女性の声から始まります。どちらかといえばあどけない声。回想なのか、はたまたリアルタイムなのか。

心地良い熱さ 残るアスファルト 灯る街灯は 夜を始めた

夏のうだるようなジリジリと照りつけてくる昼間の太陽が沈み始めた頃、すこしぬるいあたたかさが残るアスファルト。熱は少し残っているので完全には夜ではないのだけれど、街灯がぽつぽつ灯りはじめて辺りが暗くなる頃。夏なので、少し日没は遅いと考えて18時過ぎ?物語の始まりは「夜」でも、次のパートですこしずつ時間軸は昼に向かって遡っていきます。アスファルトの温度で夕刻を想像させるの好き)

心地良いはずさ 温いアイスティー 熱帯びたのは 君のせいだからさ

「温いアイスティー」という描写が、「最初は氷がたっぷり入っていて冷たかったアイスティーがぬるくなるくらいに話し込んでいた」という時間の経過を意図していて粋だなと唸る。そして、温いアイスティーが気にならないくらいに夢中で話しこんでいることが「心地良さ」を更に助長する。のに、熱帯びたのは君のせいだからさ。熱帯びたのは、「僕」の方でしょうか。

 で、ここでサビが挟まるのですが、ちょっとサビを飛ばして2番にいきます。

狂おしいはずさ 君は言ったんだ 

さっきの「心地良い」が「狂おしい」という形容詞に変わって、狂おしいとは「じっとしていられないようす、心の平均を失いそう、心が乱れる」という意味。とにもかくにも、いい意味でもわるい意味でとっても心がざわざわしているという描写。君は言った「んだ」なので、さっきの1番よりも更に時間軸は遡っていて、1番の最後の「熱帯びたのは 君のせい」の要因はこのあとのセリフなのでは…と予想します。(韻の踏み方がとても気持ち良い…!)

付き合ったらさ 「楽しいかもね」

 最初は付き合ったらさが僕のセリフで「楽しいかもね」が君のセリフなのかな、と思ったのだけれど、なんとなくその次の展開を考えるとやっぱり君が「付き合ったら楽しいかもしれないね」と何気なく言ったのであろう、と思いました。この「if」話ってすごく線引きが難しいというか、「いや、それってどういう意味?」っていう。付き合ったら「(今よりもっと)楽しいかもね」っていう意味だと思うのだけれど、「たとえ話じゃなくて本気で付き合ってって言ったらどんな顔するのかな」という迷いとか「居心地がいいって思っていたのは自分だけじゃなかったのか」という嬉しさとか、期待とか…そういうごちゃまぜの感情がむくむく溢れ出てくるような。いや~~~~~必殺思わせぶり。こういう何気ない一言に一喜一憂しちゃうんですよね。(ちなみに、付き合ったらさ「楽しいかもね」のところで健太さんがライブで不意にしゃがんでお客さんと目を合わせにいくターンがあります。即死してしまう)

 

狂おしいはずさ 温いアイスティー 飲めば帰るだろ 僕は飲めなかった

 飲み終わるとこの楽しいひと時は終わってしまう=夜まで一緒にいられる関係ではないと悟っているのかなと考えました。この、昼と夜の描写は何度も出てくるのだけれど、僕と君が会うのは昼の間だけで。一夜を共に過ごすだとか、夜を越えることは恋人同士の関係の描写によくあるような気がするのであえて、夜を過ごすことができないことを主張しているのはそういうことなのかな…と。だからこそ、答えを出すべきなのか。さっきの一言でゆらゆら揺れる心の描写があまりにも美しい。僕が飲めなくても、君が飲み終われば帰っちゃうんだろうな。なんだか、そういうところも、甘酸っぱい…

 

そしてさっき飛ばしたサビ。1番と2番の後に歌われるサビ。一か所以外は同じフレーズが並んでいます。

会いたい気持ちは 昼の陽溜まりに 落として忘れて ほら、また寂しい

会いたい気持ちは 昼の陽溜まりに 置き忘れたフリして ほら、また寂しいだけだ

「夜中ずっと考えてしまうから昼のひだまりにその”会いたい気持ち”は置いていく」けれど、その”置いていこう、忘れようとするフリ”がいちばん悲しくて寂しくてむなしい。わざと目をそらすような描写が、やけに痛くて。自分の気持ちを正直に打ち明けられないことも、一緒に過ごせないことも、会いたい気持ちがつのるのも、全部全部、この「ほら、また寂しいだけだ」に詰まっている気がする。「ほら、また」だから1回だけじゃないくらい、何回も何回も反芻しているのだろうなと。あと気軽に会いたいって言えない絶妙な距離感を予期させる描写。気持ちばかりが膨れ上がるけれどどうにもできないやるせなさは、なんとなく夏の夜のあのぬるい風に似ている。

 

会いたいって簡単に言ってしまってもしこの「心地良い関係」がなくなってしまったら「思っていたのと違う」って言われたら…愛おしくて大切だからこそ、大切にしたいからこそ、わざと「忘れたフリ」して、気持ちに蓋をするのかな。昼の陽溜まりってあたたかくてほんわかしてやさしくてぽかぽかしているあのイメージだから、あのあたたかさに混ぜてしまおう、このもやもやを。みたいな。

2番の「寂しい」が一か所だけ「愛しい」なんですよね、愛しいで(かなしい)とよませる。愛おしい、愛らしいと思う気持ちに相反するような言葉のかなしいをあてがうのは。

 

夜は優しく僕を包むよ 昼の僕より大人にさせてしまうよ

夕刻から夜に近づいてきた描写から「僕」がかなり長い時間歩いていたのを想像させる。それくらい物思いに耽りながら歩いていたのかなぁ、とかなんとか。

夜がおとななのだとしたら昼はこども。大人になりたいけれど、なりたくない、近づきたいけど、いまの心地よさを壊したくない、そういう揺れ動く感情がみえてきます。優しく包む、というのが包容力のようなもののように思えて、おとなへのあこがれも描いているような気がします。

 

大人になって つかず離れず 温いくらいの温度で僕ら

大人になって 後悔をして それを「あの頃」と割り切って懐かしむのかな

 「心地良い」関係のまま。温くなったアイスティーのように、熱くも冷たくもない真ん中の僕ら。離れることもくっつくこともなく絶妙な温度感でいることが「温いくらいの温度」なのだとしたら、この「後悔」はどちらになるんだろう。近づきすぎることなのか、何も言わぬまま離れてしまうことなのか。

何年も前の恋をふと思い出すとき脳内に愛おしいと思っていた声やそのときの情景やにおいを思い浮かべる、あのなんともいえない胸のざわめきに似ていて。あぁ、わたしも「あの頃」と割り切って懐かしんでいるのか、と自分の体験に重ね合わせてしまった。

 

SummerVacationは夏独特のぬるい風を体にふわりと纏いながら、夜道を歩く。昼の出来事を思い浮かべつつこれからのことを思い浮かべているような曲だなと思っていて。「僕」は飲みきれなかったぬるくなったアイスティーを片手に、どこまでも歩くのだと思う。星が出てくる時間に差し掛かっても。サウンドも、落ち着いたどちらかといえば「夜」の雰囲気を醸し出す感じ。たまに出てくる話し言葉の歌詞も、自分自身に問いかけているようなそんな雰囲気を助長させている気がしてとても素敵。

夏の終わりのあのすこしさみしい気持ちや、ぬるい風のにおいがしてきていいなぁといつも思います。「僕」がこれからの未来、どちらを選択しているのかは描かれていませんが、フェードアウトしながら終わっていくのが未来に含みを持たせているというか…。未来への繋がりを示唆しているような風に思えて面白いなと思うしね。もしかしたら、sumikaの別の楽曲の主人公のアザーストーリーだったりして?なんて考えるのも楽しい。妄想が捗ってしまうな…。

 

あと、夏の曲って海!太陽!っていうイメージが強くてお日様がさんさんと降り注ぐあの灼熱の夏の描写(いわゆる日焼け止めクリームのCM曲的な…)が一番初めに思いつくけれど、都会の夏の夜、そして夏が終わりかけている(夏休みの終わり)という楽曲のもつ独特のもの悲しさや切なさがいいなぁと思いました。夏の終わりのあのなんともいえないさみしさが聴こえてくるよう。都会の夏の夜、っていいよね。ドラマチックな展開はないけれど、この描写こそがリアル。日常ってこういう感じでしょう。わたしは片岡さんが描く揺れ動く感情の描写が、大好きです。

 

 

---

あとがき

ということで、SummerVacationについてかんがえてみた。でした。

歌詞について考えることは多いのだけれど、ここまで時系列をなぞることがなかったのでとても楽しく魅力的な時間になりました。そして自分の読解力や創造力の欠如を思い知る。うう、語彙が欲しいぜ…もっと精進します。きっかけをくれたそぱちゃん本当にありがとう~!

冒頭にも書きましたがあくまで「わたしの感じ方・捉え方」なので、片岡さんやsumikaの皆さんがどんなイメージで描いたのかといういわゆる「正解」ではないアザーストーリーだと思っていただければ幸いです。皆さんの「SummerVacationについてかんがえてみた」をよろしければ聞かせてくださいね~!(私は、特にサビの解釈が聞きたいです…。)そしてSummerVacationはめちゃくちゃ素敵なすっばらしい曲だから、あの、えっと、聴いて。笑

さいごに。sumikaの「SummerVacation」は、こちら。MVも素敵だよ~!

www.youtube.com

MONOEYES "Interstate46 "tour 【僕らにとってのユートピア】

 

f:id:ycy3669:20200425232125j:image

 

MONOEYESのワンマンライブに行きました、昨年の11月の話です。今更感否めないけれど、過去の自分に忍びないので書きますね。(下書きに書いてあったのでそのまま進めるよ!着地点がわかんないよ!)

 

______

今までことごとくチケットの抽選は外れ、予定も合わずなかなか行くことができなかったのだけれど、満を持してやっと参加出来た特別な日。フェスでしか見た事がなかったのでワンマンライブを見るのはこの日が初めて。仕事を終えいつものごとく駅から爆走。1分前にライブハウスに滑り込んだ。重いドアを開けた瞬間、お馴染みのSEが聞こえる。

4人が登場した瞬間、会場の熱が上がった。ボルテージが上がるという感じ。1音目が鳴った瞬間の胸の高鳴りと、同時に聞こえた歓声とどよめき。ここにいる人達がMONOEYESのライブをどれほど楽しみにしてきたかがありありとわかった瞬間だった。全員がそれぞれに、今日の日に思いを馳せて、ライブハウスにやってきたのだ。そして各々、手を挙げたり、感情をむき出しにして踊ったり、ドリンク片手に揺れながら聞いたり、好きなように音楽に酔いしれる。ああ、これこれ。わたしの好きな空間、と1曲目にしてニヤニヤしてしまった。

「ライブハウスにもいろんな人たちがいるから思い通りになんてならないと思う。でも、お前らが毎日生きている場所でも、思い通りになんてならないだろ?だから、文句言ってないでしのごの言わずに楽しもうぜ???!?」

細美さんは全てお見通しだ、いつだって。そしてMONOEYESの4人はそれぞれが、ステージの上に立ちわたしたちひとりひとりと対峙してくれるのだ。

「お前らの人生に、完璧なんてないんだよ。俺の歌以外は。」と。あまりの格好良さに倒れるかと思った。(その後照れ笑いしていたけれど)

私は、誰になんと言われようとも細美さんの歌が好きだ。エネルギーの塊のようでごつごつした全身に歌が染み込んでいくような骨太い声。どこまでも飛んでいけそうな力がみなぎっていてそれでいて美しい歌声が好きで。なにより、愛おしそうに歌う姿が好きで。さらりと言ってのけるその姿はたまらなく格好よかった。

 

そしてメンバーそれぞれからの挨拶。

戸「おつかれ…  なんかさ、あんな格好いいこと言う人がバンドにいてくれてよかったです。」

細「あ、さっきの話?…でもさ、SNSであの部分だけ拡散されたらさ、なんなんだよこいつってなんだよ。…まあ、SNSでどんな風に拡散されてもいいよ、だって、お前らが俺がどんな風に言ったか知ってくれてるでしょ?それでいい」

全信頼を置いてくれている誇らしさ。嬉しかったな〜〜〜〜!

 

お次は一瀬さん!

一「今年はあんまり大阪に来れなくてごめんね!でも来年はたくさん大阪に来るから!今日もたのしかった!」

一瀬さんコールが鳴り止まず、ニコニコ。

「大阪のみんなは、スコットみたいな可愛い系じゃなくて、お父さん系が好きなのかな?」

 

「今日はスコットから重大発表があるから手紙書いて来たんだって」(ナナイロで細美さんが手紙を書いてきたからだろうな〜)

ス「手紙は書いてないよ〜!楽屋に、たこ焼きの差し入れがたくさんあって。めちゃくちゃいっぱいあったから、そのままだとゴミになっちゃうでしょ?だから、いっぱいたべたから、今日はジャンプが低いと思う」 

お客さんにかわい〜〜〜と言われるスコットさん。

細「わかる。最近俺も思うんだよ、スコットかわいいって」

ス「もう40歳だよ?!かわいいっていわれても。」

 

やりとりがいちいち微笑ましいんだよね。

なんだか、それぞれに良さが滲み出していてほんわかしていてよかったな〜。ばっちばちの演奏と相反するゆるさ。

戸高さんの「おつかれ」めちゃくちゃかっこよかったし、(同じ職場の先輩が戸高さんだったとしたら毎日きゅん死にしていると思う)いっせさんはずーーーっとニコニコしながら熱いドラムを叩いてらした!スコットさんはずっとピョンピョンしながら楽しそうに弾いてらして…!

ああ、4人ともこの日を楽しみにしてくれていたのだと伝わってきて、おんなじなんだなあって嬉しくなった。

聴いてみたかった、大好きな曲たちがこれでもかというくらいに連続で演奏される。汗だくになろうが、もみくちゃになろうが気にならないくらいに音に合わせてただただ音楽に浸って体を思うがままに揺らして拳を突き上げた。全身を使って音楽を受け止めるのはあまりに心地が良くて、ずっとずっとこの時間が続けばいいのになんてことを思った。

 

「段々みんな気がついてきただろう?お前たちが毎日生きている場所では、思うようにいっていないこと。こんなぎゅうぎゅうのところに来るためにお金を払って来る奴らなんて、変わってんだよ。世の中には、こういう時間や音楽を必要としない人たちがたくさんいるんだ。腹が立つことがあっても怒らず流すことが当たり前だと思っていたり、出されたものを食べて、テレビから流れて来る音楽だけを聞いて。行きたくもない飲み会に行って、ニコニコ笑ってさ。嫌いな奴の話を聞いて、え〜そうなんですかなんて相槌を打つ…そうやって生きていくことが普通、当たり前だと思っている人がたくさんいる。そういう人たちは、ある意味俺たちなんかよりも強い。そしてそういう人達は圧倒的に数が多い。

だから…おまえらとおれらは、なんというか…クズだ。俺らは、クズだな。情けないのかもしれないけれど、でも毎日一生懸命生きていることには変わりはねえと思うんだ。

いつもひとりで家にいるやつも、ここに来たらひとりじゃないだろ?そりゃ、これだけの人たちがいるから相違はあるさ、みんなおんなじじゃないだろう。でも、わりかし…似てんじゃないか?そんなことを思って書いた曲です。」

 

どの曲もとっても素敵だったのだけれど、わたしはこの細美さんの曲説とそのあとに演奏された「Borderland」のことを未だに思い出す。

何度和訳を読んでみても私には少し難しくてどういう意味なのか分からない部分が沢山あったのに、細美さんのこのゆったりと語りかけてくれた言葉たちとこの日の演奏を聴くとなんとなく楽曲に込められた想いが伝わってきた気がしてじんとした。それが細美さんが意図したものなのかはわからない。でも「正解なんてないし、受け取ったやつのその受け取った形が全てだ」と言ってくれるような優しさとおおらかさに甘えて、わたしが感じ取った MONOEYESからの愛を胸に溜め込む。

細美さんは私たちが生きづらい世界でなんとかやっていっていることを知ってくれていて、いつもそれに対して必ず話をしてくれる。生きづらいよな、それでも、どうしようもない時はここにおいで。どっかの街で俺たちは歌ってるから。ライブハウスにおいでと歌ってくれるのだ。だから、私は彼らの音楽をお守りにして自分の思い通りになんてならないちょっぴり生きづらいけれど、でも頑張ってみようかと思うそんな世界を1歩ずつ歩いて行けるのだと思う。

音源のBorderlandはあえてフェードアウトしていく形で最後まで歌を歌われないままに終わっていく。最後フェードアウトしていくような終わり方がこの先の未来への繋がりを示唆しているようでいいなあと思っていた。次のアルバムに続いていく一本道のようで素敵だなあと。

しかし本当は歌は最後まで続いていて、ライブでその音源にはない部分を最後まで歌ってくれたのだ。やられた。ライブハウスに来た私たちと、彼らとの秘密みたいで嬉しかった。粋な演出。

あと新曲のInterstate46 の歌詞を頭に思い浮かべながら聴くとやっぱりグッときた。

「ライブ以外に楽しいなあって思えることほんとないんだよな。ライブをやっている1時間半ほど楽しい時間はない。お酒飲んでる時楽しそうですよね、とかって言われるけどそれより断然ライブ、漫画読んだりもするけどね。」

私たちと同じだと思う瞬間がたくさんあっておこがましくも同じだね同じだって言いたくなってしまう。それは、嘘じゃなく建前でもなく本当の気持ちだってステージで演奏する姿を見ればすぐにわかる。だから、MONOEYESのライブに行くたびにわたしは全身が元気とエネルギーで満タンになる。楽しいを共有出来ることは、楽しい時間を一緒に作ることが出来ることは、この上ない幸せ。

 

MONOEYESのライブに行ったあとは、ああ、よかったなあ!たのしかったなあ!また明日からいっちょやったろか〜というとびきり幸せな気持ちで胸がいっぱいになる。もうそれだけなんだよね。勿論感動したり、心を動かされたり、あまりの演奏の美しさに涙が零れたり、4人のグルーブに興奮したり…はするのだけれど、そういう感情の動きの根っこの部分には楽しくて仕方ない!という感情があって。だからこそとんでもない大きさのしあわせなきもちで満たされるの。それってとてもとても素敵なことだなといつも思う。これからもMONOEYESのライブに行くたびに何度も何度もしあわせで全身満たされるのだろうなと。

 

またやろうぜ!って彼らがいつもライブが終わりがけになると言ってくれるから、わたしはまたあの重たいドアをあけてライブハウスから現実世界に戦いに行ける。いつだって、スーパーヒーローみたいに格好よく登場してくれるから、何の心配もせずに泣きそうになりながらライブハウスに駆け込むことが出来る。ライブが終わったら必ず、前向きになれるって知っているから。

 

「人生で何か一つだけ死ぬ気で頑張ったことがあるかなと思った時になかった。死ぬ気でってよく言うけど、死なねえじゃん。だから、死ぬ気でやってみたのが1枚目のアルバムを作った時。あれは俺の最高傑作、あれを越えることはないし、あれを作っている時に、早く出さなきゃほんとに死ぬって思った。俺は、死ぬ気でやったことあるかって聞かれたら、あるよって胸を張って言えることがひとつある。…そのときに、もう2度とやらねえって思ったけど。でも、来年もう一回やってみっから、楽しみにしてて。」

2020年は、MONOEYESのアルバムを作ると楽しそうに話していた細美さん。コロナウイルスの影響で、どうなるか分からないけれど。いつの日にか日常が戻ってきた暁には、「ただいまーーー!!!さあ、忘年会を始めようぜーー!」とかなんとか言って新しいアルバムを引っ提げて紛れもなく一等賞のメーター振り切れたみたいなめちゃくちゃ格好いいライブを見せてくれるのだろうなぁと今から楽しみにしています。健康で、元気でまた会えますようにと今は願うことしか出来ないけれど。強くなって、また会いに行けるように。自分が出来ることを頑張ろうと思います。

 

だいすきなわたしたちの、かけがえのない秘密基地。「僕らは楽しくて笑ってた 僕らにとってのユートピア」 また会いに行ける日が来ますように。

 

あ〜〜〜〜〜たのしかった!ってライブが終わったあとに細美さんが言ってらしたんだけど本当に楽しそうな顔をされていて嬉しかった。いつの日か「MONOEYESはみんなを笑顔にしたいからやってる」って言ってくださったことを思い出して、ああ、わたしはまた素敵な言葉と時間と思い出をいただいたなあと思った。たっっっくさんのしあわせをもらった素敵な1日でした。MONOEYESのライブはほんっとうにたのしい!

 

以下、どこかでお話していたであろうMCなどをメモっていたもの。です。

◻️「やっぱり砂糖とホップだけで作られたビールが飲みたい…でも、強くなりたいから…もうちょっと年取るのは後でいいかなと…だからね、俺が強くなるのを諦めたら、太るよ。笑」

◻️靴の落し物のやりとり。(靴が一足だけ落ちていてステージに)「え、靴一足ないのに気づいていない人なんているの?」「もしかしたら、めちゃくちゃシャイな人なのかもしれない」「ちょーだい!」「おまえの?」「ちがーう!」ちっ (舌打ちした)

「はあ、2年ぶりに舌打ちしたわ。」

◻️「みーちゃーーーーん!」「ほそみさーーーん!」「トディーーー!」「スコットーー!」「いっせさーーーーん!」…………今日は一段とおまえらよく喋るな〜と言われていました。大阪元気だった。

◻️戸「いわゆる、ぐーぱん?をしすぎて手が死にそうです。でも…飛んで来てくれてありがと」戸高さん本当にたくさんの方とグーパンチしてらした。男前。

◻️「スコットがキメるぜーーーー!」「ギターーー戸高いけーーーー!」「さぁいこうぜ!」毎度煽りが天才的に良い。

 

Twitter覚書より

[どこを切り取っても「楽しい」で溢れていた1時間30分。しあわせ以外の言葉で形容することばがうまいことみつからない。たのしい×1236548938だったし、しあわせ×123954796という感じでした。]

[戸高さんが「…おつかれ」ってめちゃくちゃいい声で言った瞬間にトキメキすぎて死ぬかと思ったし、最後、一瀬さんの投げちゅーを真似して、照れ照れの投げちゅーみたいなのしてたのが可愛すぎて死んだんですけど、あれはなんだったの]

[「お前らの人生で完璧なのは、俺の歌くらいだろ?」は勿論格好良かったのですが、そのあとの「SNSで拡散されて"なんだよこいつ"みたいになるな…でもいいや。だってここにいるお前らが俺がどんな感じで言ったか知ってくれてるもんな。それでいいよ」って言ってくれたの。#MONOEYES]

[MONOEYESのワンマン、ものすごくMONOEYESの音楽がすきなひとたち…というかMONOEYESというバンド自体がものすごくすきなひとたちが集まっているんだなあっていう熱さがひしひし伝わってきて、フロアのばっちばちのあっつあつさ!]

[ほんとにほんとにほんとにしあわせだった〜〜〜〜〜〜〜〜❣️MONOEYES納めかな…ちょっぴり寂しいけれど、来年の楽しみが沢山できたのでその日まで頑張って生きる。そうだよ、わたしたちの人生において完璧なものは、彼らの歌くらいだよ。]

[一瀬ぱいせんの投げちゅはいわゆる、"完璧な投げちゅ"だったんだけれど(プロの仕業) 戸高さんのやつはいないいないばあみたいな…お顔ぜんぶ手で隠してから、ちゅってするみたいな…わかる?めちゃくちゃかわいいの…(伝われ) 投げちゅ後のフロアの反応も好きだったな。笑 #MONOEYES]

[体調が優れなくてはけていった方にペットボトルのお水をはいどうぞってさりげなく渡している戸高さんを見た時に、あ〜…好きだなあ…と思ったんですよ]

ことばのプレゼントをあなたに 【わたしのお手紙事情】

 

わたしは手紙がすきだ。

 

「手紙を送る 」ということは「言葉を贈る 」ということ。こころにぶわっと溢れる様々な感情を言葉にして自分の文字でぽつぽつと綴る。わたしはこのプレゼントを選んで贈るように、ことばをえらび、ことばをおくるという行動が好きなのだと思う。

そして、「手紙」にまつわる"要素"に惹かれるものが多いのもポイントのひとつ。便箋、封筒、シール、マスキングテープ、筆記用具…羅列しただけで、そのすがたかたちを頭に思い浮かべただけで頬が緩む。

すきなものをならべて、つかってすきなひとにことばをプレゼントする。という行動がどれほど特別でたのしくてしあわせかということを噛み締める今日この頃(大袈裟?)  外出自粛の日々、思い切ってたくさんすきなひとに手紙を書こうと意気込んでいるので わたしのお手紙論を綴ってみようと思う。

 

ここでおはなしする手紙というのはいわゆる「ファンレター」のことです。

すきのかたちが100通りあれば ファンレターの捉え方も100通りあると思うので、"わたしなりのファンレター"のかたち を書いてみようかなと。よかったらみんなのおはなしもきかせてほしいので話題提起のつもりで書くよ。

 

☽⋆゚︎︎◌*⋆゜ おしながき  ☽⋆゚︎︎◌*⋆゜

○みためのこと
・レターセット?ポストカード?
・シールやマスキングテープの話
・宛名や切手はどうしてる?

○なかみのこと
・下書きはする?一発書き?
・書き出しはどうやって書こう…
・ずばり内容はなにをかいているのか
・便箋の枚数は?

○その他こころがけていること

 

レターセット?ポストカード?

「すきなひとに書くお手紙どんなの使うよ?」お手紙を書く上でいちばん最初に訪れる「たのしい!」はこのレターセット選びだと思う。

わたしはレターセットとポストカードをその時の気分や、書きたい内容の量など時と場合によって使い分けています。「あ、いつも書いてくれている子だな〜」とすきなひとに覚えてもらうにためには同じ封筒、同じ便箋やポストカードを使うことが近道だと思うのですが わたしはこの"レターセット選び"が楽しくてお手紙を書いているところが少なからずあるのであまりこだわっていません。まあ、そのあたりは人それぞれだよね。

季節に合わせたレターセットを選ぶのもたのしいし、すきなひとに似合うなと思う絵柄に出会ったときはなんだか運命を感じてしまうし。思わず手に取ってしまうのはすきなひとのメンバーカラーだったときは笑ってしまう。なんというか、この「すきなひとを思い浮かべてぴったりくるものをえらぶ」時間がとても好きで、わたしはこの時間を愛おしく思うのです。

 

たとえばこんなかんじ〜!!!

f:id:ycy3669:20200420122442j:image

おっと、シゲアキさんが登場してしまった。(いつでも顔が良いですね。大好きな古川紙工さん。

f:id:ycy3669:20200420122450j:image

タイプライターズで浮世絵が好きとおっしゃっていたので選んだ。ロフトにあったよ。

f:id:ycy3669:20200420123552j:image
f:id:ycy3669:20200420123548j:image

メンバーカラーにしよ!と思った時はこのあたりかな〜〜!

「これかわいい〜!」「春になったら使おう!」「あの舞台の後にはこれ!」とかなんとかと言いながら素敵なレターセットに出会うたびに買ってしまうので家にはレターセットが溢れています。多分探せばもっとある。(きれいに並んでなくてきたなくてごめんね)(紙博は沼)

f:id:ycy3669:20200420122759j:image
f:id:ycy3669:20200420122755j:image

うん、たのしい。

ささっと書きたい時はマリメッコのポストカードセットから好きな柄を選ぶこともあります。

これおすすめよ〜Amazonで買えます。3000円位。

f:id:ycy3669:20200420123206j:image
f:id:ycy3669:20200420123202j:image
f:id:ycy3669:20200420123157j:image

シールやマスキングテープはつかう?

たぶんこれもね、「覚えてもらうには」封筒をとじる時も同じシールやマスキングテープで貼ることが近道だと思うのだけれど、わたしは毎回レターセットが違うので色合いやイメージに合うものを使うようにしています。

ロフトや雑貨屋さんに定期的に行き「持っていない素敵なシールがないかパトロール」を開催します。そしてたくさん買う。私よ、せめて箱に入る量でおさめような。

f:id:ycy3669:20200420123953j:image

まあ紙モノは出会いだからね〜〜!ビビッときたらお財布と収納場所に相談して買おう!

 

宛名や切手はどうしてる?

舞台を観劇した際にファンレターを出す場合はいわゆる「プレゼントボックス」があるのでそちらに入れます。その場合は封筒に「どなた宛てのものなのか」がわかるように。年齢性別関係なく全員封筒には○○様 って書きます。

郵送する場合は住所に間違いがないように気をつけて書いて送るよ。切手も本当はこだわりたいのだけれど、切手にこだわりはじめると際限がない気がするのでわたしは一般的な切手です。たまにシールタイプの可愛いのを使うかな〜

 

下書きはする?一発書き?

大体どんなことを書こうかな〜と考えることはあるけれど下書きはしません。基本的にはなんとなく書きたいことを頭にうかべて→そのまま書きなぐるスタイルなので読み返すと「なんか繋がってなくないか?」「結局どういう意味なんだ?」となることはしばしば。まあ、綿密に練られた素敵な文章を書きたい時は下書きを書いてことばをさがしてぴたっとハマるものをみつける工程を楽しめばいいし(そしてiPhoneにはメモ帳という便利なものもある!)情熱のままに思うがままに自分の感情をさらけ出すように書くことがあってもよいのかな〜と思っています。…つまるところあんまり考えすぎるとなにも書けなくなってしまうので、私の場合はあんまり深く考えすぎずに書きます。笑

ちなみに筆記用具はゲルインクのボールペン0.5

 

書き出しはどうやって書こう?

これ…………みんなどうしてる???毎回1番悩むのが書き出し。毎回おんなじでいいのだと思うのだけれど、良い定型文が思いつかないので結局のところ毎回困る。朝読むならおはようだけど昼ならこんにちは夜だったらこんばんはだしな はじめましてでもないし時候の挨拶はかたすぎ!?え〜〜〜どうしよっか〜〜〜〜〜!元気ですかって書きたいけど距離感近すぎかなあ…………………

 

…………………………

 

ま、いっか。と悩みすぎて1周回って最終的に適当になるのが世の常であります。

要望メールなら「こんにちは。いつも楽しく番組を拝聴しております」とかそんな感じだし、お手紙もそんな感じで良いのかな?と最近は思うようになってきたので、書き出しは挨拶から始めて、「いよいよツアーファイナルですね!」とか「毎日のリハーサルお疲れ様です!」とかそういうふうに書くのは自然で良いかなと思います…………。だんだんこの感じで書いていて良いのか不安になってきたけど進みます。

 

内容はどんなこと書いてる?

基本的には観劇後なのだとしたら、その内容やパフォーマンスについての感想。雑誌やウェブでの連載を読んだ感想なら、その内容についてなど、自分が伝えたい!と思ったことについて詳しく愛を綴ります。

好きだなと思ったことや、話を聞いて嬉しかったこと、新しいお仕事が決まって嬉しいと思ったこと、CDを聴いた感想や、テレビでのパフォーマンスを観て好きだと思ったところ。面白いと思ったことや、感動したことなどなど…すきなひとたちがこちらに届けてくださったものを受け取りました!届いていますよ!しかもしかもわたしは特にこんなところが好きですよ!そしてなによりあなたのことがだいすきですよ!ということを伝えようと心掛けています。(ここまで一息)

 

わたしのファンレターは本当にそれだけです。

 

上手な文章が組み立てられるわけでもなければ文章力が抜群にある訳でもないけれど。でも、一生懸命ことばを尽くして気持ちを伝えたいなあと思うのでそれだけは毎回頭に置いてお手紙を書こうと意識しています。

 

しいていうならば、基本的にはですます調の敬語で書いています。自分の日常のことはほとんど書きませんが「こんな場面であなたの歌を思い出して励まされた」とか「つらいことがあっても乗り越えられたのはあのライブに行ったからです!ありがとうございます!」みたいなことは書くかな…。そうだな、そういえばそういうのはめちゃくちゃ書いている。

字は丁寧に書くぞ〜と意気込んでいるしもし万が一間違えたら破棄しちゃうこともある。そのあたりは本気です。とにかく丁寧に書いています。わたしの"文字"で伝える意味があると信じて。

 

枚数は何枚くらい?

多分読む側からしたら2枚くらいがちょうどいいと思うし、なんならポストカード1枚にまとめた方がスッキリ読みやすいとは思う。

でもな!!!!!まとまらんのや!!!!!(フォントサイズ最大にしたいよここは)

 

というわけでわたしはスッキリまとめることを諦め、そのときに書きたいだけ書きます。2枚のときもあれば4枚のときもあるし、1枚のときもある。いつも暑苦しくてごめんなさいと思いつつ送ります。一晩寝かせて読み返すといつも死にたくなるけど結局そのまま送る。でもいいんだ、それがわたしの本当の気持ちなので…ラブレターってそういうもんじゃないですか?(開き直り)

 

f:id:ycy3669:20200420193528j:image

f:id:ycy3669:20200420193535j:image

f:id:ycy3669:20200420194507j:image

 

…………恥ずかしさはありますがまあこれくらいならば載せても大丈夫だろう!というものを選んでみました。雰囲気はこんな感じです〜〜〜〜〜!ね、文章めちゃくちゃだけど、愛は伝わるでしょ。笑

 

その他こころがけていること

手紙を書くことが義務にならないようにしています。「あ、書きたいな!」と思った時に書くっていうその気持ちを大切にしているので、仕事の繁忙期はなかなかお手紙が書けずにヤキモキすることもあるのだけれど、「義務感で書いたお手紙なんて、そんなの、想いが伝わらねえだろ!?!?と」心の中の熱い女Aの人格が問いただしてくるのでまあ、書ける時に書きたいだけ書こう。という気持ちでいます。

 

 

 

____________

 

という感じで、わたしのお手紙事情については!たたもうと思います!書くの楽しかった〜めちゃくちゃ長くなっちゃった、読んでくれた人ありがとうございました。みんなのお手紙事情もよかったらおしえてね。おすすめのペンとか!知りたい!

 

すきのかたちとおんなじだけすきのつたえかたもある!でも、個人的にはすきなひとが困った顔したり辛い想いをしたり悲しい想いをするような言葉や、傷つくような言葉を送るひとにはなりたくないと常日頃から思っています。どんなことがあろうとも。わたしは、できるだけもらったエネルギーをそっくりそのまま送り返すことができるような、太陽みたいなふんわりあたたかいにおいがするそんなことばを贈ることができる人でありたいと思います。

 

そして、だいすきだよ、応援しているからね、いつもあなたの存在に救われているよ、そしてなにより、本当にいつもありがとう。って心の底から思うことをおっきな声で叫んで届くようにお手紙を書きたいなと改めて思うのでした。

 

だいすきなひとたちへ。またお手紙書きますね。いつもいつも重すぎる愛を、受け取ってくれてありがとう。これからもよろしくね♡♡

 

 

 

WORLDISTA雑記 -大好きなNEWSのコンサートの話-

「ねえ、シゲちゃんのことめちゃくちゃすきなんだけどどうしたらいいかな!??!」

 

こちらは2019年のNEWSのツアー、「WORLDISTA」大阪城ホールのコンサートが終わったあとの私の発言です。

 

「シゲちゃん」とは呼べないので加藤さんと呼んでいたはずなのに、なぜかずっと「ねえ!!シゲちゃんがすきだよ!!!どうしたらいい!!すごくすきなのよ!!!シゲちゃんが!!!」と一緒にコンサートを観にいっていた親友に言い続けていた……と思う。すき!すき!と言い続け、本当に迷惑だったと思うけれど正直あんまりその時の記憶が無い。

しかし心底加藤シゲアキさんのことが好きだ!と思ったのは事実だしシゲちゃん!シゲちゃん!と普段から慣れ親しんだ呼び名ではないのにそれを連呼するくらいには様子がおかしくはなっていた。

そしてシゲちゃん!シゲちゃん!が終わったあとは「あ゛ーーーわたしNEWSがすきだ………!ますださんもこやまさんもてごしくんもみんなすきだー…」と続き、やっぱり様子はおかしいままだった。

 

 

 

 

こんな魔法をかけられる予定はなかった。

 


でも こうなることは偶然なんかじゃなくて必然で、運命だったのかもしれない。

 

 

 

煌めく照明の中で、ピンク色の灯りに照らされてやわらかく笑う4人を見つめながら、そんなことをぼんやり思った。

 

 

 

____

 

この記事は2019年のNEWSのツアー、「WORLDISTA」の公演を観おわったあとに色々と書き綴り下書きに残していた文章に加筆したものです。そもそも記事は途中までしか書かれていなかったし、どんな風に話を結びたかったのかコンサートの何を伝えたかったのか…は約1年経った後に読み返した自分にもよく分からないけれど 2020年の「STORY」の幕が上がらない今、何となく書き残しておかなきゃいけないんじゃないかと思って続きを書いているところです。いわゆる"お気持ち"ブログだし WORLDITAを紐解くなどといった素敵なブログでもないのでゆるく読んでいただけると嬉しい、です。

 

______

 


大阪城ホールは立ち見の人がすごく多くて。1000人ほどが立ち見で見ていたらしい(!)

5日の最終公演。ご縁があり城ホールの中に入ることが出来た。チケットは「立ち見」立ち見は人生3回目、もう3回目だからプロと同じようなもんよ〜などと息巻いていたけれど、整理番号は入場人数の真ん中位だったためもう既に殆どの場所は埋まっていて。ビジョンを見ることを諦め(ビジョンだけじゃなくて、2階建ての2階のステージはなんにも見えない)解放席の横、本当の真横(いわゆる見切れ)から見ることにした。

こんな経験、二度とないかもしれない。

ステージが何も見えないなんて経験したことないと始まる前からワクワクが止まらなくて変なテンションだったし、真隣に立っていた係員のお兄さんは引いていたと思う。ごめん。

 


ステージが見えないということはもちろんビジョンも見えないのでステージが見えない時は会場の後ろにある小さいビジョン(スクリーン?)を双眼鏡で覗くスタイル。はじめてビジョンを双眼鏡で覗いた…シュールな2人組。アイギアを上げて人差し指を口元に当てるところはもちろん見えなかったのでそのお姿を想像してワーッて言った。きっと今日も加藤さんは宇宙で1番かっこよかったと思うよ……………。(この辺りでお察しだと思いますがレポとかではないですよ、これは、なんでしょうか…備忘録です…………)

 

DEAD END でようやくお顔が見えたのだけれど、なんと!立ち見は!あの船が!目の前!目線!まさかすぎる展開!しかも!増田さんが!こっちを見て手を振っている〜〜〜〜奇跡〜〜〜〜増田さんありがと〜〜〜〜〜!普段は下から見上げる形だから気が付かなかったけれど、彼らは遠くの遠く遠くまで見てくれているのだなあと思って嬉しくて仕方なかった。

 

U R not alone  加藤さんが上手側にスタンバイしにこられた時、あまりにも美しくて、ただステージの上に立っているだけなのに、その美しさに固まった私。何も言えないままただただ加藤さんの姿を目に焼き付けたくて、その場に立ちつくしたまま、気が付けば加藤さんを見つめていた。

 


「拝啓 あの日の僕へ 今はココに立っています 誰かに笑われた夢を 今もココで 見続けてます」

 

ココのときにステージを指さす仕草がとても好きで、大好きで。ステージに立つことを、アイドルでいてくれることを、選び続けて「ココ」に立っていてくれていることが やっぱりとびきり嬉しくてうっかり泣きそうになった。…歌詞に私情を投影しすぎ感は否めないが、「選び続けてきてくれた」んだもんね。続けることを、歌うことを、アイドルでいることを。……………やっぱりさ、嬉しいよね。ああ〜…この場にいられることも、コンサートに来れたことも、かれらの歌声を聞く事ができることも、一緒に歌えることも。楽しくて嬉しくて幸せ。そんなことを考えながら、想いながら聴くU R not alone この日は歌詞に自分を重ねるのではなくて、4人を自然と重ねていた。

 

加藤さんは、自分のパート以外はほとんど制作開放席の方を見てくれていたと思う。ほとんど。わたしたちに歌声を煽る時も、ほかのメンバーのパートの時も。ずっとスタンドの方を見て頷いて、口ずさんでいたような気がする。その姿を見たときにああ、嬉しいなと思った。みえているのだなぁ、私たちからみえるように、加藤さんからもみえるのだ。そして、みようとしてくれているのだ。捉えようとしてくれているのだ。近くたって遠くたって関係ないと言ってくれるように、見上げてくれる顔があまりにも好きだった。

その加藤さんからみえる景色の一部になれているしあわせを噛み締めながら拳を突き上げた。


URを歌う前に、イヤモニを外してらっしゃったような気がして(もしかしたら私が作り出した都合のいい何かかもしれない) 私たちの歓声やC&Rの歌声を聴いてくれようとしているのだとその姿を見て10年前、初めてNEWSのコンサートに行った日のことを思い出した。

 

オーラス、ダブルアンコールの後。みんなが口々に言う「ありがとう」の声を イヤモニを外してひとつずつ聴いてくださったときの愛おしそうにそのことばたちを噛み締めるように受け止めてくださったやわらかい微笑みで溢れた横顔がとっても素敵で。私はきっとこの横顔を、この表情を、ずっと忘れないだろうし、こうやってわたしたちの声を刻みつけようとしてくださるあたたかさが好きだ、きっとこの人のことがずっと好きだ、と思った。だから、たまらなく嬉しかった。あの頃からなんにも変わらず大切にしてくれるのだなあと。

 

理由なんて本当はないのかもしれない、たまたまかもしれない、偶然かもしれない、なんに考えていないのかもしれない。でも私は加藤さんのことがどうしても好きだから、そんなふうにして思い出を重ね合わせてしまって、これでもかというくらいにどうにも嬉しくなってしまう。ごめんね、勝手に。でもね、嬉しかったんだよ。

 

UR を歌う加藤さんがすきだ。すべてを振り絞るようにすべてを出し切るように、歌詞が持つ力強さをめいっぱいの力で投げるように、拳を握り締めて、髪を振り乱して、エネルギーのかたまりを放出するように全身全霊歌う姿がすきなんだよなぁ。あと、増田さんと向かい合って歌うところ大好き。エネルギーを交換し合うみたいで、投げ合うみたいで好きなの。伝わる?

 


…まあそんなこんなで、見えない時は踊り狂い(小山さんソロはペンライトを投げ捨ててずっと踊り狂いました。小山さん、かっこよすぎません?足何メートルあるの。長すぎ。衣装似合いすぎ。大好きです。)

見える時は双眼鏡おばさんに変身し、まるで家なのかな?と思うくらいにリラックスしながら、WORLDISTAの世界を味わった。

立ち見は席がない分踊っても横の人とぶつからないし、後ろに人がいないから後ろの人を気にすることなく踊ったりペンライトを振ったりできてその辺はとてもストレスフリーでした。ただ、席はないけどね。つらいね。腰が痛い。

 

WORLDISTAは有難いことに、様々な席に入らせていただいたこともあって色んな角度からステージをみることができた。正面から観た時は、ステージの鮮やかな色彩。場面ごとにかわるがわるめまぐるしく回っていく展開に合ったセットや演出が大画面のビジョンにうつる。一気にWORLDISTAのいわゆる"仮想空間"の世界に惹き込まれた。圧巻だった。

また、アリーナのセンターステージ付近で観た時は、天井から降ってくる紙吹雪があまりにも美しいなとみとれたし、全員で目配せをして声出しをして気合を入れてから踊る楽曲が数曲あって、彼らのエネルギーを近くで感じることが出来た。

スタンドから見える美しい光の海、トロッコに乗って会場を回ってくれる優しい笑顔。天井に近い席にもと上の方まで上がってきてくれる。

 

どの席からも、どの角度からも、違う楽しみ方ができる。味わうことが出来るコンサートだと改めて思った。NEWSは距離を感じさせないコンサートをいつも作ってくれる。だからどの席だとしても違う楽しみ方ができていつだって楽しい。次はどんなコンサートをみせてくれるのだろう??きっと、わたしたちの想像や予想なんて軽々越えていい意味で裏切ってくれるのだろう。そして、どんな場所で見ていたとしても彼らとの距離を感じないくらい近い距離で歌ってくれるのだろう。アイドルとして最高にしあわせな空間を作ってくれるのだろう。

 

小山さん、増田さん、手越さん、そして加藤さん。WORLDISTAが終演したあと電車の中で「STORY」のことを知った時友達と飛び上がって喜びました。いつだってわたしたちの「未来」をとびきりしあわせにしてくれる魔法をかけてくれるNEWSの4人が、今、そしてこれからもずっとしあわせでいてくれることをわたしも願っています。

会える日は少し先になるようだけれど、NEVERLAND EPCOTIA WORLDISTAそして

STORY。4部作の完結編を観ぬまま死ぬなんて絶対に悔やんでも悔やみきれないから、絶対に、何がなんでも元気で、健康で、会いに行きます!!!!!ねえみんな元気?私は元気です!!!!!!

 

あ〜何が書きたかったんだろう。まあいっか。STORYを楽しみにしているオタクでした。おしまい。とりあえずコロナめ…覚えてろ……

 

 

 

ばとんをやってみたよ

そぱちゃんがやっていたバトンがたのしそうだったのでやりま~~~す。
それにしてもめっちゃくちゃなつかしいねばとん!自担が質問してくれるバトンとかね。あったよね、みんなやったよね。

 

じゃにーずおたく自己紹介ばとん!

 

【名前】

ゆこ

働き始めた頃くらいから名乗り始めた名前なんだけれどもう自分の本名よりもこっちで呼んでくれるひとが増えてきて名前に愛着が湧いてきたな~○○子っていう響きがすきでそこからとりました~ゆこちゃんとかゆこちとかって呼ばれるよ~

 

【今の担当は?(複数可)(推しでもどうぞ!)】

名前:加藤シゲアキさん

好きなところ:私があなたを好きな理由~100個ぐらい正座してちゃんと言えるから~って歌い始めちゃいそうなくらいたくさんあるので割愛。

担当になったきっかけ:2008年加藤さんがまだ「加藤成亮」だった頃に行った「こんなんやってみました」という初舞台を見たこと。まあ、この12年間の間にはいろいろあったのでそのあたりはおいおい話していこうかしら。17歳の私は、「恋に落ちるというのはこういうことか」ということをこの舞台を見たときにぼんやりと思ったのでした。それくらい出会いはドラマチックだったよ~ 加藤さんの脳みそに恋をした17歳。

多分生涯いわゆる「担当」と呼ぶ人は加藤さんだと思いますが、すきなひとはたくさんいます!

HiHiJets(パフォーマンスがとても好き。あとステージを構成する演出力がすごいな~と思う。でっかい野望を掲げているところもいい。国立競技場に立つ姿がみたいな、HiHiJetsっておっきなこえでさけぶから!特に好きなのは作間くんです。しなやかなダンス!かわいいお顔!不思議ちゃんだけど和やかで穏やかなところ!すき!君が高校生だなんて出会った時は知らなかったぞ〜〜〜!)

Aぇ! group(気が付いたら好きになっていた、手のひらの上で転がされています。6人それぞれが魅力的でみんなまるごとだいすき。それぞれの素敵なところがグループを強くしていくのだと思う。この先の未来を一緒に見ていけるのが楽しみ~~~特に好きなのは正門くん。リア恋って言われているけれど彼はプロのアイドルでありリア恋だと個人的には思います。いつも一生懸命で、愛おしい~パフォーマンスが好きなのは佐野くんだな、手足がなげぇ)

…って熱く語ってみましたが、どのグループも好きだし、多分根っからの「ジャニーズエンターテイメント」が好きな人なのだと思います。

 

【いつからジャニヲタ?(きっかけも是非)】

2004年くらいかな~(え!こわっ)


【好きなシンメorコンビ(への思いも是非)】

NEWSは4人なので加藤さんと他3人への思いを書きますね(迷惑)

コヤシゲ 加藤さんの愛の比重が重くてたまに怖い時がある。コヤシゲ~♡って素直に見ていられない時があるけれど、まぁそれは置いておいて…小山さんの存在が加藤さんのことを何度も何度も救ったのだなぁと思う。かけがえのないシンメであり、かけがえのない親友なんだろうなぁって。これからも、加藤さんをよろしく小山さん。たまにとられるマウントに完敗しているオタクより。コヤシゲのラジオのときの加藤さんの楽しそうな声が好き。あと、お誕生日恒例のケーキ鷲掴み(!)も。こやま↑さんって呼ぶ加藤さんいいよね、好きすぎてこわいけどね。取らんから安心して。

テゴシゲ 太陽と月。でも、わたしテゴシゲすきなんだよなぁ~~純粋にかわいい。コンサートの後によくごはんにいくのもこのふたりっていうのもいいし、そのごはんのときに愚痴っている加藤さんのことを「でたでたぁ~~~~」って適当に聞き流しているらしい手越さんがめちゃくちゃいい。(雑誌より)

シゲマス 仕事人コンビ。シゲマスのふたりの考えることとものづくりとコンサートに絶大な信頼を寄せているので。毎度毎度ふたりがクリエイティブなところで仕掛けてきてくれるのにまんまと引っかかるのがあんまりにたのしくてなりません。なんとなくビジネスパートナーっぽいところも、お互いがお互いに信頼を寄せているところも好き。お誕生日プレゼントの交換、かわいいよね。

あとNEWS内ではないけれど、加藤さんと丸山さんの絡みがすき。まるちゃんなかよくしてくれてありがとうね~~~~~~~

 

【1番心に残ってる現場】

全部の現場が宝物なので、1番といわれるとう~~~~~~ん、ちょっと1時間もらってもいいですか?

「ずっとこの人についていきたいな」と思ったのは紛れもなく2017年 NEVERLAND 広島公演の U R not alone を聴いた時なので、私の分岐点はやっぱりNEVERLANDなのかな~

 

【初めて行った現場】

大阪松竹座で行われた「関ジャニ∞のサマースペシャル」(なつかしい!Anotherの次の年のやつかな?大倉くんと安田くんコンビが「妖精」と言われるきっかけとなった舞台です。)
舞台の内容はほぼ覚えていないけれど、ショータイムで花道を歩いてくる横山さんのあまりの美しさにおののいたことだけはずっと覚えているな…!

加藤さんの初現場は上でも言った通り、加藤さんのひとり舞台。「こんなんやってみました」 メッチャクチャ楽しかったんだよ~~~~!

 

【最近行った現場】

ジャニーズだと、年始の京セラドームで行われた関ジュのコンサート。(まんまと推しを増やして帰ってきた)

ジャニーズ以外だと、sumikaofficial髭男dismの対バン(めっっっっちゃくちゃよかった)

 

【次行く現場】

NEWS 「STORY」の予定です。みんなが健康でいてくれることを今は願う。

 

【記憶に残ってるファンサ】

いつもアリトロが来ても、スタトロが来ても後姿な感じの運の持ち主だし(笑)ファンサうちわを持たないので「わたしだ…」という確証を持てたのは1回。でもずっと忘れないだろうなぁ。
ここに詳しく書いた。お時間ある方はどうぞ~

 http://yyy6996.hatenablog.com/entry/2018/05/06/231424

【好きな曲TOP3(理由もあればどうぞ!)】

えっ、これまた選べないやつじゃ~~~~~~ん!
選べないので最新アルバム「STORY」のわたしのおすすめ3曲にしますね。

1 Perfect Lover NEWSのアルバムにあるおしゃ恋愛曲~ めちゃくちゃ好き。みんなも好きだと思うよまず聴いて。
2 何度でも   大好きな向井太一さんが提供してくださった曲。歌詞は彼らの軌跡、いわば「story」が込められているしサウンドはシンプルシティポップ感~聴いて。
3 Narrative 加藤さんソロ曲。今年もシゲシゲしい、加藤さんにしか紡げない世界の楽曲を届けてくれました…聴けば聴くほど音楽の海に溺れていく。心地よい浮遊感。聴いて。

最新アルバム「STORY」どう考えても名盤だからみんな聴いてくれよな~~~~~~3曲しかあげられなかったからあれだけど、SEVENとかエスとかトップガンとかNEW STORYとかぜんぶいいよ~~~~クローバーとかねぇ~~~~~!きいて!(圧がすげぇ)


【好きな振り付けTOP3(好きポイントも…!)】

加藤さんの歌詞にあったジェスチャーがとても好きです。1.2.3って数える時はマイク持ってる手の小指から数えていくの色気どばどばしてるので…あれ、これ振り付けじゃないじゃん?(みんな4人全員が爆裂ビジュアル整ってるEPCOTIA ENCOREを見てくれ。お願いだから…)


【自分がJrになれたらバックにつきたい曲(複数可)】

想像できない、どうしよう。ダンスが苦手なもんで…とりあえずNEWSKOOLで加藤さんグループに入ってわちゃわちゃする、でお願いします!!!!!

 

【1番好きなペンライト】

味スタの苺可愛かったなぁ~~~~~!


【1番好きな衣装】

増田さんの衣裳どれも可愛いから迷っちゃう…!ネバランのときのピンクのストライプ?みたいな衣装とEPCOTIAの写真がいっぱいついてる衣装かな~個人的にENCOREの衣装すきなの。かわいい。みんな見てくれ(出た)

 

【よく買う雑誌】

ペラっとした質感じゃない紙質の雑誌が好き。でもテキストがたくさんあったら何でも買っちゃうな~

 

【この映像は見て欲しい!というオススメ】

○カカオ2018-2019(少クラバージョンもENCOREもいい。色気ダダ漏れ加藤シゲアキをみて)
○夜よ踊れ(これ好きじゃないオタクいたら教えてほしい)
…って書いてたらね、全部見てほしくなっちゃうので割愛。みんな~~~~私と一緒にNEWSのDVD見る会しよ~~~~~?

ライブじゃないんだけれど変ラボの合コン会はいろんな意味で心臓が100個くらい必要でした。


【ジャニヲタになる前の趣味は?】

気が付いたらずっとジャニヲタだったからそんなのない(つらい)


【最近気になっている子】

関ジュがみんな可愛くて困っています!!!!だれか!!!!たすけて!!!!(めっちゃたのしい)

 

【最後に一言!】

ウルトラ長くなっちゃった♡そして中身はほぼない♡読んでくださってありがとうございました~たのしかった~~~

だいすきなAIUEOのワークショップに参加した話

 

わたしの大好きな雑貨屋さんの名前は「AIUEO」

コンセプトは「ハッピーをあなたから」あなたとあなたの大切な人をハッピーに。このコンセプトがとても好きなことや、なによりお店に行くだけでわくわくしたりたのしい気持ちになったりするので、わたしはAIUEOに学生の頃から通うようになりました。

大阪のNU茶屋町にある AIUEO では不定期でワークショップが開かれていて、そのワークショップは「自分の手でつくる」テーマのものが多くいつか参加したいなあと思っていたのだけれど、今回念願の初参加を果たしたのでそのブログを書きたいと思います。ただただ「かわいかった!」「たのしかった!」と言っているだけのブログです。

 

 

 

__

 

今回のワークショップはその名も「かわいい袋をつくる」 年末友人とAIUEOに訪れた時、クラフトペーパーの横に飾られていたマチ付きの袋や、取っ手付きの袋を見ながら「どうやって作っているんだろうねえ?かわいいね!」と言い合っていたのでその作り方を教えていただけるなんてこんなにも幸運なことがあるのか!?と始まる前から興奮していました、落ち着け。

作業台に敷かれていたシートは、私が大好きなミックスジュース柄の布でした。細部までかわいい。

f:id:ycy3669:20200223054748j:image

まずは、好きな紙を選びます。(たくさんのAIUEOのクラフトペーパー、折り紙!今は販売されていないペーパーもありました。)もうこの時点で楽しい。そしてどれも可愛いので1枚に絞れない。それぞれ、自分が好きな紙を選んだ後は店員さんがひとつひとつの工程を丁寧に教えてくださります。(質問にも丁寧に答えてくださるよ!)(難しくてつまづいても手伝ってくださるよ!)

f:id:ycy3669:20200223085552j:image

f:id:ycy3669:20200223083437j:image

 ハア〜〜〜〜〜〜可愛いよう……………!

そうそう元々ね、AIUEOの商品の中で大好きなもののひとつがクラフトペーパーで、ひたすらかわいい紙を買ってはおうちに溜め込んでいました。(現在わたしのクラフトペーパーは、ほぼノートの表紙に使われています)

f:id:ycy3669:20200223083848j:image

クラフトペーパーをノートに挟むだけで何の変哲もないノートが特別な自分だけのノートになったように、「渡す相手が喜んでくれるかなあ?」なんて考えながら封筒を作るのはとっても特別でいとおしい時間でした。そして、完成系を想像しながら、自分なりのスパイスを加えてアレンジしてゆくのも楽しい。

f:id:ycy3669:20200223084639j:image
f:id:ycy3669:20200223084643j:image

1時間でもりもり作った。もりもり。もはや工場。内職。基本の封筒の作り方が分かったらあとはひたすらアレンジ!友達の可愛いアレンジを真似っ子したり、店員さんと色合いを考えたり、めちゃくちゃ楽しかった〜!

私たちはオタクなので「このサイズ、チケット代渡す時の封筒にピッタリじゃない?」「わかる、1000円札折るの嫌だもんね」「わ、これはCDプレゼントする時にぴったりー!」「もはやチケットファイルやん、これ」と何を作ってもオタクごとに繋げてしまってゲラゲラ笑っていたのだけれど、その姿をにこにこあたたかく見守ってくださる店員さん…ものすごくうるさかったのに「ワイワイ作っていただいて嬉しいです!」と言ってくださるの…。(優しい!)AIUEOの店員さん、皆さん気さくでほんわかしていてあたたかくて大好き!

 

てづくりの楽しさを改めて噛み締めたワークショップでした。そして、封筒作りという新たな遊びを覚えてしまったので引きこもる日が増えるであろう…………。

また参加したいなあ!(そしてこの後全員AIUEOで爆買い) つーちゃん、ねえさんありがとう〜〜〜ふたりと終始爆笑しながら作れたのめちゃくちゃ楽しかったです!

f:id:ycy3669:20200223085516j:image

 

2020.0101 ホリエイタス

今年の年越しは、ZEPP ダイバーシティにて。そして2020年一発目のライブは、大好きな細美さんとホリエさんのいわゆる「ホリエイタス」のおふたりの弾き語りライブでした〜〜〜〜。豪華すぎるお年玉。

f:id:ycy3669:20200101101836j:image

細美さんは転換の時にお酒片手にふらふら〜とスタッフさんに混ざって転換を一緒にされていてそのままサウンドチェック。「そっち寒い?」「あついー!」「じゃあ、仕方ねえな。こっちめちゃくちゃ寒い」「え、これ?白ワイン。」などとフロアと会話しつつゆるやかな空気が流れる。うわ、こんな感じで始まるんだなあ…とわくわくしているとホリエさんは眼鏡姿で登場して細美さんに「ホリエくん、メガネめずらしい。」「今日はメガネキャラでいくの?」「いやメガネ…」と執拗にメガネにツッコミを入れていたし、「老眼?」って聞かれて「いや、老眼じゃない。遠くて見えづらいんだよね」と返すふたりの間にもゆるやかで穏やかな空気が流れていて、もう既にその空気にメロメロだった。めちゃくちゃいい雰囲気。「もっと残ってる人、少ないと思ってた。」「みんな残ってくれてどうもありがとう。」「アルカラもさぁ~アンコールとかしろよなぁ、俺ら、転換中とかでよかったのによ…主催者の後にライブする馬鹿がいるか?」と初っ端から全方位に向けられた言葉たちのシャワー。

 

「今日は、お酒を飲んでいる人は…あんまりいないかな。乾杯して始めたいんだけど…いやぁ~…ホリエくんの長渕剛のモノマネめちゃくちゃ面白いんだよ。え、そんな簡単には…ねぇ?そんな簡単にはうた「固い絆に~(乾杯の歌い出し、長渕さんボイス)」」

この茶番…どういう展開で進んでいくのかもうわかりきっているのになんだかほっこりしたし、ホリエさんの全力のモノマネに一番ウケているのが細美さんという図が面白かった。
サビはみんなで歌って~と煽られ、みんなで乾杯を歌い、サビの一番盛り上がるところは「ホリエくんにピンスポ!」とリクエストし、というなんとも自由な空間。
ふたりのファン以外の人たちの壁をぶち破っていく感じが、なんとも心地よくて。距離のつめ方がいいなぁと思ったし、「いろんな場所で歌を歌ってきた」からこそ得た心の掴み方だなぁ、と思った。

細「あぁ~~~~~面白かった」
ホ「細美くんは、今日CDJで歌ってきたでしょ?俺、これが一発目だからさ…なんか声が綺麗すぎたね。ぶちつよボイスっぽくなかったわ」
細「ぶちつよ…?(きょとん顔)」
ホ「あぁ、つよぶち?もうちょい、しゃがれ感が必要だった気がする」

いつものライブハウスで見るばちばちとした感じからほど遠いゆるさ。これぞ元旦、深夜1時の弾き語り。

細「ささやかな、幸せってあるじゃない?たとえば…お餅を食べるとか、お雑煮を食べるとか」
ホ「どっちも餅だね」
細「…ふはは、そーだな。ま、そういうささやかな幸せ。そういう歌です」

「My Instant Song 」を細美さんとホリエさんふたりで歌う…なんて贅沢な!お年玉感がすごい。お互いが主旋律とハモリをいったりきたりしながら順番にうたうのが、贅沢なカラオケみたいで良かったし、何よりふたりともめちゃくちゃ楽しそうで雰囲気がとてつもなく良かった。細美さんが途中のパートをすっとばしてショートバージョンになって終了。

細「2020年も、めっちゃ間違えるっていうね…笑」

 

細「ここからは、細美のジャイアンリサイタルを開催しようと思います。ホリエファンの方々は少しの間寝ていていただいて…」と。

ホリエさんは微笑みつつ、袖にはけて、ステージの上には細美さんだけ。どうやら、ここからは1人ずつが歌うようだ。チューニングをしながら「♪お~れ~はジャイアン~ガ~キだっいっしょ~…」って小さい声で口ずさんでいた細美さん少年のようだったな。

細美さんの弾き語り、初めて見たのだけれどお客さんとラフに話しながら進めていくの。まるで、自分と1対1でお話してくれているのでは?と錯覚しちゃうくらいの距離感。

「あぁ~…ホリエくんがいたときは…なんでも歌ってくれたのにな…俺が、間違えても…すぐに歌ってくれた。あぁ、ホリエくんがいたらなぁ…あぁ…誰か…代わりに歌ってくんねぇかなぁ」って天井を見上げながら言うもんだから「もしや、誰か代わりにゲストボーカルが来るのか?」とざわつき始めるフロアに向かって「お前らに言ってんだよ!歌ってな、一緒に」とカラッと笑って歌い始めたのはMONGOL800の小さな恋の歌。すこし、テンポはゆっくりめで横に揺れながらまったりと聴き入ってしまうような小さな恋の歌だった。サビはすべてハモリパートを歌う細美さん、メインボーカルはお前らだろうと言わんばかりにひたすらハモリパートを大きな声で歌う姿がめちゃくちゃ格好良かった。そして、細美さんにハモってもらうなんて、贅沢すぎない?高級なカラオケ?おいくら払う?なんて思いつつ、拳を突き上げて大きな口を開けて歌った。

「聴いてるだけでも楽しいけど、みんなで歌ったらもっと楽しいだろ?」って目じりを下げて言ってくれる細美さん、すっごく素敵だった。細美さんは「楽しい」を共有してくれる人なんだよな、もちろん「楽しい」だけじゃないんだけど。どんな気持ちも受け止めて共有してくれる強さが好きだ。最後に歌ったサビの声は、すっごく大きくてフロアと細美さんの声が重なっていたからこそ歌うのも、聴くのも、気持ちよかった。

涙そうそうは、レディクレの公開録音のときに歌ってくださった時の記憶が強くて。細美さんが日本語の歌を歌うの好きだなぁもっと聞きたいなぁと思ったきっかけになった。「時間って優しい。」と言っていたあの優しい声色を思い出して、涙そうそうを歌う時の細美さんの声色はいつも以上にやわらかいなぁと。オレンジ色の夕焼けみたいな声だった。聴き入っていたのに、歌終わりの「涙そうそう、NDSSでした」っていうもんだから思わず笑い泣きしてしまった。「LOW IQのいちさんがさ"みーちゃん、今日も歌うんだろ?NDSS"って言うんだよ。涙そうそうのこと、NDSSって略して言うのいちさんくらいだよ、ほんと」って言ってらしてほっこり。いいなぁ、こういう感じ。

次はアル中の歌です、っていうもんだから何を歌うのだろう…と思ったらSIA の 「Chandelier」という曲でした。「俺がすごく好きなアーティスト。1.2.3って数えてから飲む、1.2.3って数えてから飲む…それをくりかえしていって数がわからなくなるまで飲むっていう…そんな歌詞。うまくできたら拍手して」って始まった。ほんわかしていた空気が一瞬にして張り詰めるっていうのが正しいのかな。細美さんの弾き語りであんなにダークで、空気を切り裂くような声はじめて聴いた気がする。「1.2.3 1.2.3 drink」っていうフレーズがリフレインするんだけど、それがめちゃくちゃシビアで。どんどんクレシェンドしていく切迫感がギリギリのところを攻めてくるような感覚でめちゃくちゃ格好良いんだけれど、何かが憑依しているような強さがあった。ちょっぴりこわいぐらいだったんだよ曲によって声が変わっていくの。どの曲も素晴らしかったのだけれど、このChandelier、もう一度何かのタイミングがあれば聴いてみたいな。歌い終わり、ものすごい静けさの中拍手が起こって。「おー、ありがと。最初ずっこけたけどねぇ」って笑っていた。

そしてTwo Little Fishes さっきのChandelierでジャブを食らいまくってへろへろだったので、心がふっと落ち着くような声にほっとした。細美さんの声に呼応するように体が自然と揺れていて、いつの間にかこの曲が自分の中に染み込んでいるんだなぁと思った。フロアの声と表情をにこにこ眺めながら嬉しそうに歌っている表情が朗らかで、こっちまで笑顔になった。細美さんの笑顔って見ているだけで幸せになる気がする。「We get younger…あ、ちがった We get older ふはは」って間違えたところをお客さんと目を合わせて笑い合って、次がyoungerだなぁ、って口ずさむ声に合わせて歌っているところもすごく良くて。心の距離がめちゃくちゃ近いなぁって改めて思った。勝手に親近感を感じてしまうよ…「ずっと立ちっぱなしでしんどくない?大丈夫?ごめんね、俺だけ座ってて」なんてこちらを気にかけてくださる配慮まで。うわ~~~~好き。

 

「さあ、そろそろジャイアンリサイタルも終わりです。」「またこうやって歌う機会があったら…まだメンバーにも何にも言ってないんだけど。ここで音を一緒に鳴らせたらいいなぁって思う曲を歌って終わります。帰り道、寂しくならないようにお前の手を握ってくれる人がいてくれますように。落ち込んだ時には肩を抱いてくれる人がいますように。…世の中そんなにうまくいかねえってわかってる。でも、それを願うのは俺の勝手だろって歌です。」からはじまった Make A Wish

本当に私たちのしあわせを祈るように、願うように。ぽつりぽつりと紡いでくれる言葉たちがあんまりにも愛に満ち溢れていたから涙がこぼれて仕方なかった。愛されているなぁと思ってしまったし、お前がしあわせでいてくれたらいいんだよって言ってくれる優しさとあたたかい灯りのような安心感でいっぱいの声に抱きしめてもらった。泣くなよな、笑えよって顔して笑う細美さんが力強くギターを弾いて歌ってくれたMake A Wishは宝物だなぁ。2020年のお守りにします。

「せっかく、おめでたい日なんだからよ、もっと大きな声が聞きてぇな!」みんなで拳を突き上げて、拳と拳を合わせて約束をするように一緒に歌ったあのしあわせに満ち溢れた時間のこと、ずっと忘れたくない。

「笑えるときは、笑って生きていきましょうね」「2020年、あなたはあなたの人生の主人公として生きてくださいね」言ってくれた。いつでも細美さんは「笑えない日は無理して笑わなくていいんだよ」って言ってくれるからこそ、笑えるときは笑おうなって言葉がまっすぐ染み込んできた。やさしくて強くてかっこいいひとだなぁ、いつだって細美さんはわたしにとってのスーパースターでスーパーヒーロー!と思った30分間。

 

そしてホリエさんが袖から登場。「ホリエくん、曲の紹介して」とおもむろに言われて、またメガネのことを突っ込まれ(何回もメガネ、メガネって言うの)ホリエさんはメガネをはずして「大丈夫、この曲は覚えてるから!見なくていける!」って言っていたのすっごく可愛らしかったなぁ。メガネをはずして「これはねぇ、初めてやりますね。ふたりで…」ってゆっくり曲説しはじめたら細美さんはお手洗いに行きたかったようで、限界が近いから早くやろうと急かす。紹介してって言ったのに。(笑)

「はい、じゃぁやります。Funny Bunny」タイトルを言っただけで全員めちゃくちゃ沸くの。すごいよね。私もめちゃくちゃ叫んでしまった。いやぁ、お年玉すぎるわ。

 「君の夢が叶うのは誰かのおかげじゃないぜ 風の強い日を選んで走ってきた」ピロウズ先輩、めちゃくちゃ沁みます…!エルレのカバーを死ぬほど聴いていたので感慨深かった。ふたりの声が重なったときの計り知れないエネルギーの大きさたるや!もう、味方になってくれたら敵なし!無敵!感がすごかった。今このタイミングで聴けたのはやっぱり運命だ、音楽に出会うタイミングって絶対に引き合わせみたいにして起こるんだよ。2020年のお守り、ふたつめ。ひとつひとつのフレーズを目配せして、ふははって笑いながらうたうふたりの空気と温度感がとってもすてきで。うわぁ、ずっと浸っていたいなぁって思った。

「じゃ!」って言って袖にはけていく細美さん、袖にはアルカラ始め後輩たちがみんないたみたいで。即けらけら笑い声が聞こえてくるの、めちゃくちゃよかった。

 「ストレイテナーホリエアツシでーす」ゆるい、纏う空気がめちゃくちゃ柔らかい。

おもむろに歌いだしたのは、coldplayのyellow私はあんまり洋楽を聴いてこなかったのでぴんとこなかったのだけれど、ホリエさんが歌うとホリエさんの曲に変身しちゃうんだなぁと思いながら聴いた。ストレイテナーの曲なのではというくらいの馴染み方がすごくて、あぁ、いっぱい歌ってきたんだろうなあと思ったし多分すっごくこの曲のこと好きなんだろうなぁって分かった。好きだからこそ、あんなふうに楽しそうに愛おしそうに歌うんだなぁと。「こぉ~るどぷれ~い!」って歌い終わった後に言ってたのかわいかった。「なんかね、袖から歌い始めたときにフォーって言ってくれる仲間がいて。あぁ、こうやって言ってくれる人がいる限り、ずっと歌を歌いつづけたいなって思いました。年老いてステージに立てなくなっても、ずっと歌を歌いつづけたいなって今、思った。」ってニコニコしてらして、ちょっぴり泣きそうだった。ずっと歌っていてほしい。

そして彩雲。ひえーーーー、1週間のうちに大好きな彩雲を3回も聴いてしまった。1週間のうちに摂取できる彩雲の致死量ギリギリラインなのでは?などと意味の分からないことを思いつつ聴いた。何度聴いても、美しくて光が差し込んでくるようなこのあたたかい光みたいなうたが大好きなんだよなぁ。バンドの音が合わさってドラマチックに展開されていくのがもちろん素敵なのだけれど、アコギの音であたたかみを纏う彩雲もまたちがう良さがあって、どちらも好きだ。歌詞の内容がちょっぴりお話の世界みたいでロマンチックなんだよね、それがあのたまにしか現れない彩雲にピッタリな気がしていいなぁっていつも思う。彩雲を聴くときはいつも胸の前でお祈りポーズをしてしまう、ついつい。痛いって言わないで。

次が覚星という曲で、曲説なくそのまま歌い始めだった。わたしはストレイテナー初心者のため知らない曲がほぼなんだけれど、この曲もはじめましてだった。第一印象は「なんだか、宇宙みたいだなぁ。…広い宇宙みたいな曲」だった。高い高い空に吸い込まれてしまいそうな美しい曲だった。ホリエさんの声が伸びやかでメロディアスなメロディーにぴったりだからこそ、そう思ったのかなぁ。サビのメロディラインがとっても美しかったし、なにより歌詞が綺麗なの。「雲が切れ光が矢のようにまっすぐに降り注ぐ」「夜が来て夢が星座のように一面に浮かび上がる」…素敵。美しい詩を読み上げる朗読のようなゆったりとした歌い方と、感情を爆発させるような歌い方が混在していてそれがあまりにも美しかったんだよなあ。サビの字振り、というかリズムの刻み方?が珍しくて癖になる。すぐに好きになった。

だいぶ酔っぱらっている細美さんとホリエさん。途中で袖から普通に登場して細美さんが雪っこを取りに来るし、他のお酒も取りに来るの(そしてなんにも言わず袖に戻っていく)シュールでそのたび、お客さんと目を合わせて笑っていてその空気がよかった。予定調和じゃない感。

「そうだな~…お正月。あたたかい灯りの、灯りのねある場所で、あったかくして過ごせますように。ふふふ、灯り」って言って始まったんだけど、噛み倒してたし、なかなか言いたいことがまとまらずうまく言えなくて「まぁいいやこれで」みたいな感じの言い方だったのがすっごく愛おしくて。「か、かわいい…」となった。上手じゃなくても、その一生懸命込めてくださった言葉たちへの想いは届いてくるね。「灯り」は真夜中にこっそり飲むホットミルクみたいにとろける甘さと優しさが詰まっていて好きです。こういうラブソングを歌う時の、聴いた瞬間溶けてしまいそうなホリエさんの声好きだなぁ。実際に、溶けそうな人いっぱいいた。あぶない、溶けてなくならなくてよかった。キラキラ光るイルミネーションの光の眩さ、というよりは暗い夜道を歩いている時に遠くに見えるお家からのやわらかい光、のほうが似合うなぁと個人的には思う。シチューのCMとかよくないですか?(何の話)

吉祥寺」って言ってイントロを弾き始めたホリエさんだったんだけれど、イントロの音に合わせてお話が始まるの。「ホームタウンなんですよ、吉祥寺。僕、出不精だからなかなか街に出歩いたりしないんだけど、細美くんが飲みに誘ってくれる時はいつも”吉祥寺でいいから”って言ってくれるんです。」ってふははって笑って歌い始めてたのすっごくよくて、きゅんとした。そのエピソードがあんまりにもふたりの関係性やふだんの何気ないときの空気を纏っているからこそ、それをふわっとイントロに乗せて話してくださるの嬉しかった。吉祥寺に降り立ったことがないので、今度降り立ってみようと思います。吉祥寺をはじめて聴いた時からずっとそう思ってるの。あの曲は「ストレイテナー」のホームタウンの歌なんだけれど、私にとってもそういう街があるから。だから、わかるような気がするんだよね。においや、音や、温度がふっと思い起こさせる記憶のこと。「どっか 余所余所しく」のどっか、の前にジャランって強く弾くストロークの音とか、サビ前に上り詰めていくようなアコギの音と重なる声とか。弾き語りだからこそ聴こえてくる音が足音みたいで、良いなぁと何度も思った。何度聴いても何気ないエピソードが羅列されたこの曲が好きだなぁと思う。「永遠みたいに」のときに3拍子のリズム(?)で弾くフレーズ天才的で好きだ。勝手に隣でギターを弾いてくれている感覚に浸ってにやけた。

そして、シーグラス。1番のサビが終わった後「ワーープ!」って叫んで、最後のラスサビに飛んだのめちゃくちゃ笑ったし、面倒くさくなったのかなんなのかわかんないけどそのお茶目さが愛おしくて、ますます好きになってしまった。ちなみにワープにいちばんウケているのはホリエさん。予期せぬワープはずるい。

そして細美さんが袖から再登場。

細「さっき袖で結構うるさくしちゃってたからさ、ホリエファンの人に怒られっかなぁって思ってたんだけど、」

ホ「いないよ、そんな人」

細「みんな優しくてさ、怒ってなかった。でも、ホリエファンの人に”シーッ”ってされた。”いまホリエくん歌ってるからシーッ”って。」

口の前に一本指立ててシーッってされたらしいジェスチャーに笑うホリエさん。

ホ「え、シーッてされたの?いいなー…俺もされたい、シーって」

細「え?」

ホ「よくない?シーッってされたいわ、俺。あのさ、居酒屋とかでちょっとうるさくしちゃっておかみさんとかに”シーッ”って。されたくない???」

細「…俺はされたくない。できれば誰にもされたくない」

ホ「ふははははは」

…ここは居酒屋ですか????深夜2時の居酒屋ですか??

ホリエさん、めちゃくちゃ羨ましがった上に、謎の性癖を暴露した感じになってしまってめちゃくちゃ笑った。そしてそれに「え、何それ。何のツボなの」みたいな感じで意味が分からんって真顔で対応する細美さんがめちゃくちゃ細美さんだった。

ここでROCKSTEADY です。深夜2時、アラサーの女、爆泣き。(笑)だって嬉しかったんだもの…!トリビュートの時はまだストレイテナーに出会っていないし、ナナイロは仕事の都合でチケットを手放したし(ずっと言い続けてしまうな、これは) もう聴ける日、来ないだろうなあってずっと思っていたので。いつぞや、ラジオでの対談で細美さんがROCKSTEADYの話をされていて。その時の記憶がずっと鮮明にあったから、聴けてとっても嬉しくて。そしてナナイロの悲しみも少し晴れました、少しね。ふたりがかわりばんこにメロディを歌うの。サビで拳を思わず突き上げたくなる伸びやかなメロディライン。めちゃくちゃ気持ちいいよね。アコースティックバージョンだったけれど高まっていくパワー、ずっと鳴っているアコギのじゃかじゃかの音。お互いがお互いをハモる時のハーモニー。天井を突き破りそうなエネルギー…いやあ、すんごかったなあ、圧倒的王者感。なんかね、細美さん、ほんとにめちゃくちゃROCKSTEADY大好きなんだろうなってのが伝わってくる笑顔で歌っていて。何回も目を合わせて笑っていて。ホリエさんも、細美さんが歌う番になった時は、お客さんの方を見ながら「細美くん歌ってるよ〜」とでも言いたいようなにこにこ顔でひとりひとりとアイコンタクトを取っていて。ああ、2人で歌うことをとっても楽しんでいるのだなあと思った。"嬉しい"という感情を爆発させてしまった…そしてやっぱり大好きな歌です。

このあと ELLEGARDEN金星をふたりで歌った。贅沢すぎる。お年玉…ご褒美…おもむろに、ホリエさんがキーボードで美しいメロディを弾き始めて、ふたりでめくばせしながら歌い始めたのめちゃくちゃびっくりした。メロウでゆるやかな金星。まるで宇宙みたいだった。キーボードの音がそうさせていたのかなあ? 

歌い終わったあとの「びっくりしたでしょー!」という顔にやられた、びっくりしたよ!!!!!「ねえ、この夜が終わる頃 僕らも消えていく そう思えば 君にとって 大事なものなんて いくつもないと思うんだ」 最後に選ばれたのがこの曲だったのは、夜更けが近づいてきた時間帯にぴったりだったし、大事なものなんて、そんなにたくさんはないけれどこんな夜のことっていつまでも忘れないんだよなあ、これが大切ってことなんだよなあと思った。

 

細「俺、昔千葉の船橋に住んでたのね。6畳の部屋で、パカって開けてCD入れるやつ…わかる?カセットテープが2つ入ってダビングもできるっていうアレ…コンポっていうのかな。それでCD聴いてたんだよ。初めてストレイテナーのROCKSTEADYを聴いた時、"すげえ、天才だ…"って思ってそこからアルバムをかかさず買って聴いてた。その頃はさ、まだテナーともホリエくんとも出会ってなかったわけよ。それがさ、今聴いていたかよ?さっき一緒に。俺、ホリエくんとROCKSTEADY歌ってたんだぜ???」

ホ「ROCKSTEADY歌ってからだいぶ経ってからその話してくれるんだね。」

細「そこから導かれることは…」

ホ「お、導かれることは?」

細「いいよ、笑え!人生なにが起こるかなんてわかんねぇってことだ。目の前にある小さいなと思うことも、何に繋がるかなんてわかんない。」

みたいなことを言ってらして、出会いとか縁って言葉では言い表せない計り知れないものだよなと思ったし、常々自分のコツコツ何かを頑張った先で点と点が線になって繋がればいあなあと思いながら日々生きているからこそ、その細美さんの話は胸に突き刺さったし背筋がピンと伸びた。どこでどうなるかなんて、わかんないからこそ面白いし、わかんないからこそ、楽しいんだよね、人生。

 

そして、最後はアルカラの稲村さんを呼び込む。

稲「いやあ〜〜〜〜〜恐縮です…!あの、ライブ見せていただいて…初詣にもう行った気分です!!!音楽の神様…!!!」

細「音楽の神様〜🎶」(突然踊り出す)

ホ「それ、広瀬香美やないか〜!」

まさか、広瀬香美さんのロマンスの神様、細美さんバージョンが聞けるとは。さては、酔っ払っているな???(※だいぶべろべろ)

稲「全員呼び込んでいいですか?!みんな袖でいるんですよ!ホントに全員まだいて!ほんのさっき、LEGO BIG MORLだけ、どうしても帰らなくちゃ行けなくてすんません〜〜って帰ったんですけど…」

ホ「え、レゴが1番俺の舎弟なのに??」

稲「俺が2番手になるんでお許しください〜〜〜〜」

ホ「うそ、うそ!(おおわらい)」

稲村さんめちゃくちゃ愛おしい!そしてセンスがめちゃくちゃ良い!言葉選びが好き!となって、ニヤニヤしてしまった。そしてなにより音楽が好きで、人が好きで、愛に溢れた人なんだろうなあって短い時間だけど伝わってきた。

 

細「明日は晴れるかどうかわかんねえけど、ブルーハーツの青空を」

肩を組みながら楽しそうに歌うブルーハーツの青空で大団円を迎える。お客さんも一緒になって歌う、みんなが嬉しそうで幸せそうな深夜2時。凄まじくピースフルで、優しい時間。この世で今一番幸せな空間ってここなんじゃないかなって何回も思ったし、なによりステージにいる人もフロアにいる人も関係なく全員がニコニコ笑顔だったのが最高に幸せだった。

 

細「ありがとうございました!あのね、ホリエくんがほんっっとうに酔ってるから今日は帰ります!またね!」

ホリエさんの方を見ると側転しながら爆笑して袖に戻って行かれていて、すごい年の幕開けだな、と思ったのでした。側転…!笑

なにかの流れで、稲村さんと頭ポンポンし合っていてときめいたし、細美さんはフロアとステージを眺めてしあわせそうに目を細めてらしてときめいた。あの場所にはね、愛が溢れた人しかいなかったんだよ。

 

まだ陽も昇らない闇夜の下をひたすら歩いた。冷たい風がほっぺたに当たるたび、寒いなあって思ったけれど心がずっとぽかぽかあったかくて、わたしの心を照らしてくれるのはいつだって音楽だし、その大好きな音楽を鳴らす人達なんだなと思った元日の夜明け。また新しい年が始まる。今年も素敵な音楽とともに日々を過ごしながら、一緒に年を重ねていけるしあわせを噛み締めて。

 

以下、覚え書きのMCやらなんやら。

 

 愛が心の真ん中にある話。

「本当にその人のことを好きで大切に思うならどう思われるかな?とかこんなこと言ったら嫌われるかな?とか思わないだろ?俺の心の本質の部分には愛があるわけ。」

 

 

 はぁ~~~~~~~楽しい楽しい楽しいしあわせな夜でした。おしまい。